事業紹介(各学科・学系の取り組み)

機械システム系

機械システム系では、立命館大学ものつくり人材育成イニシアティブを設立し、日本のものつくりを担う次世代の人材の育成を目指します。

設立趣旨

立命館大学ものつくり人材育成イニシアティブ

理工学部が「びわこ・くさつキャンパス(以下、BKC)」へ移転して20年が経過しました。この間、機械システム系からは延べ約4000名の卒業生・修了生を社会へ輩出しましたが、我が国にとって、この20年間は激動の期間であったとともに、日本のものつくり基盤の海外流出により、日本のものつくり技術を支えて来た熟練技術者の育成もままならない状態に陥った時期でもありました。

立命館大学では衣笠キャンパス時代から機械工作実習を正課に取り入れており、専用の実習場も保有してきましたが、移転20周年を契機に、大学のみならず企業・地域社会が協力して、日本のものつくりの人材育成のための新しいフェーズを開く目的で、「立命館大学ものつくり人材育成イニシアティブ」を設立します。

活動内容

(1) BKC・DIYルームを開設します。

イーストウイングに「BKC・DIY(Do It Yourself)ルーム」を開設します。ここには、電子工作および小物加工用に必要な各種機器やCADシステムを配備するとともに、設計や試作に対して指南できるアドバイザー(TAや、OB・OGによる支援者)を配置し、学内のみならず学外者も利用できるようにし、(2)以降に記載の人材育成に関わる取り組みのための拠点とします。また、学内教員、OB・OG有志、学生有志から構成される「BKC・DIYルーム運営委員会」を設置し、寄付金・寄付物品の管理運営や、下記(2)~(5)の取組みのサポートを行います。

(2) 大学内学部横断的にものつくり教育活動を推進します。

機械システム系が中核となり、現役教職員とOB・OGの皆様からの人的・物的支援を通じて、サークルやプロジェクト(ロボット技術研究会、ソーラーカーチーム、内燃機関研究会、鳥人間サークルなど)がその分野での競技会でトップレベルの成績を収めることできるように、当該団体の活動をプロモートしながら人材育成を行います。学生自身が企画した提案内容を、本学教員、職員とOB・OG有志で構成する「分野横断的ものつくりプロジェクト委員会」が審査し、一定の予算配分と専門知識の提供を行います。

(3) 小・中・高校生にものつくりの意義と達成充実感を伝えます。

小中高の教員を対象に、高等学校までの教育に不足している「工学」に関する基礎的な情報と最先端科学技術を習得・理解してもらうための研修会や学習会を毎年企画し、「工学」教育の内容、重要性と最先端科学技術の紹介を行います。講師は学内外から多様な人材、経験者を集めます。

併せて、夏休み期間などを利用して地元の小中高校生を対象に、
・「ぼくのわたしのロボット発表会(仮称)」
・「親子ものつくり教室(蒸気機関車を作ってみよう(仮称))」
などを通じて、「ものつくりの意義と達成充実感」を体得してもらうための場を提供します。また、オープンキャンパスの行事として「オープンラボ(工学体験教室)」などを行い、「科学・技術の面白さや素晴らしさ」および、「環境の大切さ」を理解してもらう活動を通じて、将来の日本を支える人材の早期育成を目指します。

(4) 先端機器を用いて人材育成を加速します。

最先端技術によるものつくりを、学生のみならず一般の人にも理解していただくための場を提供します。具体的には、工作センターに「マシニングセンター」、「3次元プリンター」などの最先端工作機械を整備し、それらを用いる「最先端ものつくり」技術などを広く一般に普及させるイベントを行い、基盤知識に裏付けされた高度技術の普及を目指します。併せて、電子顕微鏡等の先端研究に利用される機器をオープンキャンパス等で公開し、機械システム系分野や科学・技術への理解を深める機会を提供します。

(5) 上記の活動を発展させるための新しい企画の提案を行います。

上記(1)~(4)の取組みを将来的にさらに発展させるべく、立命館大学内のプロジェクトに留まらず、京滋阪神地区の市町村やものつくり産業・組合等にも呼びかけ、「スーパーテクノセンター」構想の具現化や「BKC発明クラブ」創設を視野に入れた活動を行います。

「ものつくり人材育成イニシアティブ」へのご協力のお願い

国際社会は大きく変動していますが、ものつくりは日本の将来の基礎となることは変わりません。人材育成は大学の使命であり責務です。この趣旨をご理解頂き、「ものつくり人材育成イニシアティブ」へご協力とご支援をお願い致します。

【具体的な協力依頼内容】
寄付金募集要項をご参照ください。)
寄付品(上記企画用の教育機器・先端機器などのご提供)
人的支援(上記企画への人材派遣など)
※(2)・(3)にご協力いただける場合は理工学部事務室までご連絡ください。

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