[ 2017年10月 ] の記事一覧

2017.10.11

来年3月に向けて…地域が動く!

スペイン・バレンシアも秋色になりつつあります。
週末は、大学が完全閉鎖になりますので(週末は楽しもうよ~の精神なのでしょう)、あてもなく街中を歩いていると、ときどきおもしろいことに出会います。

この日最初に出会ったのは、ココ。いかにもスペイン!という光景です。

このおじさんと話をしていると、関係者が集まってきて道具を持たせてくれたり、パエジャの中にムール貝を入れる経験や写真撮影をしてくれたりと、親切てんこ盛りでした。

さらに話をしていると、建物の中に入れてくれました。その理由は、第2弾のムール貝を食べてみよ、と。ここバレンシアのムール貝は「クロチーナ(バレンシア語)」と呼ばれています。ちょっとしたブランド力があり、8月ころまでが旬だそうです。でもこのあたりは、近くに中央市場があるからか、秋口に入った時期でも出してくれることがあります。かなり小さめですが、中身の詰まった、味わいのあるクリーミーなムール貝でした。地域に、食材に、とても誇りを持っているようです。

てっきりバル/レストランか何かだと思って、「何時にこの店はオープンするのか?」とたずねたら、ちょっと来い!と。戸惑っていると…第3弾は、建物のさらに中に入れてもらうことができ、そこは、グループ内のFalla(火祭り:ファジャ)歴代女王たちの写真が飾ってある空間でした。つまり、ここはバルではなく、バレンシアで3月に盛大に行われる「火祭り」のためのグループ(街全体には、300以上400近く?のグループがあるそうですが、その一つ)の集会所だったようです。
(エプロンの文字Fallera:民族衣装を着た女性たちのことを言います)

3月の「火祭り」のときに張り子の人形を、各グループで制作し展示すると聞いています。それなどにかかる諸々の資金を集めるために、このような食事会でいろんな人をもてなす等、準備の一環というわけです。グループによって雰囲気はどうも違います。同じ土地でありながら、おもしろいです。

その翌日の日曜日。
街のなかを、それはそれは豪華なドレス・民族衣装を身にまとった女性たちが行進(見るからに高そう…実際かなり高いらしいです)。この行進も3月の火祭りに向けた準備の一環とのこと。それが【表紙の写真】です。きれいな公園に行くと、写真撮影のために来ている彼女たち数人にばったり出会えることもあります。

ラ・ロンハ・ラ・セダという世界遺産の建物もこのすぐ近くにあります。15世紀ころに建てられ、「絹の商品取引所」だったところです。中心街に行くと特に、絹などの手芸用品やドレスのお店もかなり多く立ち並んでいるのですが、これも火祭り、この女性たちの伝統衣装と関係しているのでしょう。地域の各種産業が、互いに密接に関連して成り立っているようです。

1つの出会いから、言葉や歴史・文化、食、産業、年間行事、人の生き方…まで広がっていきます。いつまでもこの土地には慣れること「なく」、見聞きしていきたいものです。

火祭り本番(私の想像をはるかに超えているよ、と言われていますが)の様子は、来年3月にまた、もう少し詳しく、正確に理解してお届けできればと思います。

ippo

2017.10.10

京都散策3

 10月の三連休は如何お過ごしでしたか。と言っても昨日の月曜日は授業日でしたので、大学で講義を受けていたという学生さんが多いのではないでしょうか。私も月曜日は4コマ担当しているので、頑張りました。

 先週は随分と涼しい日々が続いたので、「このまま本格的な秋か」と思ったのですが、この連休は比較的気温が高く、30度近くまで気温が上昇し、少し動くと汗ばんでくるという状況でした。着る服に悩みます。


 私事ですが、大学への通勤のためJR京都線・琵琶湖線を利用しています。各車両の一角(定位置)には、立命館大学の広告ポスターが掲載されているのをご存じですか。南草津から京都方面に向かう車両で言うと、進行方向前寄り左側の入り口の所です。今回の広告ポスターは、スポ健の海老先生の活動の様子が「おいしく楽しい食事ができれば、アスリートはもっと強くなれる」と題して紹介されています。嬉しいですね。
 JRに乗られたら是非探してみて下さい。


