構造系3研究室対抗・第1回スパゲティブリッジコンテスト
- ゆでていないスパゲティを使って、美しい橋の模型を作り、その出来映えを競う競技。
- 使用材料:生協のスパゲティ、瞬間接着剤。
- 設計条件:スパン40cm以上、幅員6cm以上、500円硬貨4枚を重ねたものを移動荷重として載荷することに耐えること。
- 審査員:小林、伊藤、伊津野、平尾
- 審査項目:強度、デザイン、重量、たわみ、設計書
- 1999年10月28日(木)審査が行われた。各研究室から概要説明があり、載荷、計測、構造的評価が行われた。
構造研:側面に観覧施設のついたアーチ橋。アーチ構造が桁剛性の増加にも役立っている。中央部の上部アーチが橋台までのびていた方がベターか。機能以外のデザインが少し多い。強度は十分にあり、アーチ部分が効果的である。
橋梁研:山間部に建設するすっきりしたデザインの上路アーチ橋。上部の補強トラスが強すぎる嫌いがある。対傾構、橋台部分のモデル化があった方がよりよい。重量は他研究室の橋梁が60gr台なのに比べ、100grと少し重い。強度は十分にある。
耐震研:河川公園に設置することを想定した斜張橋。橋台側のケーブルは橋台中央に定着したほうがよい。模型としてはケーブル材が桁に比べて強すぎるきらいがある。ケーブルを桁の内側に定着したため、幅員が小さくなった。総合点は高かった。
審査結果
- デザイン賞は橋梁研の作品:スパゲティという材料の特性を生かした軽やかさと機能美が評価された。
- 優勝は耐震研の作品:適度なたわみ、軽さ、設計計算、仕様など、総合的な評価から決定された。
審査後パーティが行われ、デザイン賞の表彰のあと、優勝研究室が発表された。耐震研究室に賞状、優勝カップと副賞が手渡された。
来年度、第2回コンテストが行われるので、興味のある人は連絡されたい。
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