2017.09.16

体育学会に参加して

日本体育学会第68回大会が98日~10日の期間静岡大学で開催され、院生や先生方がそれぞれの分野で発表されました。大会開催回数は小生の年齢と同じ(偶然にも)ですが、40数年前の中京大学での緊張したデビュー時を思い出します。学会大会は、「私はこのような研究に関心があります」から「この分野ならば立命館大学の○○」と自己の存在を知ってもらう場であり、研究として不十分だからと勝手な自己評価をして消極的にならず、不十分だからこそ発表して、質問、助言などを得、学習する場であり、完成したら論文にすれば良い。、また、同じような研究をやっている人達を発見し、コミュニティーを創る場だと言って、院生を叱咤激励して来ました。

以下、「スポーツ活動におけるストレス反応に関する尺度作成についての研究」を発表した日比君の感想ですが、今回も多くの方が関心を持って集まってくれ、得た物(研究を発展させる上で)の大きさにややたじろいだ感も無きにしも非ず?(老ブロガー・ハル)

 

 「前回のISSP、昨年の体育学会と合わせて3回目の学会発表でした。今回は昨年の体育学会よりもたくさんの質問やコメントをしていただくことができました。今回の発表は修士論文の研究の一部であったため、修士論文執筆に向けてのアドバイスもいただくことができました。自身の研究内容に興味を持ってもらえることは非常に嬉しいことであると改めて実感しました。

 他の方の発表を拝見させていただく中に、私と同じテーマの研究をされている方がいらっしゃいました。現在、国内では私のテーマの研究を進めている方は見当たらず、今回の学会で初めてお会いすることができました。今後のお互いの研究について、報告し合うということを約束しました。このような「出会い」もあるのも学会ならではだと思います。今後も出来る限り、発表をしたいと改めて感じた今回の学会でした。」