 先週は毎日バタバタとしていて、ブログの事を全く考える事が出来ずに過ごしていました。これでは何も書くことが無い・・・ということで、日曜日自宅から歩いて「桂離宮」へ行ってみました。当然、事前予約のしていなかったので中に入る事はできませんでしたが、入り口で待機していた職員の方に色々と話を伺いました。

 桂離宮は、正親町天皇の第五皇子誠仁親王(陽光院)の第六皇子の智仁親王が、豊臣秀吉の養子となり、その後秀吉に嫡男が誕生してことで、養子解消した償いとして3000石を与えられ、「八条家(桂宮家)」を創設した後、八条家の別荘として造営されています。この3000石は他の宮家と比較しても非常多く、秀吉の申し訳ないという気持ちが石高に出ていますね。
 


 自宅の近くにある事は知っていたので、参観をしたいと調べた事がありました。興味のある学生さんは、参考にしてみて下さい。
 桂離宮参観申し込みは、http://sankan.kunaicho.go.jp/(宮内庁ホームページ)へ。参観希望日の3ケ月前から受け付けています。当日参観の受付もあり、午前11時から先着順に受け付けているようです。今の季節は観光シーズンなので、結構すぐに整理券(当日受付枠20名・各午後3回)配布予定数をオーバーするとの事でしたので、事前予約がお勧めです。


【司】

2017.10.09

サステナブルウィーク

先週、BKCはサステナブルウィーク でした。
http://site-1096863-3189-8132.strikingly.com/

       

ご存じのように、2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました(下記参照)。

http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
その時に、17の目標からなる ”持続可能な開発目標(SDGs)” が掲げられました。
これは、人間, 地球, 繁栄のための行動計画です。
http://www.unic.or.jp/files/sdg_logo_ja.pdf

これからの持続ある繁栄のための17の目標の中で、3つめに
『あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する』 
が掲げられています。

 新生児死亡率を下げ、薬物乱用を無くし、交通事故の死傷者をへらし、質の高い医療、医薬品が届くようにし、・・・・と続き、
最後に、「すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する。」 とあります。

 まさに生活習慣病のリスクファクターを早期警告、管理ならびに、リスクファクターを低減するための健康習慣(睡眠、食事、運動)を強化することが目標としてあげられています。

 その観点で、今回のサステナブルウィークにおいて、本学部の学生が、1週間、朝8時から8時半の時間に、エクササイズを提供していました。
     

 是非、朝からの運動習慣、身につけていきましょう!

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
上記に書いたように、運動習慣は非常に大切です。でもなかなか実践するのは難しいようです。
そこで、お勧めが、COIで開発しました『ACTIVE5』です。ジュニア、一般、シニアの3世代が同じ音楽で同時にでき、かつ動きはそれぞれの目的にあわせてあり、さらに、シンクロする動作もあり、楽しみながらできるエクササイズです。3分です。毎朝の新しい習慣に加えてもらえると嬉しいです。家庭でも、職場でも、会議の前にでも。
3世代シンクロ、各世代バージョンがあります。ご活用ください。
http://www.activeforall.jp/topics/244/

本日は、「体育の日」。出雲駅伝の日です。
13時スタートです。立命館大学も出場します。TV中継もあります。
こちらにもご注目のほど。
http://www.izumo-ekiden.jp/
【忠】

2017.10.08

スポーツクライミング

先日、人生で初めてスポーツクライミングに挑戦しました。

スポーツクライミングは東京オリンピックの競技の一つでもあります。
日本人選手の活躍も期待されているそうです。
https://tokyo2020.jp/jp/games/sport/olympic/sport-climbing/

個人的にはスポーツクライミングの中でも、5メートル程度の壁に設定されたコースを上る”ボルダリング”に興味がありました。
コペンハーゲンにあるBlocs&Wallsは北欧最大のボルダリングジムがあることを事前に知っていたのですが、なかなか行くチャンスがなく、そのままになっていました。

今日こそは、と決心し、デンマーク語のホームページから(グーグル翻訳の力を借りて)初心者用のコースを予約。
インストラクターがクライミングの基本を教えてくれる、という初回コースです。
http://www.blocs-walls.dk

自転車で現地にいくと、インストラクター(Michael)が迎えてくれて、クライミング用のシューズを借ります。
同じ講座を受講するデンマーク人女性2人も初めてのクライミングということで、少し安心です。

