第80回日本学生陸上競技対校選手権大会(全日本インカレ)が、9/9-11まで、熊本県営陸上競技場で開催されました。今年は、アジア選手権、ユニバーシアード、世界選手権などの国際大会があり、これらの国際大会に参加していた学生選手たちも集っての学生日本一を決める大会でした。
今年の日本選手権2位、ユニバーシアード100m代表選手の小谷君が、2日目の100m決勝で見事に優勝しました! 優勝レースを目の前でみられて大興奮です。今回のブログは出張の関係で9月9日(大会2日目の途中)に書いています。現時点で、110mハードル三田君準決進出、200m堀江君が決勝進出、400mハードル小西君が決勝進出、4×100mリレーも決勝と先週紹介したように、スプリント実験で被験者になってくれた学生のトップスプリンターたちは絶好調で立命旋風を巻き起こしてくれています。O塚先生の予言通りになっています。中長距離では、800m石井君準決進出、1500m今崎君6位入賞、5000m決勝に田中君が出場します。
是非、来年のロンドンオリンピックに出場する選手がでてくれることを願っています。
全日本インカレは、個々の選手の活躍を支える各大学の部員たちの応援も大きな要素です。立命館大学の応援は、選手の活躍を十分に後押しするほどまとまりよく熱気に溢れています。大学対校戦である雰囲気を十分に発揮して、総合得点を少しでも稼げるように選手を鼓舞しています。個々のパフォーマンスだけでなく、インカレ独特の雰囲気をご存じない方には味わってもらいたいです。
またこの大会では、小学生、中学生の4×100mリレーの招待レースも行われていました。将来を担うアスリート育成を兼ねているようです。陸上競技のすばらしさを最高の舞台で経験できて未来の日本の陸上界をひっぱってくれる選手になってくれることでしょう。
今週の【ちょっと、ほっと、もっと話】
京都大学の神崎先生とスポーツ動作の共同研究をしています。その担当の院生の皆さんが、実験終了後に、スポーツパフォーマンス測定室を、掃除機、雑巾がけをして隅々まできれいに清掃してくれました。その姿を見て、非常に好もしく、嬉しく、清々しい気持ちになりました。指導教員の教育の賜です。見習わなければ、と思いました。
【忠】