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教員紹介

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宇野 重康教授 UNO Shigeyasu

所属学科
電気電子工学科
研究室
ナノバイオエレクトロニクス研究室
学位
博士(工学)

経歴概要

1996年3月 関西学院大学理学部物理学科 卒業 1998年3月 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程前期課程 修了 2002年3月 大阪大学大学院工学研究科電子情報エネルギー工学専攻博士課程後期課程 修了

研究について

研究分野・テーマ

ナノエレクトロニクス技術とそのバイオ医療応用

研究キーワード

バイオセンサー、CMOS集積回路、データサイエンス、量子コンピューター

研究概要

私達は電気電子工学の専門知識を駆使して、今までにない新しい技術の創出に貢献しています。具体的には、(a) 細胞の様子を電気的に計測するバイオセンサーの研究、(b) バイオセンサーで用いられるナノスケールのCMOS(complementary metal-oxide-semiconductor)デバイスを集積した電子回路の研究、(c) ウェアラブル機器からのデータを人工知能により解析して人体の状態を判定する技術の研究、(d) 量子コンピューターのアルゴリズムと回路の研究、などを行っています。

  • 生体分子センシング用CMOS集積回路チップ

インタビュー

研究者になったきっかけ

子供のころから物理が大好きで、好奇心が強く、新しいことを知るのが楽しくて仕方ない性格でした。このため、私が研究者を志したのは自然な流れだったように思います。現在取り組んでいる研究では、電気電子工学、化学、生物学、薬学、医学など幅広い内容が融合したものですが、物理と数学の力を借りてひとつずつ理解していくことで対応しています。そうやって得た新しい知識や技術を使うことで、観察して、考えて、仮説をたて、検証して、また考える、という日々を過ごしています。

受験生へのメッセージ

これから受験を控えるみなさんにとっては、大学選びも受験勉強も、将来を左右する大きな出来事ですね。どのような基準で進路を選択するのか、そのための受験対策をどうするのか、などを考えるだけでも大変でしょう。それに加えて受験勉強もするとなると、頭も心も忙しくて仕方ないですよね。いま私の周りにいる大学生や大学院生も、それぞれ様々な考えや出来事を経て、この立命館にいます。そして今も同じようにして、科学研究や大学院進学や就職活動で、頭と心を振り絞って頑張っています。オープンキャンパスなどの機会を利用して、そんな学生たちに会って話をしてみてください。そこに何かのヒントがあると良いですね。

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