[ 2019年12月 ] の記事一覧

2019.12.11

奨学金給付証書授与式がありました

昨日、西園寺記念奨学金(成績優秀者枠)と+R Challenge奨学金の給付証書授与式が行われました。
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これまでも[忠]先生らもブログで紹介されており、ご存知の方も多いと思いますので、
詳しくはWebへ譲りたいと思います。

受賞者からは用紙に決意を表す端的な言葉を書いてもらい、これからの学生生活への決意をひとりずつ話してもらいました。
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皆さん、それぞれの素晴らしい決意表明をしてくれました。
学生のロールモデルとしての活躍・成長が期待されました。

受賞者の活動の様子は、(このあいコアの星に勝るとも劣らない)FBでブログ形式で紹介されています。
https://www.facebook.com/rits.spoken/

最終成果物としての卒業論文はどんなものになるのでしょうか。
今から楽しみですね。
いよいよ今年度の提出締切は、明日の17時です。
ただし、学びステーション(提出先)の時計でカウントされますので、早めに提出しましょうね。
と、Hassy Labに呼びかけています。。
今どこも、教員居室に卒研生が屯していますね・・
Hassy Labもラストスパートです!

2019.12.10

登壇報告『ボランティアで学生は変わるのか―「体験の言語化」からの挑戦』 出版記念シンポジウム

こんにちは、かわいです。

先週金曜日に早稲田大学で開催されたシンポジウム

『ボランティアで学生は変わるのか―「体験の言語化」からの挑戦』

出版記念シンポジウムにてパネリストとして登壇してきました。

 (kawai)20191203_2

前半は学生のみなさんの体験の言語化が続きました。
学生が自らの経験からふりかえって言葉にしていく姿に圧倒されました。
発表の中では触れられませんでしたが、先生方がときに優しく問いかけ、
ときに厳しく指導されたことと思います。


こうした教員と学生との近い距離で関係を築いて、お互いに触発されるような
関係を生み出すことは容易ではないと思います。

さて、立命館大学、スポーツ健康科学部に何を持ち帰ることができるでしょうか。

書籍では、後半の座談会の聴き手を務めています。
座談会に参加してくれた学生さんの語る言葉とエピソードは力強く、大学教育の
可能性に目が開かれるとともに、その責任を痛感しました。

いくつか、座談会で学生さんに問いかけた内容を記しておきます。
・活動の経験はどういった影響をもたらしましたか?
・活動していなかったとしたら、どんな大学生活だったでしょうか?
・これからの人生、どうしていきたいですか?


座談会の熱に押され、最後は予定しなかった質問に進みました。

・どんな未来になれば良いでしょうか? どんな社会にしていきたいですか?

まわりの学生たちにも聞いていきたいと思っています。(卒論が終わったら・・・)




かわい

2019.12.09

第66回 不戦のつどい わだつみ像前集会

第66回不戦のつどい わだつみ像前集会 に参列させて頂きました。

 

この「不戦のつどい」は、1954年から始まっています。

立命館大学においても、先の大戦で、学徒出陣で多くの学生を送り出し戦場に送り出し、で亡くなられ、傷つかれた方々を出してしまいました。同時に、戦禍にみまわれた方々を出してしまい、その過ちを、戦争を二度と起こさないこと、そのための平和と民主主義を堅持し、発展させることを誓うつどいとして、毎年この時期に各キャンパスで開催しています。
 学友会をはじめ全学を構成するパートならびに、一般の方も参加頂いていて、献花してもらいました。
 
 立命館憲章の中で、
 
 立命館は、建学の精神を「自由と清新」とし、第2次世界大戦後、戦争の痛苦の体験を踏まえて、教学理念を「平和と民主主義」とした。
 という文言は、戦争への強い反省と、平和への希求を表したものです。