基本的な動作を教えてもらって、先ずはボルダリングに挑戦です。

僕に気を遣ってくれて、インストラクターは最初のウォームアップから安全確保の説明まで、全て英語でしてくれました。
一緒に参加している他のお客さんがデンマーク人だったので、特に英語での会話に切り替えるのも違和感がないようで、にこやかに英語でのレッスン進行に同意してくれました。


まずボルダリング。
同じ色のブロックを辿りながら登っていきます。最初は調子に乗ってどんどん登ってましたが、手の力に頼って登りすぎたのか、途中から手の力が入らなくなりブロックをしっかり掴むことが難しくなってきました。
クライミングのトップ選手は一般人と比較して、指と肩甲帯の筋力が特に強いそうです。
インストラクター曰く、「手の力に頼らず、手は体の位置を制御するだけで、基本的には足の力で登るのが望ましい」とのことでした。なかなか難しい。。
次にどのブロックに手足を延ばして上手く上っていくかは事前に戦略が必要で、かなりの集中力も求められます。




後半はリードに繋がっているハーネスをつけて、15メートル級の高い壁に登ります。インストラクターが落下しないようにロープを握っているので、落下する心配はないものの、もう後半はほとんど手の力が残っておらず、途中で何回も落下しかけました。。でも、インストラクターのおかげで何とか登り切れた時は嬉しかった(笑)



翌日(というか数日間)は腕と足が激しい筋肉痛に見舞われましたで。。運動中は息も切れるくらい心肺機能も刺激するので、健康増進の観点からもとても良い運動だと感じました。



また挑戦したいと思います。


satoshi

2017.10.07

心の中はすでに晩秋か?

 今日(104日)は中秋の名月。この日、住んでいる奈良では、猿沢池の西側にある采女神社の例祭が催されます。この神社は、奈良時代、帝に仕えた采女(うぬめ、後宮で帝の給仕をする女官の職名)が、帝の寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したその霊を慰めるために建てられた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした(大和物語)とされているせいもありますが、神社そのものはうっかりすると見過ごしてしまう程の小さな社ですが、今ではすっかり観光化された采女祭りは、市中の花扇奉納行列後、夜には雅楽の演奏の流れる中、猿沢の池に浮かべた2隻の管絃船(龍頭・鷁首)に乗ったうぬめ役の女性が身代わりの花扇を池に投じて、入水したうぬめの霊を慰める行事となっています。

まさに秋の到来を告げる行事ではありますが、学生にとっては卒論作成に向け、一段と拍車がかかる頃でもあり、また日の短さとともに焦りを感じ、学生一人一人の取り組む姿勢・態度など性格がよくわかる頃でもありますし、焦っているのは学生だけでなく教員も同じ?ではないかと思っています。以下に学生の心境を語ってもらいました。

4回生の福永智大です。私は今『運動学習におけるフィードバックの内容の違いがパフォーマンスに与える影響』(仮)についての卒業論文を書いています。

周りの友人は夏休み前から実験をしていましたが、「まだやらなくていいだろう」と高をくくっていました。夏休み前から取り掛かる予定であったのにも関わらず、学生生活最後の夏休みということもあり、遊びとバイトに費やしてしまい、気が付くと卒業論文に全く手をつけていませんでした(でも後悔は・・・していません・・・それなりに意味があった)。9月に入り非常に焦りを感じた私は、連日休むことなく30人の被験者を集め、つい最近実験が無事に終わり、今はデータ処理に追われています。パソコンに疎い私は、データ処理に苦難を極めていますが、佐久間先生にアドバイスを頂き、統計学の書籍を読むなどして、なんとかやっている状況です。

ゼミ生とは論文の進捗状況について牽制し合うのではなく、助け合い協力して卒論を進めていきたいと思います。9月末の時点で0文字だった男子大学生が2ヶ月で20000文字書いて無事卒業する話、ビリギャル!を凌ぐ私にご期待ください。」・・・・期待しています。(老ブロガー・ハル)

2017.10.06

行くぞ!!

