2017.03.27

『行ってらっしゃい 段野さん!』

先週は、学位授与式・卒業式でした。
(多くの卒業式シリーズのブログで紹介されています)

大勢の学部卒業生、大学院博士前期修了生を元気に送り出すことができました。
本当に、これからも健康で、頑張って欲しい、という想いで一杯です。

実は、スポーツ健康科学部からもう一人、巣立っていく方がいます。

段野さんです!



 学部開設2年目の2011年から、スポーツ健康科学部事務室に配属となり、それからスポ健一筋丸6年間お世話になりました。入職して最初の職場である、スポ健事務室で、本当に一生懸命、学生、教職員のために働いていただきました。常に前向きで、頑張り屋さんです。根を詰めすぎて、無理されているのではないかとハラハラすることもあったほどです。

 この6年間で本当に、仕事ぶり、能力、意欲とも益々磨きがかかり、スポ健の学生、教職員にとって無くてはならない存在となっています。今回の段野さんの異動で、学部1期生を送り出した最初の4年間に在籍していた、職員さん(専任、契約も含め)は、ゼロとなりました。これは、組織体制上、致し方がありませんが、この間、教職協働、学生、院生と共同してきて創り上げてきた、「スポ健」の文化、雰囲気を継承していくためには、どのように襷をつないでいくのか、その仕掛け、システムの構築が必要な段階となってきました。

 幸いなことに、現在の事務局の職員のみなさんは、これまでのスポ健文化を引き継いでいき、さらに発展させよう、と意欲的な方ばかりです。もちろん、教員の方も引き続き、良い文化、風土づくりに熱心な方ばかりですので、よりよい文化継承について意識をしながら、今後も進めていけると確信しています。

 話しが少しそれましたが、段野さんは、4月から日本学術振興会に2年間出向されます。1年目は東京で研修を受け、2年目は海外の学振の支部で勤務となります。これは、「国際学術交流研修」という制度で、大学のグローバル化を事務職員のグローバル化から進めようという事業で、毎年、「若干名」の募集があります。通常私立大学の事務職員はなかなか採用されないのですが、段野さんは、書類選考、面接試験に見事に合格されました。彼女の力量では当然です。

 2年後さらに、パワーアップして、本学園に戻ってこられます。すぐに、もう一度、スポ健事務へ、というのは難しい願いと思います。段野さんなら、どの職場でも、新しい刺激を与え、イノベーションを起こしてくれるでしょう。

 段野さん、元気で行ってらっしゃい!

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
学位授与式・卒業式が終わりました。学生たち、ならびに保護者の方々、教職員、関係者が喜びで包まれていました。教員としても嬉しい日です。送り出した学生・院生の健康と活躍を心から願っています。
 【忠】