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2013/11/15 滋賀県脊髄損傷者協会 前野奨氏、滋賀医療技術専門学校講師 安田孝志氏に講義、実技指導いただきました

11月15日(金)3限目に、スポーツ指導実習(ニュースポーツ)/永浜担当で以下のゲストスピーカーお二人をおよびしました。

前野奨氏(滋賀県脊髄損傷者協会)

安田孝志氏(滋賀医療技術専門学校講師)

安田氏には、理学療法士でもあり、教員でもあられる立場から、主に障がい部位による身体の動きの制限についてお話しいただきました。
前野氏には、車いすバスケットボールのルールと、クラス分け、ゲームと作戦などについてお話しいただきました。
また、お二人の異なる障がい部位による動きの違いを実際に見せていただきながらご説明いただきました。

45分程度の講義後、技術指導をしていただき、簡単なゲームを実施しました。
各チームに講師お一人ずつが加わり、ゲームをリードしてくださいました。
身体の動きに制限があるとは思えないお二人の動きに学生たちは誰もついていけず、ただただ目を見張っていました。

実際のお二人の障がいの程度の違い、その違いから生じる動きの制限の違い、ついていくことのできない動きを実際に見ることにより、単一的であった学生の「障がい」に対するイメージは、より具体的なものへと変化したと思います。

授業後、何人かの学生はお二人に質問をし、また試合観戦や練習参加希望の声も聞かれました。

これまでも、車いすバスケットボールを取り上げていますが、身体的な動きの制限があり、実際にプレーされている方にご指導いただくことの重要性を改めて感じた90分でした。









写真右:安田孝志氏


写真中央:前野奨氏