 また、立命館憲章の結びは、

 立命館は、この憲章の本旨を踏まえ、教育・研究機関として世界と日本の
 平和的・民主的・持続的発展に貢献する。

 学園のミッションを明確に示しています。

 改めに憲章に込められた意味と使命を、考える時間となりました。

立命館憲章全文

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
第2回ヘルシーキャンパスフォーラム&第8回京都学生健康フォーラム
が、昨日の日曜日、朱雀キャンパス・大講義室で開催されました。
健康について考える時間となりました。また、各大学の学生さんのアイデアも興味深いものでした。
https://wc.hckn.org/2019/info/hc-forum/

【忠】

2019.12.08

「博士人材育成セミナー:社会・起業が求める博士のチカラ」が開催されました

今週は1月末の寒さだそうで
本当に冷え込みましたが
皆様いかがお過ごしですか。

先週の月曜日に、
「博士人材育成セミナー:社会・起業が求める博士のチカラ」が
開催されたので覗いてきました。

 (atsush)20191208-01

昨今、日本の大学では博士課程に進学する
若者の数が減少しています。
テレビや新聞などで、
「将来、日本はノーベル賞が取れなくなる」という
ノーベル賞受賞者の声を聞かれたこともあると思います。

なぜ日本の大学では博士課程に進学する若者の数が
減少しているかというと複合的な要因が原因だと思われますが、
その一つが「博士号を取っても、安定したポジション
(アカデミア・企業ともに) に就けない」ということがあると思います。

今回のセミナーでは、企業で活躍している博士の方による
パネルディスカッションに始まり、その後
企業によるプレゼンテーション & 個別説明会が
開かれ、参加者の間で積極的な交流で行われました。

上記の問題の解決は容易ではありませんが、
少しずつでも改善して、日本の将来の研究を担う、
博士課程に進む学生が増えてほしいものです。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を
Atsushi

2019.12.07

西京極から知恩院のライトアップへ

11月の最終日は、関西大学ラグビーAリーグの視察に西京極陸上競技場に行ってきました。
リーグの最終戦で、立命館大学対同志社大学、京都産業大学対天理大学の試合が開催されました。
コアなラグビーファン、各大学のOB、現役メンバーの家族、大学関係者等々で4,000人以上の人が西京極集まりました。
早めにスタジアムに行ってどういった層どのチームの応援をするのか、興味深く見ていました。
調査を実施していないので、確かなことは言えないのですが、
立命館大学の応援している方々は、他大学に比べ「身内」が多いように思いました。
これは決して悪いことではなく、日ごろ選手や部活動と縁のある人たちが応援に来ているということです。

(ゆ)20191207-01

人々がスポーツに傾倒していくきっかけの一つに、重要な他者の影響があります。
・お父さんが野球をやっていたから自分も野球を始めた。
・仲のいい友達がラグビーをしていたから、ラグビーをみたいと思った。
・高校の先輩に誘われて、大学の入学をきっかけにラクロス部に入部した。
・仲良くなった人がバスケ部だったから応援に行き始めた
というようなことです。
運動部活動に所属する学生にとって、自身が取り組むスポーツに興味を持ってもらえるチャンスは日々の学生生活の中にあります。
授業で一緒になる他の学生全員は大学スポーツを見に来てくれる可能性がとても高い潜在的な観戦者です。
ですので、近い将来、スタンドが現役の学生で埋め尽くされるようなことが起これば良いなぁと思っています。
西京極の後は、僧侶たちによる様々な企画が実施されていることを聞き、浄土宗の総本山である知恩院まで赴いてきました。

(ゆ)20191207-02
この時期、日ごろにもまして京都は紅葉を見る人々であふれており、知恩院も夜間特別拝観が実施されています。
人々が知恩院に訪れるきっかけは、ライトアップされた紅葉ですが、この機会を活かすような取り組みがされていました。
掲げられたテーマは、「お坊さんに会いに行こう」です。
知恩院に滞在してもらい、訪れた人に宗教の本質を持ち帰ってもらえるような法話を実施したり、
単純になんだか楽しかった思えるような演出が様々企画を実施しているように見受けられました。
ほとんどがお坊さんによって企画され、実施されているというのも特徴です。
私が訪れた日は、ライトアップに加え、三門で和尚さんだらけのバンドがライブを開催していました。
「坊主・オンステージ」らしいです。

