[ 2012年03月 ] の記事一覧

2012.03.11

海外インターンシップに参加して

三寒四温の気候となり、春の近づきを感じるこの頃ですが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

今回は、L.A  の Athlete's Performance で実施された 海外インターンシップ
参加した Akiko さんと Ayami さんに、
実際に参加して、感じた事を聞きたいと思います。

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----「今回の海外インターンシップに参加して、どうでしたか?」
Akiko さん 「参加して、本当に良かったです。日本では考えられない程の広さの施設と
充実した設備で、様々なトレーニング方法を学ぶことが出来ました。」

----「今回のインターンシップの具体的な内容は?」
Ayami さん 「前半は、APで行われているトレーニング方法について説明を受け、
まずは自分たちで試してみました。後半は、AP のトレーニング現場に参加して、
アメリカ人のインターン生に混じって、トレーニングの手伝いをしました。」

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----「英語はどうでしたか? 理解できましたか?」
Akiko さん 「講師によりけりでした。ものすごく話すのが早い講師についていくのは大変でした。
あと、アメリカ人のインターン生も参加した議論では、なかなか議論に加われなかったです」

Ayami さん 「頭の中では、言いたいことが文章となっていたのですが、
なかなか話す勇気がなかったです。毎日、報告書を英語で書かないといけなかったので、
書く力は、アップしたと思います。」

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----「今回のインターンシップを、将来にどう活かしていきたいですか?」
Akiko さん 「日本ではこれからですが、アメリカでは非常に盛んな
スポーツマネージメントの仕事にも関心が出てきました。そういった職に就くには、
高い英語力が必要不可欠なので、頑張ります。」

Ayami さん 「トレーナー志望なので、より具体的な仕事のイメージが沸きました。
アメリカの国家資格である ATC 取得も視野に入れて、頑張っていきたいと思います。」

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二人と話していて、今回のインターンシップで刺激を受けていることが
伝わってきました。ぜひ今後に活かしてもらいたいと願っています。

それでは、また。失礼致します。
                                    敦
追伸:
今日で、東日本大震災から、一年ですね。
犠牲になられた方に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。



2012.03.10

頼れる事務室チーム

これまで、多くの仲間ら(学生ら)からスポーツ健康科学部での学びについてお話を聞いてきました。その中で嬉しかったのは、先生方ばかりでなく事務室の皆方々へのサポ-トに感謝している仲間が多かったことです。そこで、今回は学生らからみて一番年齢の近い段野真那さんにお話を聞きました。大学時代は、海外ボランティアサークルでフィリピンの田舎に行くなどの活動を積極的に行っていたそうです。


IMG_0693.JPG立命館大学を2011年卒業と、身近な先輩という存在です。特に「私は・僕は、立命館の学生だ」と自信を持って行動し、語れる仲間を増やしたいと願い職員になったそうです。
栗林先輩の学生が大好き!が伝わってくる接し方、浅井先輩の学生が納得してくれるまで時間を惜しまず向き合っておられるとこ、林先輩の「スポ健愛NO1」という自信、事務長の豊富な経験を丁寧に指導してくれることなどから比べると、まだまだ職員1年生だなという不安と頑張ろうという気持ちが混在する時があるそうです。


「学生らの成長は自分の成長にもつながります。しっかり、学生の話を聞き、社会に生き、社会で働くことを学生らと共に考え学びたい」と段野さんの温かさが伝わってきます。本当に頼もしい先輩であり、よき姉御です。


IMG_0700.JPG私は、学生らが事務室に来ている様子が他の学部と何かが違うなと感じていました。それが段野さんとお話しして分かりました。学生らは、ときどき事務室窓口に『遊びにきました!』と気軽に寄ってくれるそうです。時には、『お姉さん~』と声をかけられることもあるそうです。こんな雰囲気は他の学部にはないかもしれません。前田さん、北野さん、熊本さん、福田さん、山口さんらのサポ-トにも感謝します。学生らが、頼り、成長していることをお互い確認し合う場所だと思います。もっともっと気軽に事務室を訪ねてきてくださいねと・・・。


私も段野さんと同様、スポ健NO1と熱く走る林先輩の後を走っていますが、今年は林先輩の前を少しでも走れるように頑張りたいです。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012.03.09

行き交う人

Hassyです。

 

IMG_3322.JPGのサムネール画像

遂に隠し子発覚!?(似ているでしょう?)

