DOS コマンドプロンプト


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プログラミングを習うにあたって,「コマンドプロンプト」というものを使う必要がある.ここでは,その「コマンドプロンプト」について学習する.

まず,「スタート」メニューから「プログラム」→「コマンドプロンプト」を選択すると,下図のような背景が黒のウインドウが開く.

実際には,C:\>の前に何行かある場合もあるが気にしなくて良い.(ここで,Cの後ろはコロン“:”.)

このウィンドウでは,今までのウィンドウズと違って,自分でキーボードから命令(すなわち,「コマンド」)を入力して操作する.上図に表示されている「C:\>」は現在のフォルダーを示しており,命令を待っている状態を示し,「プロンプト」と呼ばれる.これが,このウィンドウが「コマンドプロンプト」と呼ばれる理由である.入力する命令は大文字,小文字の区別はされないため,どちらで入力してもよい.

今までは,「フォルダ」はアイコンで示されていたが,「コマンドプロンプト」ではアイコンではなく,名前だけで表現しているのが大きく異なる.今まではアイコンをマウスでダブルクリックしながら「フォルダ」や「ドライブ(CD,フロッピー等)」を移動していたが,コマンドプロンプトではコマンドを入力する必要がある.

まず,この「ドライブ」,「フォルダー」の移動から覚えてみよう.例えば,上図では現在Cドライブの一番上のフォルダー(\より後に何もないので・・・)にいる.ここからDドライブに移動したい時は,「D:」と入力(先ほどと同じで,Dの後ろはコロン“:”.)し,[Enter]キーを押す.入力は必ず半角英数字ですること.
そうすると,のようにDドライブの一番上のフォルダーに移動する.

次に,Dドライブの中の「Temp」フォルダーに移動したい場合は,プロンプトの後に「cd temp」と入力し[Enter]キーを押す.そうすると,のようにディレクトリーを移動できる.

また,フォルダーの中に保存されているファイルを確認したい時は,「dir」と入力して[Enter]キーを押せばよい.すると,のようにファイルの一覧が表示される.
上の例では,ファイルが1個しかないが・・・・.表示される内容は,フォルダーによって異なるのであまり気にしないこと.(注意:上図では「ディレクトリ」という表現が使われているが,「フォルダー」と同じ意味.)

以上のように,「コマンドプロンプト」からファイルを見つける事ができる.プログラミングでは,この「コマンドプロンプト」を用いてソースファイルをコンパイルし,プログラムを実行していく.詳しいことは,次のページで学習する.とにかく,ここではドライブやフォルダーの移動,ファイルの確認が出来るようになること.Dドライブの「temp」フォルダーを使って,プログラミングの授業を行います.


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