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文部科学省が10年後の社会を見据えて設定した3つのテーマ「少子高齢化先進国としての持続性確保」「豊かな生活環境の構築(繁栄し尊敬される国へ)」「活気ある持続可能な社会の構築」に対するチャレンジング・ハイリスクな研究開発に最長9年間、拠点あたり年間1億?10億程度の支援を行うプロジェクト「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)拠点」(以下COI)事業に、立命館大学が研究リーダーを務める「運動を生活カルチャー化する健康イノベーション」拠点が昇格しました。


文部科学省が10年後の社会を見据えて設定した3つのテーマ「少子高齢化先進国としての持続性確保」「豊かな生活環境の構築(繁栄し尊敬される国へ)」「活気ある持続可能な社会の構築」に対するチャレンジング・ハイリスクな研究開発に最長9年間、拠点あたり年間1億?10億程度の支援を行うプロジェクト「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)拠点」(以下COI)事業に、立命館大学が研究リーダーを務める「運動を生活カルチャー化する健康イノベーション」拠点が昇格しました。関西の私立大学では初の採択となります。
 COI事業は平成25年度に、190件の申請から、12のCOI拠点と14のトライアル拠点を選定しスタートし、トライアル拠点の中から可能性の高い拠点をCOI拠点に昇格させる方針が示されていました。同プロジェクトは本年度で終了します。
 「運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール」拠点は、立命館大学のほか、東洋紡(株)やオムロンヘルスケア(株)など8つの企業・研究機関と順天堂大学を中心としたサテライト拠点による連合チームで形成しています。同拠点では、少子高齢化の日本における「持続可能な社会実現モデル」の構築を目指し、世界に最先端モデルを発信します。
具体的にはスマートウェアテクノロジーによる肌着の開発を行い、運動の生活カルチャー化を実現させ、近接コミュニケーション・ツールとなる空間シェアリング技術開発につなげ、「スポーツ健康コミュニティ」を創造し、サテライト拠点とともに生活習慣病予防にも繋げていきます(※全体像はpdfの資料をご覧ください)。
 本学では、持続可能な社会の実現のために解決が急務である地球規模の課題に焦点を絞り、学内から公募した研究事業に対して集中的に自己資金を投入し発展させることを目的とした研究機構「R-GIRO(Ritsumeikan Innovation Research Organization)」を2008年度に発足させました。今回のCOI採択において、本学の政策的・組織的な取組みによる研究成果が、日本の革新的イノベーションとして評価されることとなりました。
■採択された研究拠点の概要
【新拠点名】
 「運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点」
【プロジェクトリーダー】 
 石丸園子・東洋紡(株)総合研究所コーポレート研究所快適性工学センター部長
【研究リーダー】 
 伊坂忠夫・立命館大学スポーツ健康科学部教授
【参画機関】 
 東洋紡(株)、立命館大学、オムロンヘルスケア(株)、パナソニック(株)、大和ハウス工業(株)、(株)東大阪スタジアム、近畿大学、滋賀医科大学
(サテライト拠点)順天堂大学 他数社               
■センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム公式
 http://www.jst.go.jp/coi/
■内容についてのお問い合わせ先
 立命館大学 リサーチオフィス(BKC) 担当:橋本 
 TEL.077-561-2802  FAX.077-561-2811