2018.09.26

「スポーツを題材にした映画から学ぶ」─3回生ゼミ夏季研修会

こんにちは。
今日のキャンパスは雨降りです。

先日、秋学期の開講を前に、3回生ゼミの研修会を持ちました。

今回の研修会のテーマは、「スポーツを題材にした映画から学ぶ」。

午前中は、「民族の祭典」。
ナチスドイツのプロパガンダとしても利用された名作です。



私のゼミではスポーツビジネスを学んでいますが、
「健全な社会に健全な企業が存在し、健全な企業で働く人々が社会を豊かにし、
人々を幸せにする商品を生産して、その商品を消費した人々が健全な社会を
創造する。」
というスパイラルを基底に置いています。

つまり、あらゆるビジネスは社会に貢献するものでなければならない、
ということです。

スポーツビジネスを考える場合、スポーツが様々な形で商品になりますが、
単にビジネスの表層をなぞるだけではなく、スポーツそのものの意義を深く
学ばなければいけないと考えています。

そのように考えた時、この作品を観て、スポーツは美しく人々を欺き、
社会に仇するツールにもなり得るのだ、ということをゼミ生たちに知ってほしいと
願っています。

したがって、スポーツをビジネスにする者には高い自覚が求められる、ということ
でしょう。

自慢のゼミ生たちが、深く厚みのある知識を持って、物事に当たれる人になって
ほしいと強く願っています。

午後は、チームへのデータ野球導入を巡るアスレティックスを巡るドラマ、
「マネーボール」。
そして、MLB初のアフリカ系アメリカ人選手誕生の物語、「42」を鑑賞しました。
今日、「42」はすべてのMLBチームの永久欠番です。

みんなでいい作品を観てお腹一杯になりました。(笑)

みなさん、
笑顔で充実した一日をお過ごしください。

Apollo