[ 2017年09月 ] の記事一覧

2017.09.10

院生の予備実験

僕自身がコペンハーゲン大で実施予定の実験はまだスタートしていませんが、先日研究所の院生達が、新しいトレーニング実験に向けた予備検討を行っていたので、そのご報告をしたいと思います。

 

Dr. Holmの研究室では、現在大規模な臨床実験が進んでおり、高齢者に対する運動介入も実施しています。

レジスタンス運動(一般的に言われる”筋トレ”)には色々な種類があり、ダンベルやマシンを使ったトレーニングから、自分の体重のみを用いた運動(腕立て伏せや懸垂など)まで様々です。

 

高齢者の体力やライフスタイルに合わせて、様々な運動様式を提案すべきだと思いますが、その中でベルトなどを用いて運動している筋肉への血流を制限することで、通常の運動時よりも強い疲労感を引き起こし、その結果として比較的軽い負荷(軽いダンベル)でも筋肥大を引き起こす運動形態があります。(昔僕自身もその研究に少し関わったことがあります。。)

 

この運動形態をまず自分たちで試してみよう、ということで、院生達が市販されている伸縮性のベルトとダンベルを使って予備検討を行っていました。

具体的な運動として、上腕二頭筋を鍛えるために、アームカールの運動をダンベルを負荷として用いてトレーニングします。

12回の運動をほぼ毎日行って、3週間でどれくらい肥大するか、を観察するそうです。

 

運動プログラムを始める前と、3週間後にDXAX線の骨密度測定装置で、上肢と下肢の筋肉量を除脂肪量として評価することができます)、超音波法を用いた筋肉の厚みの測定、を実施して上肢の肥大を評価します。

 

今回の予備実験を行っているのが元陸上部の投擲選手から、全く日頃運動していない院生まで様々なので、どういった応答が起こるか、、もうすぐ結果が出るそうなので楽しみです。

 

satoshi


p.s. 写真はコペンハーゲンのカナルツアーのボートからの写真。天気の良い日は気持ちいいです。


2017.09.09

遊びの復権-遊ぶ心・遊べるからだ

 発達課題として運動遊びの重要性が指摘されながら、子ども達が遊ばなくなったとか、屋外でののびのびとした身体活動から室内での電子機器を使ったゲーム遊びといった運動量からみた遊びの減少や変質が指摘されて久しいものがあります。先日の日曜日午後、まだ残暑の厳しい中にもかかわらず近くの狭い駅前広場の木陰に集まっている小学生の明らかに異年齢と思われる十数人の集団を見かけました。1台のスケートボードを、手をとって立ち方から教える子、教わる子、また走行を教える子、時計代わりに数を数えながら速さを競う子達と、それぞれの技能レベルに応じて交代しながら3時間以上も行っていました。


住宅の中にある遊具や鉄棒のそろった公園は、一面きれいに芝が張られているものの、様々な禁止事項があり、子供たちの運動遊びに必ずしもふさわしくない為か、狭い駅前広場(空き地)が使われています。放課後は学校から閉め出され、外見的に整備公園は誰も人がいなく、本来とは違う目的で作られた駅前広場に子供たちが集う様子に考えさせられます。

 身体的発達はもちろんのこと、遊びの中で学ぶ機会は多く、器具・遊具の使い方の工夫、遊びのルールの創造と展開といった自由で自発的な行動に変えていくことで認知的な発達を促しますし、コミュニケーション能力や上達につれた自己効力感、自己概念の形成といった社会性の発達にもつながります。いじめや不登校、変わった子の排除、校則破りといった今日の社会や学校教育が抱える問題の背景には希薄な人間関係による社会性の未熟さも一因になっているかと思います。是非、豊かな人間性、社会性を育むことができる運動遊びとそれに見合った可塑性に富んだ場所による遊びの復権を期待したいところです。(老ブロガー・ハル)

2017.09.08

種を育てる ―定籐先生の集中講義―

Hitomiです。
今週、月曜日から木曜日にかけて生理学研究所の定藤規弘先生をお招きし、大学院生対象の集中講義が行われました。
定籐先生は脳科学研究の第一人者であり、fMRIという機械を使って人間の高次な脳機能を解明する研究をしておられます。



