今日から、いよいよfortran言語を使ったプログラミング演習を 行います。

1.まず、テキストエディター(gedit)を使って、下に示したプログラムを作成します。 ファイル名はrei1.fとします。

      program rei1
      integer i,j,n,nf,nn
  1   read(*,*) i
      nf=1
      nn=1
      n=1
      if (i .GT. 2) then 
        do j=3,i
        n=nf+nn
        nf=nn
        nn=n
        end do
      endif
      write(6,100) i,n
 100  format(i6,2x,i10)
      stop
      end
2.次に、GNOMEウインドウを立ち上げ、次のように打ち込みます。

% g77 rei1.f

この作業は、今ほど作成したプログラムを、計算機が実行可能なプログラムに翻訳して、 a.outというプログラムを作成することです。
% ls
を実行して、a.outというファイルが作られたことを確認しましょう。

3.つぎに、今作成したプログラムを実行してみましょう。GNOMEウインドウで
% ./a.out
を実行してみましょう。そして適当な整数(1から60までの整数)を打ち込んでみてください。 打ち込んだ数と、計算結果が示されるはずです。計算結果は何を表すかを考えてみてください。

4.入力する数として、45から50までの整数についての計算結果を書きとめてください。 46のときの結果と47のときの結果をくらべてみて、なぜこのようになるかを考えてください。

5.時間に余裕がある人は、次の課題に取り組んでみてください。
 (1)1回ごとに終わらずに、0が入力されるまで繰り返し計算するように プログラムを変更しなさい。(ファイル名:rei2.f)
 (2)このプログラムを変更して、入力した整数の階乗を計算する プログラムを作成しなさい。(ファイル名:kaijou.f)

6.3.4.5.の検討結果について、A4のレポート用紙1枚にまとめ、次回5月20日に提出してください。
レポートには、「5月13日の課題」と書き、必ず学生証番号を記入してください。

ここまでできれば今日はおしまい。
次回は、簡単なプログラムを自分で作成する演習をやります。お楽しみに。

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