2018.02.20

校長会OB会と学校視察

 冬の寒暖を表す言葉に「三寒四温」というものがあります。
 立春後に使う事が正しいかどうかは別にして、先日のような寒い日が続いたと思ったら、今日は暖かい日差しがあり、一歩一歩春へと進んでいる事を実感します。

 先週末、平成25年度に全日本中学校校長会、会長・副会長を務めたメンバーの同窓会が神戸市で開催されました(因みに私は、高知県中学校長会長、四国校長会代表として全国副会長を務めまさせて頂きました)。
 それぞれ皆さん中学校長を退職し、全国の私立大学教授や教育関係機関の長など教育に関わる仕事で活躍をされております。次期学習指導要領に関して、中学校での指導の在り方や教員養成に関する話題、働き方改革の議論が進む中での部活動の在り方などについて意見交換を行いました。夜は神戸港の夜景を楽しみながら懇親を深め、次の日は異人館や防災センターの視察などをしました。
 1995.1.17の阪神大震災から20年以上の歳月が流れ、街は再開発され復興していますが、人々の記憶の中には「このあたりは建物が全壊して、茫然と立ち尽くした」など、強烈に震災の記憶が残っている事を改めて感じました。
 南海トラフに起因する地震発生の確率が引き上げられたという報道が先日ありましたが、尊い命を守るために「備え」を万全にしておきたいものです。

 月曜日に、高知県土佐市の中学校を訪問しました。この中学校では、体育授業の中で「仲間づくり」やバスケットボールの「戦術学習」に取り組んでいます。1年生女子の体育授業を参観させて頂きましたが、授業がスタートする5分前には全員体操服に着替えて体育館に集合して、体育館を走っていました。

 体育委員の元気な掛け声での体操、先生の仲間づくりや戦術の話、2:2での攻防に関する戦術学習など内容が盛りだくさんでしたが、生徒全員が意欲的に取り組んでいました。


【司】表紙の写真は「異人館・風見鶏の館(旧トーマス住宅)」です