高山 幸秀 (たかやま
ゆきひで)
経歴
-
1958年 三重県津市生まれ。
津市立修成小学校、私立高田中学、三重県立津西高等学校(第1期卒業生)、学校法人河合塾を
経て(!!)京都大学理学部入学(1978年)
-
1983年 京都大学理学部卒業(数学専攻)
同年 沖電気工業株式会社入社
総合システム研究所にて逐次型推論マシンSIMのネットワークサブシステムの
開発に従事
-
1985〜1989年 財団法人新世代コンピュータ技術開発機構に出向
定理自動証明システム、知的CAIシステム、構成的論理に基づくソフトウエア
検証合成システムの研究開発に従事
-
1989〜1992年 沖電気工業株式会社復帰、
総合システム研究所、電子システム研究所、関西研究所にて 構成的プログラミングシステムSHUTENの開発を行う。
-
1991年 京都大学にて博士(理学)を取得
-
1992年 立命館大学理工学部情報工学科助教授
-
1994年〜 立命館大学理工学部情報学科助教授
-
1996〜1997年 京都大学数理解析研究所長期研究員
-
2000年〜立命館大学理工学部数理科学科教授
-
2000〜2001年 エッセン大学招聘研究員
-
2004年 エッセン大学招聘研究員
所属学会
日本数学会
研究分野
1996年頃までは理論計算機科学者として長年プログラム理論を研究していた。
それ以降は、可換環論に転じ、特にStanley-Reisner環、単項式イデアル、
極小自由分解、局所コホモロジーなどを調べている。最近は密着閉包理論や
特異点理論などにも興味を持っている。
最近の論文
-
Y. Takayama and T. Hibi, Steinit'z theorem analogue
for two-dimensional Cohen-Macaulay complexes,
Advances in Applied Mathematics 22, 200-218,
1999
-
Y. Takayama, Normaility of Affine Semigroup Rings
Generated by 2-dimensional Cone Type Simplicial Complexes,
Communications in Algebra, Vol.29, No. 4, pp1499-1512, 2001
-
J. Herzog and Y. Takayama, Resolutions by
mapping cones,
Homology, Homotopy and Applications, Vol. 4, No. 2, pp.277-294, 2002.
-
J. Herzog and Y. Takayama, Approximations of
generalized Cohen-Macaulay modules,
Illinois Journal of Mathematics, Vol. 47, No. 4, 2003
-
Y. Takayama, Combinatorial characterizations
of generalized Cohen-Macaulay ideals,
Bull. Math. Soc. Sci. Math. Roumanie, 48(96), no. 3, pp.323-344,
2005.
-
J. Herzog, Y. Takayama and N. Terai,
On the radical of a monomial ideal, to appear in Archiv für Mathematik