[ Wed ] の記事一覧

2020.01.08

今年の授業が始まっております

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今、修論添削が佳境を迎えているHassyです。
正月三が日は毎日如意ヶ嶽に登ってきました。
天気もよく気持ちがよかったです。
中日は我が父も連れ、私と父は娘に置いていかれながらも、1コマ分の時間(90min)をかけて上り下りしました。特に父がそうでしたが、途中トイレがないので尿意との戦いでもありました。

さて、月曜から授業が始まっております。
月曜日の2回生対象の小集団科目「研究入門」では、次年度3回生以降の小集団科目「専門演習(いわゆるゼミ)」に向けて、各々研究計画を立て、発表してもらいました。
今年も4つのコースに関連した様々な研究立案が聞け、もちろんまだまだ粗雑で、これから専門演習でブラッシュアップしていくことになりますが、どれも楽しみな研究計画でした。

今日の午前は、1回生対象の小集団科目「基礎演習」にて、「研究入門への誘い」ということで、ご担当の先生方から研究の魅力についてお話いただきました。
こちらも様々なお話が聞け、楽しかったです。
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今、ゼミ生は、学部の学びの集大成とも言うべき卒業論文の口頭試験に向け、発表スライドを準備しています。
社会人基礎力と言われる、アクション、シンキング、チームワークを伴ってはじめて、いい卒業論文が書き上がると思っています。
そうして、学部が定めた教育目標に到達できるのではないでしょうか(ディプロマ・ポリシー参照)。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/introduce/policy.html/

2020.01.01

Hassyです。
旧年中は大変お世話になりました。
特に新たな職務が加わり、失敗も多くありましたが、周囲の方々の支えもあって、新たな年を迎えることができました。ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年にこれを書いていますので、定かではありませんが、例年通り帰省して如意ヶ岳に登っているかと思います(天気が良ければ)。
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昨年は娘と登りました。

今年は子年ということで、関連した昨年の実験の様子です。
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今年も一層研究・教育に励んでいい一年にしたいと思います。
皆さまにとっても良き一年となりますように。
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*昨年の写真です。昨年に感謝。

2019.12.25

学びて時に之を習う、亦悦ばしからずや

メリークリスマス

そして、今年最後の授業日です。

さらには今年最後のブログです。

 

さて、自立した生活を送れる期間である「健康寿命」という課題はありますが、我々の平均寿命は伸びてきて、もうすぐ「人生100年時代」を迎える!とも言われています。

そんななか、リカレント教育や、生涯学習といったことが注目されてきています。

実際、私の周りの社会人(友人)も、外資系コンサルティングファームや大手印刷・出版業に勤めながら某大学の通信講座を受講していたり、あるいは既に卒業したりしていることが先日会食した際にわかりました。

そして今日は、私が担当している「運動生理学」の講義で、毎回しっかりとノートをとって真剣に受講されている松本さんをご紹介させていただきたいと思います。

(ご本人もブログ紹介にご快諾いただきました)

 

71歳の松本さんは10年前、退職を機にゴルフやジョギングを愛好していたところ、途中で筋や腱を痛められたそうです。

そこで、何かスポーツや怪我予防に関わる学びをしたいと近畿圏の大学を調べ、立命館のスポーツ健康科学部に行き着いたとのことです。

その後は、「無理をせずに学ぶ」をモットーに、この4年間、各学期に1つの科目、すなわち「スポーツバイオメカニクス」「スポーツ栄養学」「基礎生理学」「スポーツビジネス論」「スポーツ心理学」「トレーニング科学」を受講し、現在の「運動生理学」が8科目目になります。

好きなスポーツ、運動が高じて学びたい意欲に掻き立てられ、また、その学びがスポーツパフォーマンスの向上に繋がり、と好循環だと仰っていただきました。

特に「運動生理学」では、ランニングに関わる栄養摂取や筋肉の種類などが学べ、先般行われた亀岡ハーフマラソンにも授業の内容を取り入れてコンディショニングを行ったということで、とても嬉しく思いました。
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お写真で手にとっておられるのは、ご自身の体力測定結果です。

なんと、、33歳相当!!の体力です。

でも、背筋がピンと伸びて、歩行姿勢も良く、その結果も納得です。

今後、機会があれば、本学部で遺伝子多型や血管年齢なども調べてみてもらいたいということで、Moto先生にお願いしてみたいですね。

 