お疲れ様です。購入予定の新しいタブレットパソコンを選ぶのが最近の気分転換、Hitomiです。

迷いますね。そんなにPCに詳しくないので毎回こういう時選ぶのに時間がかかります。

個人的に、タブレットと言えばSurfaceと iPadのイメージですが、メインPCがWindowsなので、やっぱりタブレットもOSは合わせたほうがいいかな。

ただ、以前Surfaceを使っていた時に、初期不良で1回交換し、さらにその後キーボードを2回壊す(それぞれShiftキー・Ctrlキーが取れるという死活問題)という、抜群の相性の悪さをみせたので若干トラウマがあります。(この話をするとだいたい「カバンにそのまま入れなければいいんじゃない…?」と言われます)

Let’s noteのXZシリーズもかなり気になっています。私は「丈夫だから」という理由でLet’s note派なのですが、Let’s noteは結構先生方の間でも人気が高いですよね。難点は…高いこと(笑)だからこそ買えるうちに…。

おすすめPCがあればご一報ください。まずはクレオテックのSさんに相談だー!

というわけで、今週も新しく始まった授業の様子をご紹介します。

まず、研究入門Ⅱ。こちらは、リサーチ・クエスチョンのたて方、論文の構成などこれから研究計画を立てていく上での基礎知識について、全体で説明がありました。



T彦先生がご登壇です。『仮説と予想は違う』というのはとても重要だし、適切な表現で「なるほど、そういう言い方をすればいいのか!」と腑に落ちました。今度、私もこっそり使わせてもらいます。

社会科学系の担当として私も少しお話しさせてもらいました。自然科学との違いを説明はしましたが、せっかく文理融合の学部ですので、自然科学/社会科学、文系/理系という枠にあまりこだわりすぎないようにして、まずは広い発想でテーマを考えてもらえたらいいなと思います。

余談ですが、約200名を前にして去年すっごく緊張した記憶があるんですが、今年は意外と落ち着いてできた気がします。馴れってすごい。やっぱり暴露療法って効果あるんだなぁ…と思いました。
(暴露療法…不安障害を改善するために行われる行動療法のひとつで、強い不安や恐怖を感じる刺激にあえて曝すことで刺激に慣れていく方法。中途半場にやるとむしろ悪化する危険もあるので注意。)

こちらは基礎演習Ⅱです。ゼミナール大会の準備がいよいよ始まったので論文ガイダンスです。Moto先生にご登壇いただきました。



すごく分かりやすい…。

こちらもちょっとだけ調査系論文の書き方について私も前に出て話したのですが、「全く専門知識がない対象に対して、専門的なことを説明する」のがいかに難しいことであるか実感しました。
自然と口から専門用語が出てくるんですが、喋りながら『あれ?これって1回生分かるのかな?』と不安になったりして、相手を考慮した説明の仕方について改めて考えさせられました。

そんなこんなで、今週は研究の基礎について、意外と普段考えてないことを改めて考えるいい機会だったな~と思います。

小集団科目、後期は前期といきなり雰囲気が変わって大変ですが、1回生も2回生も頑張ってください。

Hitomi

P.S.

Happy Birthday!!!




2017.10.05

運動フェスティバル2017

こんにちは、shinoです。

最近、朝晩がかなり涼しくなりましたね。
体調は崩してないでしょうか?
大学の授業も始まり、忙しい毎日だとは思いますが、
風邪などひかないように自己管理をしっかりしてくださいね。

先週の日曜日、BKCキャンパスで、『運動フェスティバル2017』というイベントが開催されました。
スポーツ健康コモンズを使って、運動したい人をサポートすることを目的として行われました。

ヨガやウォーキング、ダンス、ロコモ度テストなどなど、
学外の一般の人にもスポーツ健康コモンズを知っていただき、スポーツに親しんでもらうような
様々なスポーツのプログラムが組まれていまして、
子どもから高齢の方まで、誰でも気軽に参加できるようになっていました。




コモンズ前のスペースでも、地元の企業が多数出展していただいていたり、
屋外プログラムが行われていたりと、大変にぎやかでした。

私は、『ボディーカウンセリング』という
身体に関するいろいろな相談を行うプログラムを担当していました。

というのも、今年度前期より、
コモンズ内のリハビリ・カウンセリングルームで、
本学の学生アスリートを中心に、スポーツ傷害に関するカウンセリングを行っています。
という流れから、
この『運動フェスティバル2017』で『ボディーカウンセリング』を行うことになりました。

GATの学生たちも、スポーツ傷害に関係するポスターを作成し、当日も参加してくれていました。
彼らは、ポスターを観に来てくれた人に、詳しく、分かりやすく説明してくれていました。
助かりました。