実は、職員のChiharuさんとの、、、、(いやいや違いますよ!)、Chiharuさんがお子さんを連れて大学に来られていたのでした。

普段娘を抱っこしている現役ダディですので?、赤ちゃん(橘果ちゃん)も安心している様子でした。

 

昨日はライフサイエンス振興財団の贈呈式に東京に行って参りました。

我々研究者にとってこうした研究助成は研究生活を支えてくれる礎でもありますし、研究の励みにもなります。

 

道中ではスポ健院生で就活中の8moさんと南草津駅で出会いました。

我々にとっての研究費申請も、時間をかけて申請書を書いて、そのうち採択されるのは僅かです。「不採択」の通知が来る度、ガクッときますが、しかし申請しなければ始まらないわけです。

就活もこれからだと思いますが、自分に自信をもって臨んで欲しいと思います。

 

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往路の伊丹空港ANAラウンジでは、思わぬところでMoto先生と出会いました。

Moto先生はこれから筑波に行って、JAXAでミーティングだそうです。

流石にMoto先生、ラウンジで論文をガッと広げて仕事です!

 

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贈呈式は学士会館で行われました。何でもここは野球発祥の地だとか、、、。

今回は認知症に対する運動効果ということで、私にとっては萌芽的研究でして、次に発展し得る知見が得られれば非常にハッピーです。

今年は前年の2倍の応募者があったようで、そのなかで幸いにも採択頂いて深謝致します。

また、私立大学からの採択は私だけでして、懇親会では審査員の先生方からそのことにも触れられたので、立命館の、特にBKCでの研究についてアピールして参りました。

生命科学分野におけるスポーツ科学のあり方について、大変興味•関心をお持ちの方が多いことが今回わかりました。

さらに、真先生などがテレビに出ているのも効果があるようで、ある先生は、「ここの先生はTVでも結構みますね〜」と言ってくれていました。

 

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授賞式では十数年ぶりに会った知人もいました。

東京医科歯科大准教授の平山先生です。

平山先生は、京都大学修士の時、指導教官同士のつながりがあったのでした。

同じ博士号を持った先生とこうした場で出会うことができ、当時の話も大変盛り上がり、有意義な時間を過ごすことができました。


しっかりと研究に励み、有意義な研究成果をあげたいと思います。

2012.03.08

母校

ようやくIzumi先生の科研費の処理も終えられそうです。私の方はすでに使い切って終了。東北大時代は教授秘書さんがいらっしゃったので、自分の研究資金以外はお任せでだったのですが、こちらに来て、いろいろな処理方法に手間取ってしまい、ほぼ半日つぶれてしまう日もあったり、大変なこともありますが、当時、秘書さんから学んだことが役に立っています。どんな経験も良い勉強として受け止めていると必ず生きてくると感じています。

こんなこと続きで、実験中も頭の中が計算機状態で落ちつかずにいましたが(笑)、ようやく本業に集中!一昨日、生命科学部のHaruhiさんと一緒に私の母校の1つである大阪体育大学まで測定に行ってきました。学生さんが一人でもいると、お互いに実験がはかどります。先輩でもある足立先生にお願いし、陸上部の学生さんの測定をさせ頂き、懐かしい実験室をお借りしました。物は増えたけれどもほとんど変わらない実験室。同級生と測定の準備や実験をしていたら、よく陸上部の学生さんが入って来て、「何の測定やってるんですか?」と興味深々で実験のことを尋ねてきてくれました。そして練習のことや試合の結果、授業のこと、実習に行って叱られた話などなど...日常のいろいろな話をしに来てくれたことを思い出しました。合宿所生活や一人暮らしの学生さんが多いからか「香さん、私ね...僕ね...」と当時はちょっと年上のお姉ちゃんやお兄ちゃんという感じだったのでしょうか。。。今では、お母さんになってしまうかも!?なんて一人で考えてしまいました。やっぱり、家よりも長時間、ずっと入り浸っていた実験室だけに、本当に懐かしくて、ちらかっていても落ち着きました(笑)

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測定も無事に終了し、タイミング良く晴れてきたので、懐かしいグランドでぱちり!当時はグランドにこんな観覧席?はなかったのですが。。。足立先生、ありがとうございました!そして、奥様の足立博子先生は来月からスポ健2年生がお世話になります。なんだか、不思議な気分で、自分の子どもたちがお世話になるような気がしています


測定に追われて、測定写真が撮れなくてすみません。。。






恩師にもお会いできました。午後から、堺市まで測定に行くから...と、退官が近いとは言え、とても活動的で、以前の恩師と変わらない気がしました。私ももっと努力しないと!と思わせてくださいました。部活を観ることがなくなったから、逆に今は実験に没頭されているとのこと。次から次へと研究の疑問を見つけて解決して行きたいという気持ちを、自分を高める術にして、生きていらっしゃる姿がかっこいいなあと感じました。

