2020.01.29

観客動員数を増やすには?

本日、先程終了したホットな催しのご報告をさせていただきます。
標記のタイトルで、スポ健学生委員の皆さんが(特にYuさん、Seiyaさんが中心となって)企画したワークショップが本日、アカデミックラウンジで開催されました。

講師は、スポーツ庁政策課 教科調査官の関伸夫さまにお願いすることができました。
オリンピックイヤーで超繁忙期ですが、大変貴重なお時間を頂戴することができました。
これも偏にスポーツを発展させたいと思う学部・研究科の学生の想いに少しでもお役に立てればとの想いから、お引き受けくださいました。
心より深謝致します。

さて、まず関さまの方からスポーツ庁の取り組みについての概要のお話がありました。
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それをもとに、学生委員さんが企画した3つの観点、すなわち「プロスポーツ」「大学スポーツ」「総合型地域スポーツクラブ」に対し、グループを作り、集客率を高めるにはどうすればいいのかについて協議しました。
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モデレーターというか、コーディネーターが各グループに1人付いており(勿論学生です)、彼・彼女らにイニシアティブをとってもらって皆でディスカッションしていきます。
Hassyは「大学スポーツ」のグループです。
観客と言っても、それは同じ学生なのか、地域住民か、、そしてどんなスポーツか、、などなど、大きなテーマに対して視点を絞り込み、ブレインストーミングとKJ法などで議論をまとめていきました。

詳しい内容は今年度?次年度?の学会誌に学生委員さんから報告がありますので、それに譲るとして、各グループ様々な視点から多様な意見・アイデアが出ておりました。
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それらに対して関さまにご講評いただき、続いて2回目の協議へと突入致しました。
関さまからは「なぜ観客数を増やすのか?」「その意義は何か?」について掘り下げて考える必要性をご指摘いただきました。
また、広告の方法等についての意見が多く出た1回目の議論に対して、興味・関心の希薄な層をどう動かすのか?この難題についてしっかり考える必要性も浮き彫りになりました。
各グループさらに熟考し、2回目の発表では一定の結論を述べるに至りました。

最後に関さまもおっしゃっていましたが、やはりこの段階での結論は難しく、ただ、スポーツについて皆が話し、考え、スポーツの価値について再考、熟考したこと、することが大事だということです。
第2期スポーツ基本計画についてご紹介いただき、https://www.mext.go.jp/sports/content/1383656_001.pdf
スポーツの未来について考える機会となりました。

最後に参加者からの種々の質問にお応え頂きました。
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なかには、クローズド前提でお応え頂いた内容もあり、これは参加した者だけの特権!ということで、ブログ報告は差し控えさせていただきます。(笑)

参加者からは非常に有意義な時間であったと伺いました。
私もとても楽しい時間を過ごしました。
関さま、ありがとうございました。
そして何より、学生委員の皆さん、企画・運営をありがとうございました。