一雨ごとに秋が深まっていきます。秋は実りをもたらせてくれます。学生、院生の成長も著しいものです。
昨日の日曜日に、実験室をのぞくと、ポスドクの【Sが】、【樋G】、院生【W智】、学部生【Mきき、D智、土K】君などが、本実験に向けての実験シミュレーションを行っていました。これは、本番と同様に被験者を用意して、通し実験を行います。プロジェクト研究などで、複数の研究テーマを同時並行して実験データを取得する場合は、複数の実験を組み合わせて行います。そのために、被験者への負荷を少なくして、できるだけ多くのデータをとるために、実験の順番、待ち時間などの工夫が必要になります。そこで、実験の順番、実験の進行を確認するために、本番と同様にシミュレーションを行う必要があります。良いデータを取るためには、このような準備が何より大事です。これを繰り返して、十分に練り上げた上で実験データが取得でき、さらに慎重に解析して、科学的な検証結果、そして論文にまとめて、世の中に「研究成果」として送り出されます。
何事もそうですが、十分な準備が大事です。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
学部事務室の依頼で、久しぶりに新聞社の取材を受けました。ゼミ生にも協力してもらいました。本学部の特徴的な学びを紹介してもらえるようです。取材を受けて、改めて学部の人材づくりを再確認、リマインドされました。人に話をすることは、確認するための有効手段ですね。
【忠】