これからも、脳活にもなるので学び続けて行きたい、そして被験者として実験にも積極的に参加したいということで、是非、今後ともスポーツ健康科学部とともに素敵な「100年人生」を歩んでいただければと思います。

松本さん、ご紹介させていただきありがとうございました。

では、元旦にまたブログでお会いしましょう。

2019.12.18

冬至到来冬来

徐々に寒くなってきましたね。。。
先週の卒論提出が無事?完了し、僅かですが一息ついたので、今月に入って疎かになっていた朝の牟礼山ジョグを再開しようとしましたが、、暗い・・・
特に最近では7時近くにならないと、山に入る気になれないくらい、暗いです。。。(cry・・)
Walkingも沿道にカラス(雨上がりの朝に多い気が・・?)が並び、それを避けると、歩行者には優しくない速度で走る車がスレスレに走り去っていきます。。。
人それぞれでしょうが、やはり季節の変化やその日の天気などは、日常の運動習慣や通勤・通学手段に影響を及ぼしますね。。
https://www.i-repository.net/il/user_contents/02/G0000031Repository/repository/keidaironshu_053_006_085-101.pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/38.3/0/38.3_535/_pdf/-char/ja

さて、来年10周年を迎えるにあたって、色々学部HPを見る機会が増えたのですが、ちょっと?今は昔・・のページにヒットしました。
https://www.ritsumei.ac.jp/sahs/html/message02/
(皆さん、現在は各領域でご活躍なさっています!)

このページの右側にあるアンケート調査結果ですが、開設当時の1期生に対し、入学月に調査したアンケートがこれです。
https://www.ritsumei.ac.jp/sahs/questionnaire/index.html
Haasy所属の健康運動科学領域はあまり人気がなかったんだな・・・とか、
楽しく懐かしく拝見致しました。
ぜひ、現在の状況もアンケートで調査したいな、と思いました。

現在、10年後の未来を見据え、どういった理念・方向性で学部・研究科、そして大学が進んでいくか(進めて行くか)を検討しています(R2030)。
今昔を把握し、未来を志向することが必要だと感じました。

2019.12.11

奨学金給付証書授与式がありました

昨日、西園寺記念奨学金(成績優秀者枠)と+R Challenge奨学金の給付証書授与式が行われました。
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これまでも[忠]先生らもブログで紹介されており、ご存知の方も多いと思いますので、
詳しくはWebへ譲りたいと思います。

受賞者からは用紙に決意を表す端的な言葉を書いてもらい、これからの学生生活への決意をひとりずつ話してもらいました。
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皆さん、それぞれの素晴らしい決意表明をしてくれました。
学生のロールモデルとしての活躍・成長が期待されました。

受賞者の活動の様子は、(このあいコアの星に勝るとも劣らない)FBでブログ形式で紹介されています。
https://www.facebook.com/rits.spoken/

最終成果物としての卒業論文はどんなものになるのでしょうか。
今から楽しみですね。
いよいよ今年度の提出締切は、明日の17時です。
ただし、学びステーション(提出先)の時計でカウントされますので、早めに提出しましょうね。
と、Hassy Labに呼びかけています。。
今どこも、教員居室に卒研生が屯していますね・・
Hassy Labもラストスパートです!

2019.12.04

海外からの来客と学生

先日、Bailey博士(南ウェールズ大教授)が関西に来られました。
博士は本研究科で学位を早期取得したTsukamoto博士が研究員として留学しているところのボスです。
脳科学に関心あるゼミ生に声がけして、京都案内をしました。
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日本酒好きのBailey博士にはやはり伏見の酒蔵見学ですね。
楽しいと言ってくれました。
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続いて伏見稲荷。
夕暮れ時でしたが、まだまだ人も多かったです。
ここは山頂までトレッキングすると往復で数時間はかかるところ・・・
私たちは1時間ほど千本鳥居ゾーンを、学生の腕時計計測では心拍数100弱をカウントしながら、ウォーキングして下山しました。

そして最後はディナー。
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ここではBailey博士が学生諸君に将来構想を尋ねながら、「想いに向かって突き進め!」と熱く語って下さいました。
博士ご自身は、博士号の学位を取得してアカデミアで、世界を旅しながら(各国の研究仲間と)環境生理学研究を遂行できている現状に大変満足している、とも話しておられました。
学生それぞれも色々と感じたようです。

