[ 2013年07月 ] の記事一覧

2013.07.12

国際平和ミュージアムに行きました。

こんにちは。

毎日、本当に暑い日が続いています。

みなさん、お変わりありませんか。

うちのブルたちはグロッキー気味です・・・

 

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さて、「平和と民主主義」を教学理念とする立命館大学には国際平和ミュージアムがあります。

国際平和ミュージアムは衣笠キャンパスに近接していますが、普段、びわこ・くさつキャンパスで学生生活を送るスポーツ健康科学部の学生諸君の中には行ったことのない人もいることでしょう。

ぜひ訪ねてみてください。

 

 

 

ぼくは先日、基礎演習の学生諸君と行ってきました。

もちろん、ぼくは初めての訪問ではなく、これまでに何度も訪れていますが、今回もまた、いろんなことを感じ、考えさせられました。

 

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平和の持つ今日的な意義・・・

人々が安心して生活できることを考えると、いろんな脅威が存在することに気づきます。

そもそもスポーツは、平和でなければ楽しむことなどできません。

 

平和であることが決して当り前ではなく、日々、考え、感じることのできる繊細で敏感な心を持ち続けたいものです。

 

BULLCO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013.07.11

RecOスタジオで大学院生調理実習

スポーツ健康科学研究科の博士前期課程の授業は、健康運動科学と応用スポーツ科学、スポーツ健康マネジメントの各領域に分かれた合同ゼミと各教員の個別特論があります。個別特論の授業では、1セメスター15回、各先生方の専門研究領域における講義が行われます。先日、ab先生のスポーツ栄養学特論の授業で、その講義内容を生かした実践プログラムとして、院生たちの手作りのランチをいただきました。この授業では、スポーツや健康に関連する栄養教育をテーマとしてとての講義が行われていますが、最後は実際の対象者別メニューを院生自ら考案し、RecOスタジオで作成しています。RecOスタジオは、以前のab先生のブログにも紹介されていますが、大阪ガスとスポ健のコラボで作られた栄養調理室です。今回のランチは、子供の栄養教育をテーマにエネルギーや栄養素の不足がないこと、いろいろな食品を摂ることをコンセプトに作られたお子様ランチでした。メニューは、リラックマのオムライス、イワシのハンバーグ、彩ピーマンのコンソメスープ、杏仁豆腐です。カロリーが735kcalでsatoshi先生はちょうどいいといっていましたが、私には量的に少しもの足りませんでした。でも味はとてもよかったです。ab先生、院生の皆さん、ごちそうさまでした!sana

 

 

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2013.07.10

前期ももう少し。

おはようございます。
ma34です。

前期も残すところあと一週ですね。
走り出してみればあっという間で、もっと伝えたかったこと、学びたかったことがあるなあと反省する時期です。
一方で、初めて出会った人々が同じクラスや集団の中で関係を作り、今では大切な友人関係になっていたりすることを考えれば、充実した3カ月とちょっとだったのだろうと思います。

昨日、赤沢ゼミ(3回生のみ)では、サブゼミとお昼休みの時間に、
前期にお誕生日だった人の合同誕生会をしました。
部活やトレーニング、そして授業があるメンバーも居てなかなか皆が揃うことが難しいことが残念ですが、
同じゼミを受講しているメンバーがまた少し近づいたのかな、という時間となりました。

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基礎演習でも、今日が事情により最終週ということで、前期、大活躍してくれたオリターさんに最後、お言葉をもらいました。

オリターさんが前期いっぱいであることに対して、クラスのみんなも私もまだ実感がわきませんが、オリターさんが居てくれて盛り上げてくれたり、生活サポートをしてくれたおかげであると心から思っています。

今年のオリター・AAさんの中には、一回生のときに担当をしたメンバーも多く、彼らの成長をほほえましく、頼もしく見ていました。彼らのさらなる成長を楽しみにしてきたいと思います。

さて。これから試験やレポート期間となります。
学生の皆さんは体調をくずさず、早め早めに取りかかり、万全の体制で臨みましょう!

ma34.

2013.07.09

スウェーデンに来ました!