以前の記事でもちらっと書きましたが私もfMRIに関する研究に興味があったので、ちゃっかり院生さん達に交じって講義を聴講させていただきました。

今回の講義では、fMRIの仕組みについてご説明いただいた後、模倣に始まり共同注意、自己/他者の識別、メンタライジング、語用論(皮肉や比喩)、向社会的行動など様々なヒトの社会能力に関して、脳科学の観点から現在明らかになっていることをご紹介していただきました。

fMRIの仕組みについては、ある程度知っていることを前提として進んだので、本当に事前の勉強会に出ておいてよかったです…!勉強会を開いてくださった【敦】先生とK原先生、メンバーの皆さんに感謝です…
※勉強会ではこちらの本を分担して読んだのですが、定籐先生も教科書としてよい本だとおしゃっていましたよ。
福山秀直監訳(2016) fMRI 原理と実践,メディカル・サイエンス・インターナショナル,ISBN: 978-4-89592-854-0

門外漢の私でも大変分かりやすい説明をしていただき、4日間余すところなく面白く感じました。

普段あまり触れない内容としては点字の研究がとても興味深く、人間の脳が自分の身体状況に合わせて思った以上に適応していることが分かって驚きでした。
自分の関心に近いところで言えば、sharing(共有)に関する話が面白く、グループ内での一体感や規範、価値観、チームワーク…といった集合的な信念の形成と関係しそうだなぁと思いながら夢中で聞き入っておりました。

また、研究の内容ももちろんなのですが、ご紹介いただいた研究一つ一つの実験デザインの精緻さ(いかにうまく自分の見たい影響を測定できるようにデザインするのか、という意味で)は、本当に見習いたいと思いました。学生時代から教員や先輩達に「実験の結果は、データを取る前には決まっている。(事前にいかによく考えて、デザインを組んだかで決まる)」と言われてきましたが、改めてそうだということを実感しました。


↑もはや院生・教員関係なしに質問&ディスカッション

さらに、アクティブ・ラーニングとしてオーディエンスひとりひとりの研究の話も聞いていただきました。私も恥ずかしながら色々と相談させていただきましたが、とても真剣に話を聞いてくださり、こちらが1話したことに対して10以上の情報を返していただくような状況で…「集中講義来てよかった…」と静かに目を閉じて天を仰ぐ気持ちです。

その中で、研究を“作物を育てること”に例えておられたのが印象的でした。
研究のアイデアは「種」であり、たくさんの種の中からよく育つものを見つけて世話をしていく、すなわちたくさんのアイデアの中から、実証されるものを見つけ出し、言語化(論文化)して世に出すことが研究であるということです。(間違ってたらすみません)
そのためには、一つのアイデアに固執しすぎないようにすること、アイデアが埋没して忘れ去られないように、自分の考えを言語化してノートに記録すること、それを定期的に見返して、考えなおしたり整理したりすることなどが有効であると教えていただきました。

ちなみに、私が院生時代に力づけられた言葉に「涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。」というものがあります。
研究に行き詰まって苦しい時もありますが、それを乗り越えて大きな花を咲かせられるように頑張っていきたいです。
(意外と研究アイデアを出してあーだこーだと議論している時が一番楽しいですけどね)

定籐先生、本当にありがとうございました!
また、アレンジしてくださった【敦】先生にもお礼申し上げます。

Hitomi

2017.09.07

9月ですが、まだまだ蒸し暑いですね。

こんにちは、shinoです。

9月に入りました。
朝晩かなり涼しくなってきましたが、
今日は雨のせいか蒸し暑いですね。

8月に比べて暑さのピークは過ぎましたが、
スポーツをするには、まだまだ熱中症に気を付けなければいけません。

先日、知り合いのお子さんが、クラブの練習中に、
熱中症になって救急病院へ受診したという話を聞きました。
昔と比べて熱中症に対する認識は高まりましたが、
それでも、まだ身近に起こっている出来事として考えておかなければいけないと思いました。

熱中症については、インターネットで検索してもらえれば、
たくさん出てきますので、それを参考にしていただければ良いのですが、

特に注意して欲しいことは、

・急に気温が高くなった日に注意。
 これから涼しい日が出てきますので、熱中症の対策をしないでスポーツをしてしまうことがあります。
 9月中でも熱中症の発生率はまだまだ高いので、注意が必要です。