H

2019.11.27

Chikamichi

まず忘れぬうちに一昨日ブログ[忠]先生が撮りそこねた?写真をアップしておきます。
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[忠]先生も書かれていたように、登壇者みな本当に素晴らしいお話でした。
ありがとうございました。
わるチカラについて話された中山さんの、自己表現・目的に対して「大学院は遠回りでなく近道」というフレーズは次の研究科パンフレット採用間違いなし!?笑と思うくらい、響きました。

上記は、就活を控える3回生に対するキャリア企画だったのですが、
2回生に対しても、現在研究科に所属し、次年度から社会での活躍が期待される院生や、今後、学際で研究・教育現場での活躍が期待される院生に、大学院での生活や、進学時の考え、院での成長などを話してもらう企画がございました。
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こちらも、関心ある学生が集い、活発に質問も飛び交い、いい企画となりました。

さて、中山さんの話で、現状に対して目的があり、そこに向かう途中にいくつかの標(しるべ)がある。これが目標だとありました。
道は多岐にわたり、目標、そして目的への向かい方も様々です。
日本では、とかく「最短距離」が好まれる傾向があるように感じますが、色々紆余曲折がある方が深みが出るかもしれません。
ただ、流されての長い距離ではなく、主体的に踏み込んでいく道は肥やしになり、結果的に紆余曲折が近道になっているのではないでしょうか。(*大学院が紆余曲折して迷走する場だと言っているわけでは決してありませんので!笑)

当学部でも様々な道があります。
一番分かりやすくは4つのコースがあり、そのなかでもゼミを単位に専門領域は様々です。
(しかもゼミ生もテーマは多様・・)

私たち教職員は、そのコース科目を見つめ直す作業を今しています。
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科目のどれもがみなさんのよき標であればと思います。
もちろん、私たちの教育研鑽も大事ですが、みなさんの主体的な学びが重要でしょう。

H




2019.11.20

キレイな空気

Hassyです。
今日は今年の春に亡くなった私の恩師の誕生日です。
新たに年を重ねることが叶いませんでしたが、秋晴れの空でお酒を愉しんでおられることでしょう。
向こうの空気はキレイなのでしょうか。。

さて、先週のランチタイムに、キャンパス内の100% smoke free活動に行って参りました。
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恩師も学生時代、あることがきっかけでスパッとたばこ(パイプ)をやめたとおっしゃってました。

本学では禁煙を謳っています。
https://www.ritsumei.ac.jp/rs/nosmoking/
また、今年7月からは、健康増進法の改正により指定エリア外の喫煙行為は法令違反となっています。
やはり受動喫煙が課題ですね。
BKCでも、卒煙支援エリアを設けており、区画外での喫煙者が居ないか、見回ります。
職員さんとエリアの1つに。
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幸い?、皆、エリア内でした。。

これは私の大学時代の友人が書いた記事です。
https://www.sankei.com/module/edit/pdf/nie/20190616_manabo.pdf

また、先日の毎日新聞では以下のようなたばこの箱のパッケージ案の記事がありました。
http://tobacco-control-research-net.jp/action/documents/191031tabaco_design_03.pdf
「吸った分だけ明日が減る」とはうまく言ったものです。
一応1本につき約14分の寿命が縮む計算になりますが、喫煙していた学生に言ってもあまり突き刺さっていないようでした。。。
むしろ値段で、1箱がワンコイン(500円)以上になると考え出す、ということです。
お札(野口英世以上)を投入しないといけなくなると間違いなくやめるということですが。。。

最後にエリア外で、垣根に囲まれ死角になっている図書館横にも行きました。
その日は前日より5℃以上も寒く、その影響か誰も居ませんでした。
一応、100% smoke freeの広告看板が立っていますが、目立たない(下の写真)・・と思ったのは私だけでしょうか。。。

2019.11.13

回顧

Hassyです。
諸々あり、更新が遅くなりました・・・
(この分だと、新しいプリンター(初代は1枚毎に紙詰まりを起こし、そのストレスにこの3週間耐えていました)の設置は早くて明日のラボミーティング時にゼミ生に手伝ってもらう時か・・?暗にお願いの気持ちを込めて。。笑)

