2017.10.15

Arla Food Fest

先日アーラ(Arla:デンマークを中心とする世界的な食品会社で、特に乳製品の生産は北欧でもトップ) のアーラ・フードフェスティバル(Arla Food Fest)に参加してきました。

この時期はフードフェスティバルと呼ばれる食のイベントがコペンハーゲンの各地で開催されているのですが、アーラ・フードフェスティバルはその一環です。

特に子どもが楽しむイベントとして毎年実施されているようです。



アーラのフェスティバルは単にコンサートや試食の乳製品を提供するだけではなく、子供たちに様々なゲームや試食などをつうじて食育を提供することを目的としたイベントとして毎年実施されています。

アーティストによるコンサートも盛大ですが、特に乳製品を中心とした食品の情報(栄養価や乳製品の生産過程など)を子供たちが楽しめる形で自然に学習できるイベントブースを複数作っており、それぞれ異なるアプローチで子ども達を飽きさせないような工夫が凝らされています。

通勤で毎朝通るKing’s Gardenでイベントの広告が目につき、 面白そうだったので、今回は家族で参加してきました。

先ずはネットでチケットの購入です(有料ですが、会場内ではサンドイッチやジュースなどの飲料(特に乳製品)が至る所で配布されており、かなりお得。
チケットの購入後にeチケットがメールで送られてくるので、それを携帯に保存して(あるいは印刷して)、会場に出向きます。

会場には様々なブースが設置されています。それぞれのブースにはクイズや特定の行動の指示が記載されており、それぞれの作業をこなす中で食品の生産方法から企業の環境保護まで、食に関する様々な情報を学ぶことができます。



特に面白かったのは、子供が参加する1kmレースです。事前に予約が必要だったのですが、1〜2kmのコースを親子で進む途中に様々なチェックポイントがあり、子供たちがチェックポイントで準備されている変わった食材(?)を試食し、講師から情報提供を受けることでゼッケンにチェックマークを入れてもらいます(1kmコースの場合は6つのチェックポイント)。

すべてをチェックポイントを無事に通過してゴールに到達すると、プレゼントの入ったエコバッグと全員にゴールドメダルが授与されます!



子供たちが日頃苦手とするビーフジャーキーや、ブルーチーズなど、ちょっと臭みのある食べ物も幾つか提供されていましたが(今年は特にチャレンジングな食べ物が準備されてるよ!と事前にホームページで告知されてました。。)、子供たちもゲームとあって、顔くしゃくしゃにしながら、半泣きで(?)頑張って試食してる姿が微笑ましかったです(笑)。


ゴール地点では、フルーツが取り放題!



下の写真はシュークリームと見せかけて中に”ブルーチーズ”入り(笑)



アーラがスポンサーしているだけあって、会場内で牛乳は飲み放題で、サーバーが至る所にありました。



こういったゲーム性を兼ねたイベントをつうじて、家族で楽しく食育を体験することもできるんだな、とただただ感心する一日でした。

satoshi


会場では味覚の”UMAMI”(うま味)を体験できるブースもありました。