私の『ボディーカウンセリング』はといいますと、
そんなに多くの人が来てくれたわけではないのですが、

『スポーツをしていますが、膝が痛いので、どうしたらいいですか?』
『下肢を鍛えるには、どんなトレーニングをしたらいいですか?』
『痩せるにはどんなトレーニングがいいですか?』

というような、
いろいろな相談を持ってきていただいたので、
皆さんに個別カウンセリングを行わせていただきました。

スポーツ健康コモンズを通した本学の取り組みを一般の人に理解していただくいい機会だと思います。

みなさんも是非ともコモンズをうまく使って、スポーツを楽しんでください。


最後に、カウンセリングルームですが、
後期からは本格運用となりまして、
火曜(10:00~12:00)と木曜(15:00~17:00)の週2回行っています。

診療所ではないので、治療を行うわけではありませんが、
スポーツ傷害で困っている本学の学生、職員は、誰でも相談に来ていただくことができます。

また、リハビリルームが併設され、ATCの方々も一緒に手伝ってもらっていますので、
必要があれば、トレーニングやリハビリを実際に教えてもらうことができます。

添付しているチラシのURLやQRコードを利用していただければ簡単に予約できます。
週2日で1日2時間、1人の予約枠が30分になっていますので、
1日の人数はそれほど多くありませんが、
スポーツ傷害で困っている方は相談に来て下さい。

いつでも見学もできますので、
スポーツ傷害のカウンセリングやリハビリテーションに興味のある方は、
一度覗いてみて、勉強していって下さい。



2017.10.04

街が息を吹き返す夜

ここスペインも、すっかり秋めいてきました。
【表紙の写真】は、カタルーニャの独立問題です。連日、新聞の表紙はこの内容ですし、一緒に食事をとっている人とも毎朝この話題になりますーデモクラシーとは何か、国家とは何か、平和とは…と。歴史的な背景もあって、私がこの問題を理解しきるには時間がかかりそうですが、そうも言っていられないほど、とてもとても重大な、歴史的な時期にあることだけは確かです。

さて、少し話題を変えて…。私が住んでいるあたりの朝は(8時ころはまだ)、ひ~っそりと静かな旧市街。ところが、時間が経つほど、とくに夜、週末になると「どうした?!」というくらい活気ある街に変わっていきます。細い道が多いのですが、その道にも、ちょっとしたスペースにもバル(の出張所)が登場します。
この写真は、夜の8時ころ(ちなみに9月中旬)です。外がこんなにも明るいせいか、この時間帯でも地図を見ながら観光続行中の人も多く見かけますし、のんびりコーヒーでも、という人も。憩いの場であり、社交の場でもあります。

夜の過ごし方はいろいろあるようで、下の写真は、私の家の近くの映画館も大繁盛の様子。中に入るだけでもワイワイと賑やかです。これでも結構なしゃべり声でしたが、(この後に比べれば)まだ静かな方でした…。

こうした夜の時間にハシゴしながら(?!)食べるもの、スペインとくれば思い浮かぶものの一つかもしれない「タパス」。タパ(スペイン語で、蓋)+ス(複数)。その昔、ワインに埃などが入らないように、パンなどで蓋をしていたのが、今の小皿料理・タパスになったとか(スペイン人は結構きれい好きかも、と思うことがしばしばあります)。
(ガッツリ系タパス)
(品よくちょい系タパス)

写真では、香りも味も、そして大きさも伝わりにくいのですが、上のタパスは大きく、安い!
下のタパスが来たときは、注文を間違ったかと思いました(3種類のタパスを注文したら、この小さめの一皿に盛り込まれて出てきました)。いろいろと " 異なる " スタイルの存在を実感して知ることが、その「土地に住む」ということのようです。

