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2016/06/17 総合科学技術研究機構プロジェクト研究員の福谷充輝先生の研究が「SpringerPlus」に原著論文として掲載されました。


総合科学技術研究機構プロジェクト研究員である福谷充輝先生が、大学院生の御前純さん、伊坂忠夫教授と共同で研究を実施し、その成果が「SpringerPlus」に原著論文として掲載されました。この研究論文によって、ダイナミックな運動中の筋線維の長さ変化は必ずしも関節角度の変化とは一致せず、リラックスした状態から伸張性収縮 (関節角度から判断) を行うと、伸張性収縮局面の初期には筋線維が縮んでいるということが確認されました。この知見は、ランニングやジャンプのようなダイナミックな動作中における、力発揮メカニズムの解明に繋がる可能性があります。

 

Fukutani A, Misaki J, Isaka T. (2016). Influence of preactivation on fascicle behavior during eccentric contraction. SpringerPlus. 5:760. doi: 10.1186/s40064-016-2550-5.

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