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2017/05/08 本研究科博士課程後期課程3回生濱口佳奈子さんの研究が「BMC Geriatrics」に原著論文として掲載されました。

 スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生濱口佳奈子さんが同研究科教授真田樹義先生と共同で取り組まれた研究が、「BMC Geriatrics」に原著論文として掲載されました。

 この研究論文では、中高齢女性を対象に、1セット3回の低負荷パワートレーニングを18回、週2回断続的に実施し、身体への影響について検討しました。その結果、サルコペニアに分類される女性では、6週間という比較的短期間の介入によりサルコペニアの改善と転倒骨折リスクの低減が認められました。低筋量の女性では、わずか3回のスクワットでも効果が期待できる!?可能性を初めて明らかにしました。

Hamaguchi K, Kurihara T, Fujimoto M, Iemitsu M, Sato K, Hamaoka T, Sanada K. The effects of low-repetition and light-load power training on bone mineral density in postmenopausal women with sarcopenia: a pilot study. BMC Geriatrics, 2017 May 2;17(1):102.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28464798