恩師が「お前も学生つれてくるようになったんだな〜」とおっしゃいました。「生命科学部から来ている学生さんなんですけど...一応、私が卒論担当させてもらったんです。」と答えると笑っていらっしゃいました。「お前が!?」という気持ちだったのでしょうか。。。

測定を手伝ってくれたHaruhiさんも、この1年間でとても成長したなあと感じています。私の手が回らない時、気をきかせて、きちんと被験者さんに応対してくれました。卒論を通じて、こういうことを学ぶのも、社会人になった時に必要なことなのかもしれません。彼女の卒論には直接関連のない測定もありましたが、一緒にやって来て成長を感じられたことが本当に嬉しいです。やはり、指導者によるのかもしれませんが、手取り足取り学ぶことも必要かもしれませんが、背中を見て学ぶことも大切なのかなと感じました。。。


昨日は「先生、私、正式に卒業が決まりました。ありがとうございました。」と報告してくれました。一安心と同時に寂しい気持ちでいっぱいです。再来週は卒業式、それまで出来るところまで一緒に実験して、後は私の努力です。IFの高いジャーナルでなくても少しでも現場に役立てられる論文に仕上げたいと思っています。香







2012.03.07

「強きもの汝の名は??」

35日。昼休みの1時間を利用して、教職員組合女性部主催の「退職者を送る会」が衣笠・BKC・朱雀の3キャンパスをテレビで繋いで催された。今年度一杯で定年退職する女性教職員3人が対象だった。業務等の関係で、実際に出席されたのは英語を専門とする教員1人だった。私は、教職員組合の執行委員長として衣笠の会場でご一緒させていただいた。年度末の繁忙期にも拘わらず大勢の女性教職員が集まった会は、文字通り「華やいだ」雰囲気だった。周囲が圧倒的な女性の中に、男は、私と副委員長と写真撮影を担当した職員の方の3人だけ。普段、学習会や研究会で養護教諭の方々とご一緒することの多い私だが、何となく緊張し、また晴れがましくもあった。彼の先生は、1978年から立命館大学で教鞭を取っていらっしゃった。私の方が赴任したのが2年早かったが、女性職員の方も少なく、教員では尚更の当時にあって、「希望の星」のような存在だった。彼の先生からは34年間の立命館大学での教員生活に纏わる話が10分程に凝縮されて語られたが、「同時代」を生きた人間として、懐かしい想いで聴き入っていた。

女性部の「親組合」の委員長として私も「挨拶」させていただいた。実は、彼の先生、組合活動にも大変積極的で、教育研究活動はもちろん、いろいろな企画・取り組みの際にご一緒することが多かった。そして、「密かに」噂されていたのは、「将来は、立命初の女性書記長誕生だな」ということだった。そのことを紹介して、「もし本当に書記長、あるいは委員長になっていたら、2005年の一時金一ヶ月カットはなかったのではないか?」と「苦言」を呈したものだった。それはなぜか? 何しろ、2005年の組合委員長に私がなることはなかったのだろうから? 「巡り合わせ」とは面白いものだ。

2005年の厳しい組合活動の最中に、当時の女性部のお歴々10人ほどが委員長を「励ます会」を設けてくれた。祇園の「大原女や」で楽しんだ「甘味会席」(残念ながら、現在はこのメニューはない)が忘れられない想い出だ。また、若い頃は、組合の「婦人部」(現在の女性部)の方々の「健康体操教室」なども受け持っていたこともあった。

そんなこんなが、「走馬灯」のように駆け巡って行く「和らいだ」雰囲気の「送る会」だったが、改めて、女性の強さを感じさせられる場でもあった。初めの女性部長の挨拶が彼のキング牧師の「I have a Dream!!・・・」で結ばれたのだった。何でも、中学校の英語の授業で習ったとのことだった。英語担当の教員を送る集いに相応しい、そして、組合活動にも適った名言ではある。

そう言えば、明日38日は、世界の女性が生活向上と男女平等、平和のために一斉に立ち上がる日、「国際女性デー」だ。今年102年目を迎えると言う。 mm

2012.03.06

健康料理教室の進化とびわ湖毎日マラソン。

<RecOだより 99>
健康料理教室も残すところあと2回。すっかり自分の台所のように使っていただけるようになり、みなさん積極的に料理を楽しんでいらっしゃいます。
今回は、「骨粗鬆症予防」をテーマに、ホットプレートとグリルパンをちゃぶ台に出しての実習です。
写真で見ると、迫力の高エネルギーメニューに見えますが、そこは私たち自慢の「健康料理教室」。
必要以上のエネルギーは抑え、必要な栄養素がたっぷり含まれているメニューになるよう、今回も院生達の様々な工夫が隠されています。