何よりも、ここバレンシアは、気候と食が人をつくっていると実感する街です。少し前には、バレンシア州の市町村の料理、文化を含んだ商業プロモーションとして、街中14か所を拠点に音楽・バンドとともに夜中までイベントが行われました。このようなときには特に、いつの間にか隣の人と会話が生まれることもあり、人と人との繋がりを大切に、しかもいち早く(ときには濃く)繋がっていく街の印象です。それだけに、どこにその繋がりを壊すような地雷があるのか…ちょっとコワくもありますが。それを知らずにいる今は、とにかくやさしい街・人たちとともにいます。

ippo

2017.10.03

京都散策2

 後期セメスターも始まり1週間が経過しました。一通り講義のオリエンテーションが終わり、講義の概要を把握された事と思います。春先の意欲が高い時期に多くの講義にエントリーをして、よく考えてみると時間と気持ちに余裕が無くなっている学生さんが、講義をキャンセルする場合が多いですね。人は「幾つになっても勉強は出来る」と言います。私もそうだとは思っていますが、勉強する環境が整っていて最も効率よく勉学に集中できる時期は、まさに「今でしょう」とも思っています。後期の授業にエントリーした学生さん最後まで頑張って下さい。
 一雨ごとに季節が進み、ずいぶんと涼しくなってきました。先週土日に夏用の布団をクリーニングして、毛布を出しました。季節の変わり目なので体調を崩さないようにしましょう。

 昨年京都に越してきて、近畿圏内の神社仏閣や城郭に行く事を目的としてバイク(250ccのスクーター)を購入しました。しかし、中々気持ちと時間の余裕が無くて、自宅駐輪場でシートがかかったままの状態です。50km程しか走行していないのでバッテリーが上がる事を気にしています。
そんな日曜日、気分転換のためバイクに乗り京都市内(桂川を北上して「嵐山」方面へ)を走ってみました。

 皇居の「二重橋」、岩国市の「錦帯橋」、長崎の「眼鏡橋」などと並び有名な「渡月橋」があります。秋の観光シーズンですね・・・橋の両端歩道は観光客の方々であふれかえり、一部車道を歩いている方もおり、路線バスや観光用の人力車が中々進めない状態でした。

 
 嵐山は紅葉で有名な観光スポットですが、まだ少し早いですね。山全体が広葉樹に覆われているので、色づいた様子は素晴らしいと思います。大学進学で関西以外から来ている学生さん、時間と気持ち(お金も)に余裕があれば、京都や大阪、奈良や滋賀の観光地へも足を伸ばしてみては如何でしょうか。私はまた紅葉の時期に訪れたいと思います。


【司】

2017.10.02

総長報告

素晴らしい天気がつづく、良い季節になりました。

○○の秋、といわれるのに相応しいです。是非、○○に、運動を加えていただけると幸いです。

さて、毎週水曜日の午後(夏季休暇中以外)は、常任理事会が開催され、学園の理事、役職者があつまり、学園における様々な課題を議論し方向性を決めていきます。この会議の冒頭に、「総長報告」として、各クラブの活躍を紹介するときがあります。前回の会議の冒頭に、大学院スポーツ健康科学研究科の『王子田 萌選手』が総長報告にて、インカレ優勝の紹介を受けました。
    

 そのあと、ご本人から、「恵まれた環境で競技に専念できることを学園関係者に感謝したい」との挨拶があり、総長から勉学にも打ち込み、かつ周りへの感謝のことばしっかり伝えられる素晴らしいアスリートである、というお褒めの言葉をもらっていました。学部・研究科の代表者としても非常に嬉しい気持ちにさせていただきました。(ちゃっかり、ツーショット写真も撮らせてもらいました。)
    

 インカレは9月初旬に行われました。暑い中での大会でしたが、
https://www.ritsumei.ac.jp/sports-culture/sports/topics/detail/?id=305

その直後に、松山で行われた日本体力医学会にも参加し、ポスターにて学会発表も行っていました。陸上ウエア、ビジネススーツともに、バッチリ似合う大学院生アスリートです。

 ご本人の努力が一番ですが、それを支えている指導者、仲間、家族、すべての力を大事にして成長していると感じています。これから修論のまとめがありますが、それもしっかりまとめた上で、社会人アスリートとしてもう一段上の高みを目指していく王子田さんを引き続き応援していきましょう。

 次は、「内閣総理大臣報告」を受ける可能性もありますので。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
    
 東京芸術大学で開催されている、「クローン文化財」展に、本学のCOI拠点の成果が活用されているので招待いただきました。詳しくは下記をご覧下さい。10月26日(木)まで開催中です。本物を超えるクローン文化財、というのがキャッチコピーです。来場者の感動と感激は相当なものでした。
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/09/20170925_01.html
【忠】