 今、スウェーデン・ストックホルムで行なわれている学会
(The 13th European Congress of Psychology)に来ています。

 こちらは、日本の蒸し暑さを忘れさせてくれるような爽やかさ(?寒さ...)です。
日本でユーロに換金してしまった以外は順調でしょうか・・・。

 ノーベル賞受賞の地で、賢くなりそうな空気だけはたくさん吸ってこようと思います。

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【ippo】














2013.07.08

学部生の成長

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今回のキャリア形成の授業、スポーツ健康科学セミナーⅡは、1期生の4回生によるパネルディスカッションでした。冒頭15分間は、スポーツ健康科学部・大学院研究科の立ち上げから今年の6月まで活躍してくれた林君から学部創設の想いと育てるべき人材像を話してもらいました。林君が職員になった動機は、『やりたいことを見つけて行動できる人間を育成したい』。この実現のために、大学職員になったとのこと。のメッセージをもらいました。林君からの学生へ 「大学時代にすべきことは、『やりたいことを形にすること』、『経験を積むこと』、『目の前のことを一生懸命すること』である。」というメッセージをもらいました。

そのあと、4回生で内々定を受けている小倉さん(大学職員)、高市君(メディア関係)、高垣さん(キャリア支援の会社)、西澤君(食品会社)からの自己紹介を受けて、パネルディスカッションを行いました。

その中で、「スポ健の強みは?」について、次のような意見が出ました。先生との距離が近い、院生と同じ空間で勉強できる、仲がよく助け合える、学部を一緒につくっていける、「丁寧」、いろんな場・機会の提供がある、事務室、教員一の体感がある。

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「自分が一番成長したところは?」については、「常に変わろう」、とするようになった。常

に勉強していたいと思うようになった。積極性。コミュニケーション能力。行動力。アグレッシブに何でも取り組めるようになった。物事をうまくまとめるための視野を広げられた。というように自らをたかめるために前向きに取り組める力を確実につけたことがわかります。学生が自らのキャリアを見据え、自己成長を感じられたパネルディスカッションでした。

 もうひとつ学生の成長を感じたのはオリター団との昼食会でした。1回生の小集団クラス・基礎演習に入り、新入生が大学教育へスムーズに入り、「スポーツ健康科学」の基礎を演習しながら学びとることを、教員とチームを組みながらサポートします。3回生の幹部が2回生のオリターをまとめています。スポーツ健康科学部の学生文化を伝えるのもオリターです。この教学サポートも「スポ健の強み」です。

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<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

ゲストスピーカーに、矢部京之助先生をお招きして特別セミナーを行いました。「筋の生理学的限界と心理的限界」を明らかにされた国際的にも高く評価された研究業績を上げられ、日本に「アダプテッド・スポーツ」を提唱された先生です。アダプテッド・スポーツは、障がい者や高齢者などの身体能力の低い人を対象としたスポーツ(主体的な身体活動)。その人にあったスポーツを意味します。詳しくは本学部の【明子】先生におたずねください。

【忠】








2013.07.07

「年寄りの冷や水?!」に事寄せて

 先週と今週の水曜日、「スポーツ指導実習(水泳・水中運動)」のプール実習に立ち会った。普段は、体育館での「実習」と教室での「座学」を担当していて、学生のプールでの姿に接するのは初めてだった。

 3班編成で、各班1コースを使っての「泳ぎ」は、授業最終盤とあって、どの学生も、「流石!!」と唸らせるものだった。体全体が良く水に乗っていて、気持ちが良い。コースロープを外した全体での「アクアビクス」も、レベルをかなり上げた内容だったようだが、軽快にこなしていた。

1つの班の水泳の最終種目に付き合った。「21体」でのクロール25m×2本だった。前の人はストロークだけ、後ろ人は前の人の足首を軽く掴んでキックだけ。2人の「連携」が物を言う。

偶に孫を連れてプールに行った時など、必ずと言って良いほど「実施」する得意種目だ。そんな積りで、最初は「後ろの人」となって、キックを続けていた。ところが、途中で前の学生が立ち上がってしまった。「どうしたことか?」。「先生、もっと強くキックしてください!!」。蹴りが弱く、「ブレーキ」にしかなっていなかったようだ。折り返しは、私が前。やはり途中で停止。「先生、ストロークしっかりお願いします!!」。