私の学生時代の回顧(暴露)です。
いわゆる卒研を開始する4年生時まで、ほぼ部活に明け暮れ、学業に関して学びと自負できるものは殆ど無く過ごしていました。
もちろん必要単位は取得していましたよ。ただし、gradeは気にせず、有効評価を得られれば良しとしていました。まあ、時代が時代でしたし、教員も学生もそのあたりのコンセンサスはとれていた?ようにも思います・・と言い訳しておきます。。

したがって??、、私の最初の教科書といった類のものは学術論文でした。
指導教員からテーマの大枠をもらって、そこから関連する論文を探して、図書館行ってコピーするか、どっさりと先輩らの見たい論文も承ってどっさりと台車に何冊(1冊も厚くて重い!)も載せて持ち帰り、コピーして返却する、ということをしていたわけです。
まあ、今みたくonlineで簡単にPDFを落とし込んで、、といったことはできない時代でした。

それで、先行論文に基づいて実験計画を立て、実験して、出た結果を解釈するにも先行研究のお世話になり、、ということで、、自習を繰り返すわけです。
通常ある程度の基礎知識を積み上げ、そこからテーマ設定し、、となると思いますが、回顧すると、ある意味いきなり実践的な学びから始めたわけで。。
でもそれはそれで良かったと思っています。
もちろん、もっと基礎的な学びや教養を深めていれば、また違った方向に行ったかもしれず、わかりませんが、やはり実際に手を動かして、抽出された課題・疑問を解決できる「何か」を調べ、必要な知識を積み上げる、というサイクルは、少なくとも当時の私にはフィットしていました。

今、3回生ゼミで、そうしたサイクルを暗中模索しております。
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もちろん、個性がありますので、どれがフィットするのかはわかりません。
じっくり練り上げるのもいい学びだし、どんどん実行してエラーして、そこから学び直すのもありだと思います。
ただ、今の卒研生はあとひと月で卒論提出。。。
追い込みの時期です。
当然私も追い込みの時期で、満足のいく成果物を提出できるよう共に頑張りたいと思います。

2019.11.06

研修会_勉強会_懇話会

Hassyです。
先日、東北大学の永富先生にお招きにあずかり、宮城県医師会認定の健康スポーツ医学研修会、宮城県スポーツ医学懇話会勉強会での発表(講演)に仙台に行って参りました。

タイトルは「運動が認知機能に及ぼす影響 〜乳酸を媒体とした骨格筋と脳の関係〜」ということで、企図していたわけではないのですが、会場には駆け足でそれこそ筋からの乳酸産生を促して駆けつけたのでした。。
当然関西から飛行機で行ったわけですが、連休初日ということもあってか?、機材の工面ができなかったとかで、A社の搭乗予定フライトが欠航・・・そして急遽B社(まあJ社として頂いてもいいのですが・・)に移行することに。。

B社では優しくしていただいたのですが、元よりほぼ発表時間には間に合わない便でしたので、空港までタクシーに迎えに来ていただこうと予約をしていたのですが、、待ち合わせ場所で会うことができず、空港をそれこそ(タクシー会社さんの名前を連呼し)右往左往していたのです(この間、相当走って筋からの乳酸産生を促進しました)。。
結局電車とタクシーで会場に向かい、駆け込みました。
本当にご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
(ただ、発表冒頭で上記の駆け込みー乳酸の関係性を話し、掴みはOKでした・・?笑)

ただ、今後、フライトに関しては常に神経を張って、即座に対応できる準備をしておかないといけないと肝に銘じました。。(ちなみに帰りのフライト(A社)も欠航、、1つ遅らせて帰りました・・お陰で?時間に余裕ができ、空港でタン塩を食べて帰りました。おいしかったです。)
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会では、お越しになった医師の方々から多くの専門的な、また臨床に即したご質問を頂戴し、有意義でございました。ありがとうございました。

翌朝、ホテルから野球場までジョギングしてきました。
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出張先のあまり精通していない街をジョグするのは愉しいものです。
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目についた看板を見ると、どうもこの球場ではキャッシュ払いができないようですね。
私も基本、使えるところではカード払いなので(スマホは新米ペーペーですので使用できず)、こうした何とかPayというのは楽だと感じておりますが、球場全体での取り組みは画期的だと思いました。