事業紹介(各学科・学系の取り組み)

物理科学科

新たな教育研究の地平を拓く物理科学科の挑戦

物理科学科は現在、理論・実験合わせて13の研究室から構成されており、互いに協力しあいながら研究を進めています。その研究分野は、素粒子のようなミクロの世界から、物質や地球といったスケールを経て、宇宙に至るマクロな世界まで広がっています。また、半導体や有機物を用いた新たな性質をもつ材料の開発など応用物理的な分野や、地球・生態系など我々の住む環境に関わる分野などにも幅広く展開しています。物理科学科では、物理学という強力な学問を根底に据えて、「新領域の物理学」を開拓すべく、「わかる物理学」によって人材を育成し、人類の叡智を社会へ還元することを目指しています。理工系の学生に物理学という基礎的な学問に対して興味を持たせ、その重要性を認識してもらうための象徴的な施設として、2014 年3 月に完成した理工系新棟「トリシア」の屋上に天文台を設置し、物理学・天体物理学の研究および教育を充実させます。

天文台にはキャンパス内に設置されるものとしては最大級の60㎝口径の反射式光学天体望遠鏡を設置し、冷却CCDカメラを検出器として、以下のような研究テーマで観測を行います。

  1. 太陽系外惑星のトランジット法(惑星が恒星の光球面を通過する際に起こる減光を精密に測定することによって惑星を検出する)による観測
  2. 爆発後数日で減光するガンマ線バースト天体の残光観測
  3. フレアを時折起こす活動銀河の時間変動のモニター観測

これらは時間的に変動する天体であり、天候や夜間の時間帯によって大きく制限を受けるため、大型望遠鏡ではカバーできない研究対象です。日本各地、さらには世界各地に観測装置が分散して行うネットワーク観測に参加し、協力して研究を進めていきます。また、定期的に観望会を開催し、寄付者の方や卒業生、地域の方々に天体に触れていただく企画を計画しています。

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