情報の処理・表現方法 〜身近にある水環境〜
ここでは、主に情報の収集,および伝達に着目して授業を進めていきます.もちろん,伝達するためには集めた情報の加工・再生も必要となります.
題材として,環境を構成する重要な要素である水を取り上げます.皆さんの生活の中にも深く関わっているにも関わらず,あまり意識してこなかったと思いますが,これを機会に興味をもって欲しいと思います.現在,日本には数多くの河川,湖沼,海といった水域があります.これらの水域から,自分が興味を持った水域を取り巻く環境について情報を収集し,情報をまとめ,文章や図を用いてクラスの他の人達に掲示できるものを作成できるようになる事が目標です.
演習内容:
- 情報収集
Web,図書館などを利用して情報を収集
- Wordによる情報伝達
Wordによる図形描画,表作成方法を学ぶ
レポート作成(Word)
- ホームページによる情報伝達
ホームページ作成方法の基礎を学ぶ
レポート作成(HP)
レポート作成のポイント:
- どのように情報を収集したのか明確にする
情報源・情報収集のときに工夫した点などはあるか
- 水環境についての詳しい説明を述べる
選んだ理由・水域・場所・地点・良いところ・問題となっていること・特徴・規模・水量・水質・生態・歴史・周辺との関わりなど
- 分かりやすい・適切な表現方法を用いる
文字ばかりでないか?著作権を侵害している図はないか?
水域の検索について:
「水域」だけで検索しては膨大な量のデータが表示されると思います.最初に,水域のある場所で選ぶのか,テーマとする環境問題から選ぶのかなどを決めてから検索すると良いと思います.また,水域・環境問題の種類や詳細などは図書館で知ることもできます.自分で工夫して探すようにしてください.
課題についての注意点:
- ワード,HPとも同じような内容で良い.
- HPには参考にしたHPへのリンクを作成すること.
- レポート内容としては,「タイトル」,「水域の名称」,「場所(どこにある水域か)・地点(その水域のどの箇所を取り上げているか)・規模(大きさ,長さ)」,「選んだ理由・特徴(良いところ・問題となっていること等)」が必須.「水量・水質・生態・歴史」,「周辺との関わり」などは可能であれば記述する.
- 提出方法は授業中に指示する.
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