2018.11.10

マーケティングカンファレンス2018


10月は、ラグビーのイベントの話題が続きましたが、
その間に、早稲田大学で行われた
「マーケティングカンファレンス2018」にも参加してきました。
この学会は実務者の方も多く参加される学会です。
また、「マーケティング領域」の
様々な研究会によって構成されています。


数年前にスポーツマーケティング研究会が立ち上がり、
私もできるだけ参加するようにしています。
スポーツマーケティング研究会のトピックスは
「デジタル」、「IT」、「AI」が中心で、
研究ベースだけでではなく、上場企業やスポーツ組織の
「旬」な取り組みを知ることができます。

デジタルやAI、マーケティングというと
どこか冷たく無機質にとらえられるかもしれません。
しかしながら、どのような時代においても、
マーケティングの根底には、人々の幸せ、
社会の幸せの創出を追求することが存在します。
マーケティング学会におけるスポーツマーケティング研究会は、
デジタル化が進む中で、スポーツに関わる研究者と実務者、
組織の果たす使命を確認するような研究会でもあります。

スポーツマネジメントの理論と実践の間にいると
「スポーツは現在進行形」だとつくづく感じます。
そして年々、進行する速度が加速されているように感じています。
このような研究会に参加すると、実務者でも研究者でも
国内外の情報収集をはじめ、勉強量の多さを感じます。
こちらの勉強量が追いつかず、不安になることもありますが、
この学会は、他の研究者や実務者の方に
情報を共有していただく良い機会となっています。

今回の学会の基調講演は、阿久津聡先生、竹内宏高先生、
そして、野中郁次郎先生がご登壇されました。
普段著書やデービット・アーカーやマイケル・ポーターの
翻訳本でお名前を拝見する先生方が
一度に集まられて、大変注目度が高い基調講演となりました。
阿久津先生のお話によると、
竹内先生と野中先生がご一緒にご登壇されるのは
1990年代後半にUCバークレイ校以来で
その際は、ピータードラッカー先生も
ご一緒に登壇された基調講演だったようです。

竹内先生が、ピータードラッカー先生のお言葉を紹介してくださいました。
"You cannot predict the future, but you can create it."

今学期3回生を対象とした授業で、
Marketing of sport と、
Marketing through Sportを大別して講義を行っています。
今回の学会を通じて、Sportmarketing for の後を
より深く考える機会になりました。
この続きは授業で考えたいと思っています。

写真はマーケティング学会の会場とプログラムの抜粋
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください

#Marketing for Japan
#Marketing for peace
#Marketing for health
#Marketing for happiness
#Marketing for what?