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本当は法話を聞きたかったのですが、この日は開催されていませんでした。
それでも、和尚さんたちが誰かにとっての重要な他者になれるように取り組む新たな挑戦を静寂の中で体験でき、単にライトアップされている紅葉を見るよりもずっとワクワクした良い時間が過ごせました。


知恩院のライトアップに関する情報は
https://www.chion-in.or.jp/special/lightup_aut/

写真は西京極の試合と知恩院のライトアップ、そして「坊主・オンステージ」
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください

#ラグビー部の皆さん、シーズンお疲れさまでした。
#Apollo先生にもスタンドでお会いしました。
#事務室のSさんもラグビー部の応援に。
#スタジアムでスポ健の人に会うのも、
#とてもうれしいです。

2019.12.06

私が割と厳しめな理由

みなさんこんにちは、嶋村です。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?僕は奈良マラソンが明後日に迫ってきました。実はあんまり走れていません、寒いから(笑)。僕が担当しているクラスの学生さんも出るそうなんですが、とりあえず僕も頑張って完走したいと思います。


さて、学生さんによれば僕はスポ健の先生の中でも割と厳しい方だそうです。それに関して今日は少し言い訳したいと思います(笑)。


僕は別の大学で週一回英語を教えているのですが、そのテキストに日本の大学と西洋の大学の違いについて書かれた文章がありました。それによれば日本の大学は入るのが難しく卒業するのは簡単で、西洋の大学はその逆だそうです。まあ日本の大学といっても一様ではないので色々だと思うし、僕の経験上アメリカの大学院しか知りませんが、アメリカの大学ではめちゃくちゃ勉強させられるというのは本当だと思います。僕は大学院がアメリカの大学でしたが、すごく忙しかったことを覚えています。そして言語学科の他の学生が毎年は言い過ぎかもしれませんが結構な頻度で一人二人と博士を諦めて去っていく姿を見ていました。まあ大学院と学部では事情が違ってくると思いますが、アメリカの大学院で博士を取るというのはなかなか大変です。僕が師事していた先生たちは世界的に著名な言語学者で優しい先生たちでしたが、研究にはとても厳しかったです。その有名な言語学者が納得できるような論文を書かないといけないのはかなりのチャレンジでした。


なのでこのアメリカの大学院のノリで日本の大学に勤めることになって最初に勤めた大学ではいろいろ加減がわからず苦労しました。けれどアメリカ時代の先生たちが何時間も研究に関して相談に乗ってくれたという経験もあるので、僕も個人的に英語や P の授業の研究で相談に来る学生にはなるべく時間をかけて話すようにしています。


それで思うのですが、勉強できるできないは置いておいて、卒業できるとか学位を取れるという要因の一つに先生と学生のコミュニケーション(と信頼関係)ってあると思うんですよね。僕のクラスでも勉強が苦手でもなんとかしようとして研究室に来る学生さんは結構います。逆にずっと再履修している学生はあんまり来ませんね。まあ僕のことを嫌ってるのかもしれませんが(笑)、困っているのなら相談に来て欲しいと思っています。個人的に話すと僕は優しいですよ(笑)。


まあというわけで今日は取り止めもない話をしてしまいましたが、ネタが特にないからです。


また来週。

2019.12.05

滋賀の酒造を訪ねて

滋賀の郷土料理を日本酒で頂くのが大好きというK先生と私は喜多酒造を訪問してきました。
創業200年続く酒造で、喜多社長様に酒造の魅力について沢山のお話を聞かせて頂きました。
喜多酒造は、近江の弱軟水系の水によって造られる「優しい柔らかな味わい」「穏やかな香りと心地よい甘み」を追及された喜楽長を製造販売されています。

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またそこで働く宮林君(2013年本学部入学)に、お話を聞かせて頂きました。
宮林君の学生時代に、私は何度か京都駅周辺の立ち呑み屋ではしご酒をしました。