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メニューは
パッタイ(タイ風焼きビーフン)
キクラゲ餃子(「野球食のレシピ」から)
小松菜と豆もやしのナムル
ほうじ茶ゼリー

乳製品が入らなくてもしっかりカルシウム等のミネラルとビタミンがおいしくとれるメニューになりました。






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こちらはパッタイの仕上げ。
青菜もたっぷり。
卵が良い感じです。













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そして、迫力の餃子!
ビッシリ感がたまりません。

中にはきくらげもビッシリ入っています。
参加者のみなさんの技が光ります。












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参加者の皆さんが全員が揃うのが最後、
ということで記念撮影。

ポーズにも余裕を感じます。

来週はいよいよ最終回。
「有料でいいので続けてほしい!」と言って頂いて一同感動です。【abc.】






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<今週の別腹>

今年から、滋賀県陸上競技協会の評議員を務めさせていただいている関係で、びわ湖毎日マラソンの歓迎の夕べに出席。
招待選手が前に整列。

終わってみると、総合一位の選手も、日本人一位の選手もこの中にはいなかった、という結果に。











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当日、往路6Kmの給水ポイント近く。
このスピードで走りながら、雨の中、自分のスペシャルドリンクを見つけるのは、想像以上に大変。

うまくとれなかった選手も多かったようです。









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ボランティアのみなさんも、なるべく取りやすいようにと並べて下さり、机も目立つようにとの配慮からか赤い机になっていましたが、中には逆にそのために保護色になってしまったのでは? と思えるドリンクも見受けられました。













2012.03.05

インターンシップ

先週も書きましたが、理論と実践をスポーツ健康科学部の教育の柱の一つにおいています。「インターンシップ」はまさに、体験学習を通じた理論と実践の往復であり、就業体験を通じた「働くとは」を学び、自らのキャリアを開発する科目です。

ただし、受け入れ企業と本学部の教学のねらいが一致しなければ、単なる就業体験で終わってしまいます。そこで、インターンシップ先の開拓のためには受け入れ企業と事前に打ち合わせを行う必要があります。

次年度から、インターンシップ先として受け入れをお願いした「ブレーン株式会社」を事務室の【龍】君と訪問してきました。主に吹奏楽、合唱、古楽の録音・映像製作などを行っている会社です。詳しくは、HPをご覧下さい。

http://www.brain-music.com/

高校時代に吹奏楽を行った経験のある人は、ほとんど知っている会社です。今回のインターンシップでは、夏の期間に行われる各県での吹奏楽の予選会へ同行し、撮影・録音・製作・販売までをおこなうチームの一員として就業体験させてもらえそうです。詳しい内容はこれから決まりますが、「チームで働く」ことを通じて、コミュニケーション、粘り強さ、主体性などを学べることでしょう。このブレーン株式会社の理念には、「人と人とのコミュニケーションの仲立ちに」という考えがあり、この考えが浸透している会社であることを今回の訪問で強く感じました。帰りの新幹線で、【龍】君と、「もし今、学生だったら是非とも行きたいインターンシップ先やね!」と語りながら戻ってきました。

 

20120305.jpg<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

今回紹介したブレーン株式会社の村上健社長、奥様の由利子様とは17年来のお付き合いをさせて頂いています。本当に素敵なお二人で、いつも前向きで明るく元気で、いつもエネルギーを頂いています。苦労は人並み以上に経験されていますが、その分、人としての優しさの深みをもたれているのに、いつも感激しています。「日本の未来のために、日本の若者を育てることに貢献したい」という想いがあり、これまでに2000名にもおよぶ吹奏楽の生徒たちを、海外研修(ホームステイ、演奏会、現地校への学習体験)を行っておられます。この研修で、「生徒は見事に大きく成長するんです!」と目を輝かせて語って頂きました。教育者として刺激をもらいました。

【忠】

 

 

 

 

2012.03.04

海外インターンシップ in L.A.

