2017.12.12

年末に思うこと&スポーツ指導実習

 先週あたりから寒い日が続いています。
 BKCでは、広葉樹の葉が落ち、風に吹かれてインテグレーションコアの入口付近に落ち葉の吹き溜まりが出来ています。

 今年も残すところ20日程度。
 幼少期を振り返ってみると、年末に家族が協力して新年を迎える準備をしていたことを思い出します。破れた障子に新しい紙を貼ったり、母親がかまどでもち米を蒸し、父親と兄が臼と杵を使って餅をつき、母と私が鏡餅やお供え餅、お雑煮に入れる四角の大きな餅を作りました。また、ストーブの上で小豆を煮てぜんざいを作り、お節料理は自家製が当たり前でした。正月はほとんどの店舗が休みだったので、家族で正月用の食材を買い出しに行き、初もうでが終わったら家族みんなで食べる事が楽しみでした。最大の関心事は、「お年玉」でしたが・・・。現在は年末年始、大型量販店は平常営業、お節料理はインターネット通販・・・便利ですが正月の風情が失われていくような感覚を持つのは私だけでしょうか。
 高知では、大きな長方形の餅(縦30cm、横50cm、厚さ3,4cm)を縦横に切った長方形の餅を味噌汁に入れて「お雑煮」として食べていました。全国的には餅が丸かったり、すまし汁だったりするようですが、地域でお雑煮文化も違うのですね。

 スポーツ指導実習(機械体操)では講義も終盤を迎え、受講生の模擬指導が始まりました。昨日は「鉄棒」の指導を行い、各自が教具を工夫したり、補助の仕方を考えたりして実践に取り組んでいます。体育館が寒いので、金属製の鉄棒は冷た~くなっていますが、指導者が真剣に頑張っているので受講している学生も寒い中ですが真剣に取り組んでいます。来週は「マット」、再来週は「跳び箱」の指導を行う予定です。



【司】