2017.08.16

危機感が生むもの

夏休みに突入し、8月もずいぶんと日にちが過ぎています。
今年のippoゼミ4回生は、卒業論文への危機感が強いからか、夏休みに卒論への自主的な取り組みが本格化してきました。

その勢いに乗って、ゼミはまた一段とチームらしくなってきました。自分のテーマだけでなく、仲間のテーマに耳を傾けて相談し合うカタチが、すばやく、ごく自然な流れで生まれるようになりました。
ツッコミも激しくなり、にぎやかなディスカッションの場ですし、そのおかげで卒論の進度も急に上がってきたように思います(本人たちがそう実感できると言っているので、何よりなことです)。

(研究室前に、学生たちの靴が並び始めました!)

一緒に考えて、1本1本自分の研究を作っていく活動の中では、学生たち一人一人の特徴がちらりちらりと姿を現してきます(素が出てくるようになったり、変化もしたりといろいろです)。
おもしろいのは、ゼミでの付き合いが2年目に入ってくると、卒論の取り組みの様子で、部活動のチームでその学生がどんな動きをするのか見えてくるような感覚になるときがあります。ときどき、そんなことをその学生本人(たち)に伝えながら、彼/彼女たちのプレイスタイルやリーダーシップのあり方を自分でどう見ているのかを教えてもらっています。


そんな学生たちが ”はまり”始めると、昼ごはんを取るのも忘れる集中力はすごいものがあります。これまでのスポーツで培われたものかもしれません。
卒論が追い込みの時期に、シーズンの山場を迎える部活等があります。ippoゼミの4回生は、今までよりもそれに該当する学生が多いので、この勢いがプレイにも反映されてこれまでの努力がしっかりと報われる努力になることを切に願っています。

【表紙の写真】実物はとっても大きなシューズたち(この大きさにも見慣れてきました)。大事な試合に向けて、しっかり学生たちをケガから守ってくれますように…(祈)。

ippo