学生の力強いストロークやキックが基になった泳ぎと「枯れた泳ぎ」とでは、テンポもリズムも違い過ぎて、一緒の学生は随分苦しんだことだろう。 

ところで、その前の種目は「立ち泳ぎ1分」だった。これも決して難しいものではない。しかし、比較的足の重い私にとっては、それ相応の「深さ」が必要だ。「巻き足」にしても「踏み足」にしても、上体を真っ直ぐに立ててやると、足が底についてしまった。「立ち泳ぎ」の未熟さを露呈する羽目になったが、「せめて、あと20cm水深があったら!」と思うことしきりだった。

さて、我が大学にも、漸く待望のプールが出来る見込みだ。かつて、水泳部の部長として、パラリンピックに出場した学生を伴って総長を表敬訪問し、銀メダル獲得の報告をした時のことが思いだされる。当時の総長曰く「プールが無くても頑張ればメダルも取れるんだ!」。身体に障害をもった学生への励ましと労いの言葉だったのだろう。しかし、その学生が、自分の体のコンディションづくりはもちろん、自分の通う大学にプールがない悪条件をどのようにして克服したのかを考えた時、「大学にプールがあったら、もっと良かったのかな!?」との思いを感じることは出来なかった。

そんな過去の思いなども蘇りながら、学生たちの泳ぎや様々な水中運動を見るにつけ、自由自在な実習が出来るプールであって欲しいと願う。何よりも、「今時のプール」だ。「スポーツのメッカ」を自認出来る程のプールであれば、公式の競泳競技会はもちろん、水球、シンクロ、そして飛び込みまでが出来るものをついつい望んでしまう。七夕の短冊にはそんなことを書き込んでみよう。  mm

 

 

2013.07.06

博士課程の授業

  今期は「先端スポーツ科学特論」という博士課程後期課程の院生を対象とした講義をオムニバス形式で実施しています。僕が担当した3回ではプロテニスプレーヤーであるS選手をトップ10にまでパフォーマンスを向上する手段を、それぞれの専門性を活かしたアプローチで介入する手段を考えてもらいました。

  テニスには様々な身体能力(スピード、敏捷性、筋パワー、有酸素能力など)が求められ、また3〜4時間に及ぶシングルスにおいてはメンタル面も重要となります。
フィジカル、動作解析、メンタルのそれぞれの専門分野から彼の長所を活かし、短所を改善する策をグループワークとして検討し、最終回で発表してもらいました。

  テニスを専門とする院生はいませんでしたが、ネットでプローツアーサイトから戦績やコートサーフェス、年間スケジュールなどの情報を、またS選手のブログから彼自身の練習メニューやメンタル面に関する情報を入手し、二つのグループが個性的な提案を提示しました。

  専門性の異なる大学院生を僕の特定の専門分野の講義で指導することはできませんが、専門性の高い博士課程の院生がグループワークを通じて、それぞれの専門分野をスポーツの現場で応用する術を探る作業は、きっと彼らの将来にも役立つのではないかと思います。
(写真は最終回のプレゼン)
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satoshi

2013.07.05

昨日の「サロン・デ・アプレミディ」

こんにちは。

雨は止みましたが湿気が高く蒸し暑いですね・・・

みなさん、体調にはご注意、身体をお気遣いください。

 

さて、スポーツ健康科学部では、外部から講師の先生をお招きして、さまざまな分野の研究のお話やトピックなどをフランクに学び合おうという目的で、「サロン・デ・アプレミディ」を開催しています。

 

昨日は、熊本大学の後藤貴浩先生にお越しいただき、「暮らしとスポーツのリアリティ─スポーツ・フィールドワークの魅力─」というテーマでお話しいただき、スポーツマネジメント領域を中心に学生、院生、教員が参加しました。

 

