2018.06.12

Hair Donation

週末、髪の毛を31cmカットしました。
耳の下、ギリギリくらいの長さになりました。
この31cmには理由があります。

みなさんは、Hair Donation(ヘア・ドネーション)という
活動をご存じでしょうか?

ヘア・ドネーションとは…
頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、
ウィッグ(かつら)を必要としている子ども達に、
医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供することです。
(Hair Donation HPから)

さまざまな病気、特に、小児がんの抗がん剤治療により、
髪の毛が抜けてしまった18歳以下の子どもたちにかつらを
提供している活動です。

なぜ、人工毛ではなく、人毛でしょうか?
ファッションウィッグであれば、高温でコテを巻いたり、ある程度
乱暴に扱うこともできます。ただし、そこには自然さがありません。
一方、人毛は、手触りや見た目は自然ですです。ふわっと風にも
なびくようです。ただ、当然ですが、髪の毛自体は再生しないため、
気分により短くはできても、伸ばすことはできません。

それでも、多くの子どもたちが、人毛でできたウィッグを待っています。
かなり多くの人がその順番を待っているようです。
その理由は、1人分のウィッグを作るのに、30人分の髪の毛が必要となり、
なかなか順番が回ってこないそうです。

一人ひとりの頭の形に合わせ、その子にあった、ぴったりフィットする
ウィッグができあがります。
好みの髪型にカットしてもらっている子どもたちのとてもうれしそうな
顔を以前テレビ番組で観てから、今回で3回目の提供となりました。
提供する髪は、カラーしていても、パーマをかけていても、どんなに
痛んでいてもいいのですが、できるだけ痛まないように、伸ばしている
間はいつもお団子にしてくくっています。紫外線から保護しているせいか
カットした髪は、割とサラサラしています。

31cm以下でも提供ができるようですので、みなさんも髪の毛を切る際は、
提供してみてはいかがでしょうか。協賛しているヘアサロンがたくさん
あります。お近くのサロンを探してみてください。

https://www.jhdac.org/index.html