・日差しが強くなくても、蒸し暑い場所、室内でも起こります。
 屋内スポーツの方がかえって危険な時もあります。
 風通しの悪い、屋内でスポーツをする時には気を付けなければいけません。

・起こった時はしっかり経過を観て下さい。
 症状は休んでいたとしても変化することがあります。
 だから、安静にしていたら大丈夫ではなくて、容体が変わらないかをこまめにチェックして下さい。
 容体が改善しないようであれば、早めに病院への受診を考えて下さい。
 


まだまだ暑い日もあると思います。
まず体調管理が大切ですので、十分な食事と睡眠と取るようにし、
水分と電解質(食塩水やイオン飲料)の補給をしっかり行いながら、
熱中症に気を付けてスポーツを行って下さい。
こんにちは、shinoです。

9月に入りました。
朝晩かなり涼しくなってきましたが、
今日は雨のせいか蒸し暑いですね。


8月に比べて暑さのピークは過ぎましたが、
スポーツをするには、まだまだ熱中症に気を付けなければいけません。

先日、知り合いのお子さんが、クラブの練習中に、
熱中症になって救急病院へ受診したという話を聞きました。
昔と比べて熱中症に対する認識は高まりましたが、
それでも、まだ身近に起こっている出来事として考えておかなければいけないなと実感しました。

熱中症については、改めて説明するまでもなく、インターネットで検索してもらえれば、
たくさん出てきますので、それを参考にしていただければ良いのですが、

その中でも、特に注意して欲しいことを書いておきます。

・急に気温が高くなった日に注意。
 これから涼しい日が出てきますので、熱中症の対策をしないでスポーツをしてしまうことがあります。
 9月中でも熱中症の発生率はまだまだ高いので、きちんと熱中症に対する注意が必要です。

・日差しが強くなくても、蒸し暑い場所、室内でも起こります。
 屋内スポーツの方がかえって危険な時もあります。
 風通しの悪い、屋内でスポーツをする時には気を付けて下さい。

・起こった時はしっかり経過を観て下さい。
 症状は休んでいたとしても変化することがあります。
 だから、安静にしていたら大丈夫ではなくて、容体に変化がないかをこまめにチェックして下さい。
 容体が改善しないようであれば、早めに病院への受診を考えて下さい。


まだまだ暑い日もあると思います。
まず体調管理が大切ですので、十分な食事と睡眠を取るようにし、
しっかり水分と電解質(食塩水やイオン飲料)の補給をしながら、
熱中症に気を付けてスポーツを楽しんで下さい。

2017.09.06

場所を変えて

9月。ヨーロッパ/スペインに場所を変えました。
サバティカル(研究専念期間)をいただき、約半年間スペインでの活動になります。教員になって〇年…いろんな事情があって機会がなかったのですが、ようやく頂いた時間ですので大切に過ごしたいと思います。

現地にたどり着くまでに、ハプニングもありましたが、それはまた次回にぼちぼちと。

日本で準備をしている間、わからないことが多かったおかげで、いろんな方との出会いがありネットワークもできました。
例えば、参考にした文献(!)は、「立命館スポーツ健康科学」(立命館大学スポーツ健康科学会 発行)。
これは、毎年発行されていて、学会長の挨拶に始まり、学会講演抄録、修士論文の概要、スポ健・学会の活動などが収められています。その中にあった、【真】先生の“サバティカル @University of Hawaii (2017年, 第7巻, pp. 16-28)”を参考にしつつ準備開始。


(参考文献!著者: 【真】先生)

アメリカ・ハワイとヨーロッパの違いもあり、比較しながら準備していくのはなかなか楽しい経験でした。スペイン領事館は、東京だけでしたので、出向くたびに一日が潰れていったり…。準備する書類も違いました(アメリカでは必要だったツベルクリン検査証明書や英語能力証明書などは、スペインの場合には要りませんでした。ただ、無犯罪証明書なるものがスペインの場合には必要で、何やらどきどきしてしまいました)。

