2018.06.14

本格的に梅雨ですね。


こんにちはshinoです。

梅雨空が続いています。
雨が降ったり、蒸し暑かったり、うっとうしいですね。
皆さん、体調管理はどうしていますか?
私は寝不足で体調を崩すことが多いので、とにかく睡眠をとるようにしています。


昨日、1回生の基礎演習では、MRI講習としてガイダンスと実習を行いました。

スポ健には研究用にMRIがあります。

MRIは病院にある病気を見つけるためのものだと、皆さんはイメージしていると思いますが、
レントゲンやCTと比べて、放射線を扱うことがないので、
十分な講習を受ければ、医療関係者でなくても撮像を行うことができます。
ちなみに、レントゲンやVTのような放射線を使用した撮像は、
資格を持った放射線技師(病院でレントゲンを撮影してくれる人です)や、医師でないとできません。
というと、、レントゲンやCTと比べるとMRIは使いやすいのでは(?)と考えるかもしれませんが、
なんせ、高価な計測機器ですので、簡単にどこの大学や研究機関に設置しているというものではありません。設置していない病院もたくさんあります。


そんな計測機器がスポ健には研究用として設置されています。
それも、すごい上位ランクの機種が今春に設置されました。

学部生も院生も教員スタッフもこのMRIを使って研究をすることができます。

でも、何に気を付ける必要があり、どのように撮像され、何が分かるのか、
など、仕組みが分からないと、上手く利用することができません。
何よりも安全に利用することができません。

そこで、スポ健では、毎年、1回生の授業でMRIの簡単な講習を行っています。



まず、MRIの安全講習会を行っていただきました。
MRIとはどういうものなのか、どのような仕組みなのか、
何に一番気を付けなければならないのか・・・・などなど。

安全講習の後は、2組に分かれて、実際の撮像体験(実習)と、
MRIで何が分かるのか、どのような研究が行われているのか、
などの解説を行っていただきました。




学生たちも熱心に聞き、興味深く、撮像を見ていました。
MRIとはこんなものなんだと、少しは理解できたと思います。




私も学生時代に講義を受けて、仕事でもずっと使用していますが、
本日の講習を受け、基礎的知識を再確認することができ、大変勉強になりました。


せっかく、素晴らしい機器があるので、
たくさんアイデアを出して、良い研究をしていって欲しいと思います。

学部生からでも研究はできますので、興味のある人はいつでも声をかけて来て下さい。
積極的にどんどん参加してもらえればうれしいです。待っています。