学部長挨拶
20世紀後半、情報通信やエレクトロニクス分野など科学技術分野における急速な進展によって、私たちのライフスタイルは劇的に変化しました。しかしながら、21世紀の科学技術が解決すべき問題は山積しています。地球温暖化防止への対応、効率的なエネルギー利用や資源の節約・再生、より高度な情報通信基盤の構築、画期的な性能を有するナノ材料の実現、環境と共生可能な建築や都市・交通システムの実現等々。理工学部は「数学物理系」、「電子システム系」、「機械システム系」、「環境都市系」の4分野、11学科(2012年度から9学科)より構成され、これら互いに絡み合った地球規模的な課題を解決し、豊かで持続可能な社会実現に向かって取り組んでいます。
理工学部の特色は教育・研究を進めるに必要な実験機器や設備、機器やネットワーク環境が充実している点にあります。こうした恵まれた環境をフルに活用し、自ら選んだ研究テーマを存分に推進させることができます。また社会との連携を強化し、国や企業との共同研究を積極的に推進しており、このような場の中で先端領域の技術開発に直接的に触れることができます。関西の総合大学の中で、最も長い歴史を誇る当理工学部は、自然界のさまざまな仕組みや法則にアプローチする理学と、それを用いて人や社会に役立つ技術を生み出していく工学分野から成り、21世紀の人類、地球が背負った諸課題の克服に向けて総合的に取り組んでいます。
理工学部の教育理念は理学と工学の融合による独自の教育研究を通じて確かな基礎学力と基礎能力を磨き、科学技術の新領域を開拓し、未来社会を支える人材を育成していくことにあります。このような理念のもとに教育システムやカリキュラムを構築。グリーン・イノベーション等、産業のパラダイム・シフトに果敢に挑戦し、世界に情報を発信し、活躍していけるような人材が多数、輩出されることを目指しています。