今週は、穏やかな日が続いていましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

先週、お伝えしたように、スポ健の二回生11名が、
L.A. での、Athlete's Performance で、
海外インターンシップに参加していました。

今回の 海外インターンシップ は、
「グローパル人材の育成」 「理論と実践」
教学理念として掲げているスポーツ健康科学部の
具体的な実践となります。

Athlete's Performance は、アメリカ合衆国で
複数のトレーニングセンターを有し、
充実した施設と優秀なコーチを求めて、
多数のプロスポーツ選手やチームとその予備軍が
トレーニングしています。

以前から、アメリカ人学生対象のインターンシップは実施されているのですが、
外国の学生をインターンシップとして受け入れるのは、
今回の立命館スポーツ健康科学部が初めてです!

学生は、まず実際の現場で用いられるトレーニング方法について
研修を受け、その後、トレーニングの現場を体験しました。

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英語のスピードに付いていくの大変だったようですが、帰国後も
これを機会に、さらに専門分野と英語を学んでいって欲しいものです。

参加した学生の生の声も、別の機会にお届けしたいと思います。
それでは、また。失礼いたします。
                                         敦





2012.03.03

陸上競技の400m種目に魅せられて

今回紹介するのは、陸上競技部の前田盛翔(2回生)君で、400mの選手です。
この400mのレースは、スタートして300m地点を超えると呼吸の乱れから急激に筋疲労を起こし、さらに視界が狭くなり、目の前が真っ暗になりながらゴールを目指す超過酷な種目だと言います。

前田君のように毎日練習していても、レースでは同様の苦しさと戦っている

IMG_0681.JPGそうです。
ちょっとした、ペース配分の間違いから後半100mを走れなくなるほどの筋の痛みを持つとそうです。
またゴールまで100m手前では、100%で力発揮しているものの、速度は極端に落ちるのが400mの特徴だそうです。


練習においても、300mダッシュ→15分休憩→を3~4セット繰り返すそうですが、15分の休憩中で臀部が割れるような痛みを感じるとか。

レースにおいて当然、100mが速い選手ほど有利だそうですが、スピードを如何に200m、300mまで維持するかが勝負の分れ目だそうです。


前田君は、自分で考えた練習に取り組むことができる陸上の環境が気に入っているそうです。特に現在、ストライドを広げるために連続ジャンプ力の向上といった課題を持ち日々の練習に取り組んでいるそうです。さらに股関節の柔軟性の向上も必要だそうです。

 

陸上誌を通じて、多くの研究結果を参考にしているそうですが、やはり自ら研究した結果を元に400mを科学的に語りたいそうです。多くの選手を対象に、スタートして200mまでのタイムと200mからゴールまでのタイムの関係を分析し、結果を日々の練習につなげたいそうです。

 

前田君とお話し、素人にも非常に分かりやすく400mを教えてくれたことに感謝しています。今年はぜひ標準記録の47秒5を超え、インカレに出場してくれることを期待しています。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2012.03.02

スピード

Hassyです。

早いものであっと言う間の三月で、このブログもあと1ヶ月となりました。
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香先生のブログにありましたが、昨日はippo先生の誕生日で、同時に長女の誕生日でもありました。
ippo先生からは、ご丁寧にグリーティングカードを頂きました。
ありがとうございました。
この週末は初節句で、エントリーしていた京都ツーデーウォーキングhttp://walknet.jp/runtes/index.php?itemid=88に行けないことになってしまいました。。。スポ健からは教職員、院生、学部生を含め多数参加するようです。

現在手がけている脂肪分解の仕事で、ようやく論文原稿が書き上がったのですが、何と最近、ヨーロッパのグループからかなり類似した視点で論文が出されてしまいました。。。
オリジナリティとともにスピードも要求される研究活動にあって、方々でデータを発表するも、あまりにもじっくりと行き過ぎた自身を非難するとともに猛烈に反省しています。
落胆の色は隠せないですが、何とかモノにしたいと思います。

先月末に上海に異動した友人からの連絡を受け、上海その2が未発表であることを思い出しました。
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先月の出張では、華東師範大学でも講演致しました。
大学に赴くと、「熱烈歓迎」の大きな看板が!非常に嬉しくなりました。



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先月のブログで紹介した栄養科学研究所では、スポ健院生のJo君に中訳してもらったスライド(本当にありがとうございます)を使って英語でプレゼンするという難業に挑戦したのですが、華東師範大学では中京大学に8年間いた伊先生が日本語を中国語に通訳してくれました。皆熱心に聞いてくれ、その後の質問も、国民性なのでしょうか、あまりためらいもなく活発に多くの質問が飛んできました。話し手にとってはこれは非常に嬉しいことです。非常に有意義な会でした。