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2016/12/20 東京医科大学教授の浜岡隆文先生をお招きし、「有疾患者の運動療法」に関する特別講義を実施しました。


 浜岡先生は、昨年度まで本学スポーツ健康科学部に所属されていましたが、現在は東京医科大学の健康増進スポーツ医学分野でご活躍されています。今回は、有疾患者の運動療法というテーマで学生にも理解しやすいように解説されていました。健康医療の問題は、学生には当事者意識が少なく、なかなか深く理解されづらい分野ですが、社会のニーズは高く、世界の誰しもが身をもって経験する社会貢献性の高い研究分野であるといえます。浜岡先生は、医師の立場から、研究者の立場から、またスポーツ愛好者の立場から、わかりやすく説明されていました。
 
 スポーツ健康科学部では健康運動指導士の資格を取得することができ、これまでにスポーツ施設や病院などでその資格を生かした職についています。その際に、最も困難な問題に直面するのが医学的知識と技術の少なさです。これは経験することで徐々に身についていきますが、あらかじめ学部の時にしっかりと学んでいると、医療現場においてもスムーズに職務をこなすことができます。今回は、運動負荷試験の目的、運動療法のガイドラインについて様々な疾患別に解説していただきました。学生の健康医療の分野への興味を引き出せるとても素晴らしい講義でした。
浜岡先生ありがとうございました。