丸2ヶ月かかって、ようやくビザ発行。ビザの受け取り時、すべての説明が終わった後、領事館の方から「どんな研究をいているの?」と、興味を持って頂き、ほんの少しだけでしたが話をさせてもらい、これまたいい思い出になりました。


2016年8月8日から始まった準備記録。ちょうど1冊完成!(なかなかの出来栄えになりました。案外、几帳面かもしれません)。

そんなこんなで始まる生活です。ゼミっ子のことが気になりつつの生活になりますが、少しずつ現地のことを含めて書いていきたいと思います。

ippo




2017.09.05

キャンパス訪問

 先週末の台風15号が太平洋岸を北上した影響で、日本列島に北の冷たい風が運ばれてきました。関東では急激に気温が下がったようですが、関西でも朝晩はっきりと涼しくなりました。先週金曜日夕刻、南草津駅で電車を待っていた際、ふと見上げた空に「いわし雲」が浮かんでいました。つい最近までは、「入道雲(積乱雲)」が空全体を包むようにあり、夕刻雷と共に激しい雨が降っていました。秋の雲は上空高いところにできるようですね。「天高く・・・」ですかね。


 先日、所用があり朱雀キャンパスへ行っていました。BKCで勤務をしていると、衣笠キャンパス同様訪れる機会が少ないキャンパスです。
 京都市中京区西ノ京朱雀にキャンパスがあります。私は自宅から阪急に乗り、「大宮駅」で下車、歩いてキャンパスまで行きました。近くには、JR山陽本線、地下鉄東西線の「二条」駅があり、大変便利なところです。
 また、北東方向に約300m程行くと、世界遺産の「二条城」があります。この二条の地は、織田信長や豊臣秀吉も「二条城(共に現在は無い)」を築城しており、京都において当時から大変重要なところなんですね。

 外観が煉瓦造りで、趣のある建物です。一歩入ると「しーん」とした静けさが私を迎えてくれました。まず目に入ったのは、西園寺公望公が書かれた「立命館」の書と立命館大学創始者「中川小十郎」先生の胸像です。その像を見て右手に進みますと、立命館大学の開学の歴史に関する説明書きや開校当時の様子がジオラマ展示してあります。また、円筒形の説明ブースもあり、本学の成り立ちを学ぶことができるようになっています。







 BKCの学生さんの中には、あまり朱雀キャンパスに行くことの無い方もいると思いますが、是非足を運んでみては如何でしょうか。
 
【司】

2017.09.04

嬉しい知らせ その2

先週は、O塚先生の嬉しい知らせを報告しました。
今週は、研究科修了生同士のおめでたいお話です。

修了生に二人に両サイドを挟まれ嬉しい顔をしています。右手の森嶋君は、大学院1期生で、博士号取得第1号です。修士、博士とも総代の俊才で、そのあと、ポスドクを経て現在は、関東の大学で講師として勤務しています。左手の文香さんは、修士を修了して、メーカーで働いた後、COIの仕事を手伝ってくれました。

     

お二人ともGTO研究室で熱心に研究し、研究成果を数多く発表してくれています。お似合いのカップルです。入籍を済まされ森嶋君の勤務先の近くに住んでいるようです。結婚式は、森嶋君の地元である葛飾柴又(そう!寅さんで有名なところ)にある浅草寺だそうです。雷門、仲見世などいつも観光客で賑わっていますね。素敵な結婚式になるでしょう。
    

学部・研究科を巣立っていった卒業生・修了生の活躍、幸せの報告は、スポ健ファミリーの滋養、元気の素です。是非、嬉しい報告を多数待っております。これからも幸せのお裾分けをお願いします。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
1月ほど前ですが、「第一子誕生しました!」との連絡を、学部1期生のMayuさんから頂きました。結婚式にもよんでもらい、家族が増えた嬉しい報告も頂き、ありがたい限りです。元気な男の子ですので、逞しく育って欲しいです。
【忠】

2017.09.03

Copenhagen ジャズ・フェスティバル

コペンハーゲンは音楽の分野でも様々なイベントを開催します。

ジャズ・フェスティバルもその一つです。コペンハーゲン市内にはジャズバーなるものが複数あり、毎晩のように様々なアーティストが演奏していますが、年1回のジャズ・フェスティバルでは10日間の間、街中がジャズミュージックに浸ります。