10件近く立ち呑み屋があるのですが、一軒あたり一合というルールを決めて、京都タワー横から出発し、京都駅をぐるっと回わり飲んだことが何度かあります。

結局全てのお店を制覇することができず、途中リタイアしたことを「残念だ」と言い合ったことを思い出します。


宮林君は、現在、杜氏になりたいという夢に向かって、様々な生産工程の勉強をしているそうです。今は出荷を担当し、日本国内ばかりでなく海外へ喜楽長を届けているそうです。

また彼は、利き酒の大会で、入賞するほどの実力(味覚の持ち主)を持っています。

先月、一緒に飲みに行ったのですが、知識の奥深さに感動しました。


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今回、宮林君と社長様に蔵を案内され、杜氏の方々の大変さをお聞きしました。

日本酒造りは芸術家のような感性が求められる繊細な世界だということを学びました。

宮林君は、そのような杜氏さんの苦労を理解しなければお酒をお客さんに届けられないと熱く語ってくれました。

(写真:出荷前のお酒が入ったタンクを点検する宮林君)



本学部は、お酒好きな先生方も多いことから、「お酒をなぜ飲むのか?」と素朴な意見を交換したいですね。


 

nao


2019.12.04

海外からの来客と学生

先日、Bailey博士(南ウェールズ大教授)が関西に来られました。
博士は本研究科で学位を早期取得したTsukamoto博士が研究員として留学しているところのボスです。
脳科学に関心あるゼミ生に声がけして、京都案内をしました。
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日本酒好きのBailey博士にはやはり伏見の酒蔵見学ですね。
楽しいと言ってくれました。
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続いて伏見稲荷。
夕暮れ時でしたが、まだまだ人も多かったです。
ここは山頂までトレッキングすると往復で数時間はかかるところ・・・
私たちは1時間ほど千本鳥居ゾーンを、学生の腕時計計測では心拍数100弱をカウントしながら、ウォーキングして下山しました。

そして最後はディナー。
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ここではBailey博士が学生諸君に将来構想を尋ねながら、「想いに向かって突き進め!」と熱く語って下さいました。
博士ご自身は、博士号の学位を取得してアカデミアで、世界を旅しながら(各国の研究仲間と)環境生理学研究を遂行できている現状に大変満足している、とも話しておられました。
学生それぞれも色々と感じたようです。

H

2019.12.03

卒論執筆に関して

こんにちは、河井です。

学生さんの卒業論文の提出が本日より開始します。


みなさん、最後の追い込みに入っており、先生方も忙しい季節です。

提出は、学びステーションです。

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気づいたことをいくつか。

1.序論から本論、結論までかなりの文章のものとなります。

1つ1つの文、文と文のつなぎまで意識を配れるといいと思います。


2.全体の構成
研究の冒頭で示した目的や問題意識に応えられるような結果・考察が
示せているかが大事なポイントです。自分との戦いでもあります。

考察を一段一段積んでいく感覚をもって取り組んでくれれば。

3.細かい形式も定められた指定に沿ったものにする必要があります。

何度も印刷して確認・修正するようにしましょう。


風邪やインフルエンザも流行っているようです。くれぐれも体調には

万全を期してください。



かわい




2019.12.02

スポーツと平和を考える展示

師走に入りました。カレンダーも最後の一枚ですね。
年々、一年の経つのが速く感じられます。もちろん、心理的な時間です。物理的には時間は変わりませんので。
いずれにしても、時間を大事にしていきましょう。

さて、BKCでは、いま、写真のパネルにあるような展示がされています。
メディアセンターの入り口です。

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本学に関係する先輩3名の写真、資料などが展示されています。
戦前に、陸上競技でオリンピック出場した先輩アスリート、ならびに戦場に散った先輩アスリートです。

東京2020オリンピック・パラリンピックを来年に控えているこの時期に、
今一度、スポーツと平和、平和の祭典であるオリンピックを改めて考える展示です。
多くの学生のみなさん、教職員のみなさんにもご覧いただければ幸いです。

BKCのあとは、OIC、衣笠と各キャンパスを巡回します。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
写真のように、卒業生が訪ねてきてくれました。
嬉しいですね。

  

【忠】