第8回研究会 日時:2015年6月1日(月)10:30-12:00 場所:立命館大学BKCキャンパス トリシア 環境都市系第1会議室 出席者:深川、市木、伊津野、里深、樋口、佐藤、塩見、川崎、藤本、石田 議事: 1.話題提供  樋口教授より「東日本大震災に学ぶ悪臭問題とその対策」として、臭気に関する基本と東日本大震災を始めとする災害時の臭気原因と対策について話題提供があった。現在の臭気判定はセンサーによる計測ではなく、人の鼻による判定が一般的であることや、東日本大震災で最も強い悪臭源は腐敗水産物、水産加工品であり、そのほかには底泥、がれき、下水処理場、漁具、木の腐敗・カビ臭等があったこと等の話があった。 2.ディスカッション  石田研究員より、今後の研究の進め方について考え方の整理がなされた。今後、環境防災研究会としての成果を5年後に出すことを目指して研究を推進することとした。滋賀県を主な対象とし、大雨が降った時にどのような被害が想定されるか検討することから始めることとする。