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そこでは、サッカー日韓ワールドカップでカメルーンのキャンプ地になった中津江村で発足から10年間で活動を中止したサッカーチーム「レリオン中津江」の社会的意味、そして、熊本市の少年サッカークラブの指導者たちが決して良い労働環境にあるとは言えない状況下で、どのように暮らし、サッカー指導に勤しむのか、という二つの事例についてお話しいただきました。

そして、これら二つの事例を見る視点として、スポーツする主体を従来のスポーツ研究で一般的であった「運動者」「スポーツ選手」としてとらえるのではなく、「生活者」として捉える方法論としての「生活論的アプローチ」をご紹介いただきました。

 

スポーツビジネスを研究課題とするぼくにとって、スポーツはサービス商品であり、公共性が高く、人々を結びつけ、元気づけるもので、人々の生活を向上させていくものですが、昨日の事例は、スポーツが人々の生活の在り方を規定し、固定化させているようにも考えられ、ちょっとした衝撃を受けました。

 

自分の分野の枠を超えて、広い視野で学ぶことは大切ですね。

 

BULLCO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013.07.04

食事・運動指導のエビデンス50

栄養や運動指導者向けの本が7月25日に中央法規から出版されます。食事・運動指導のエビデンス50というタイトルで、鈴木志保子/宮地元彦による編著です。内容としては、食事・運動指導のエビデンス(研究成果)をベースに、Q&A方式で50のテーマに絞って解説されています。私は、運動指導の基礎と運動指導の実際の部分を担当しています。基本構成としては、「隠れ肥満への運動指導は?」、「運動してもやせない人は?」「朝と夜どちらの運動がいいの?」など、一般的な質問に対して研究論文を1本引用し、イラストや4コマ漫画を添えて、その答えを分かりやすく解説するというものです。特に4コマ漫画は一番こだわって作りましたので、是非見ていただきたいと思います(オチもあります)。運動指導の時に遭遇する様々な質問が網羅されていますので、指導者は必見の1冊です。スポ健3回生は8月から健康運動指導士実習が始まりますので、是非参考にしていただきたいと思います。共著ですが、今年にはいって3冊目となります。原稿作成が一度に集中して大変でしたが、完成された出版物を手にすると、とてもうれしい気持ちになります。1冊2,000円となります。書店やネットでどしどしお買い上げください。sana

 

 

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2013.07.03

激しい運動と朝食実習

こんにちは。
今日も基礎演習の話題です。

Aクラスは最後の朝食実習!
クラスのメンバーの関係性も深まってきたところでの朝食実習はどういう風になるのかな、と楽しみにしていました。
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その前に、今年は激しい運動タイム。3回生の鳥取くんらのリードのもと、激しいエクササイズ。
前日合宿だったメンバーは、睡眠時間もあまり取れていない中、それでも一生懸命頑張っている姿が印象的でした★
赤沢は少し楽そうにみえるものをかいつまんでやっていましたが(ずるいですね)、それでも大量の汗。
みんなのしんどさは想像以上のようです。



さて。
疲れた体に空っぽの胃で迎えた朝食実習。
大事な写真を撮り忘れて、ただ食べてしまいました。 
普段なかなか直接はお話できない存在の、田畑学部長を囲み、穏やかな時間を楽しみました。

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その後は、お片づけタイム。
わがAクラのみんなの団結力・行動力が試されます。
AB先生のたくみな仕掛け(2つのグループに分けて、片づけの時間の記録を競う仕掛け)によって、
がぜん、やる気を出す人たち。
眠気なんてふっとんでいましたね。
そして、最終クラスとして意地をかけた勝負は・・・・片づけ1グループ目は8分41秒、2グループ目は8分35秒!!と、今年一番の新記録となりました★★★



手の空いている人は率先して仕事を探し、指示を出す人は的確な指示を出し・・・
さすが、みんなはスポーツやこれまでの経験で色々なことを学んでいるのだなあ、
チームワークを創りだす才能にたけているなあ、と改めて感心した時間でした。

さあ。
前期もあと少し。
後期のゼミナール大会に向けて走り出したAクラスです。
みんなのチームワークを生かして、良い学びを創っていってほしいと思います。

ma34.