コンサートホールやライブハウスだけでなく、公園やカフェ、路上などいたるところでジャズが演奏されるので、ジャズが聞こえない瞬間がないくらい。



10日間で何と1300のコンサートが開催され、250,000 人の来客がコンサートに訪れるそうです。



 1979年からスタートしたコペンハーゲンのジャズ・フェスティバルも来年で40周年を迎えるようですが、ヨーロッパの中でもこのジャズ・フェスティバルは、国際的な音楽シーンで重要な位置づけとなっているそうです。

国際的なジャズだけでなく、デンマーク発祥のジャズミュージックも演奏されます。

ノラ・ジョーンズなど世界的なアーティストも多くデンマークを訪れ、コンサートを開催するようですが、さすがに大物アーティストのチケットは直ぐに売れ切れたようです。 

アパートの目の前でも色々なジャズの演奏が毎晩のように鳴り響いてました。

たまにはカフェでコーヒーを飲みながらゆったりとジャズに耳を傾けるのも良いですね。

 

satoshi

 


この写真は近所に時たま現れる大道芸人です。一人が中に浮いてるこのトリック、未だに謎です。。

 

2017.09.02

酷暑の中で見つけた百合の群生?

 時々昼食後の暑いときではありますが、インテグレーションコアから反時計回りにキャンパスの外周を、以前はジョギングでしたがここ1、2年はもっぱらウオーキングをしています。好きな風景は何と言っても正門あたりからのクインススタジアムとアクロスウィングの眺めです。広々したキャンパスを感じさせるクインススタジアムと大学らしい落ち着きと重層感を感じさせるアクロスウィングが一体となった風景は、BKCを訪れる人たちには“知の創造にふさわしい大学”を感じさせてくれます。

 2番目、貯水池越しに見えるローム会館はヨーロッパの古城を感じさせ、一幅の絵になるのではないか思います(周囲が自然保護の為に手を加えられていないので、古木が水面からその姿を表しており、いつもここにボートを浮かべることができたらと思っています)。そして、ログハウス風の湿原保全用揚水機場“も周囲にマッチして風情があります。この辺りはスポーツ健康コモンズの関連整備の一貫としてか、無舗装の小道ではありますが、第3グラウンドやオートバイの駐輪場からC-cubeやバス停、クインスへの近道としてかよく利用者を見かけます。

この辺りに、先日来背丈ほどに伸びた雑草の中の白い百合の群生(多少誇張かな)を見かけました。1本の茎からスラッとした1輪だけの花もあれば、左右に仲良く2輪の花を持ったもの、さらに6輪も持つものまでその数30数本咲き誇っておりました。スラッとした花姿、或いは“凜”としたと表現するのが良いのかもしれませんが、気品を感じさせられます。花の大きさに比べ茎の細さが不釣り合いの感じを受けますが、それが“ゆり”(風に揺れるの意)の語源だと聞いたことがあります。花言葉は・・・・興味のある方は調べてください。猛暑にかかわらず“一生懸命”咲き誇っているようでした。(老ブロガー・ハル)


2017.09.01

愛を叫べ

Hitomiです。
最近、右からも左からもおめでたい話題が聞こえてきてびっくりしっ放しです!

ご本人達は「(結婚しても)変わらないですよー」と言っていましたが、なんとなく表情が輝いて見えるのは私の気のせいではないはず。
「安定」からは程遠い仕事ですから、共に歩むと決めた奥様の覚悟も相当なものだったと思います。
仕事に研究に家庭生活に、さらに飛躍されますことをお祈りしています!!

そしてもう一つ素敵な話題が。
ab研のK崎さんのご就職が決まったとのことで、送別会に顔を出させていただきました。
初めてお会いした時はあまりの美人オーラに思わず圧倒されてしまいましたが、話してみたらすごく気さくで面白い方で…くだらない話題にもお付き合いいただき、学生時代に戻ったかのようにお腹を抱えて笑いながらお喋りできたのがいい思い出です。

同領域だと気軽に「ではまた学会で~」ができるのですが、専門が違うとそうもいかないのでちょっと寂しいですね。
でもだからこそ、つながったご縁を大事にして、こちらから会いに行きたいと思っています。

また東京でぜひ飲みましょう!

Hitomi