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2017/09/15 本学部博士課程後期課程4回生の和智道生さんの研究が「The Journal of Physical Therapy Science」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学部博士課程後期課程4回生の和智道生さんが同学部教授 伊坂忠夫先生、同学部助教 菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が、「The Journal of Physical Therapy Science」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、これまでに一般者を対象として、超音波法を用いて測定した体幹筋の筋厚が磁気共鳴画像法を用いて測定した筋断面積と強い相関関係を示すことを明らかにしてきましたが(Wachi et al. J Phys Ther Sc, 2017)、さらに野球競技選手を対象として、超音波法を用いて測定した体幹筋の筋厚が磁気共鳴画像法を用いて測定した筋断面積と高い相関関係が得られることを明らかにしました。これらの結果から、スポーツ競技者においても体幹筋サイズの評価に超音波法が有用であることが明らかとなりました。

 

Wachi M, Suga T, Higuchi T, Misaki J, Tsuchikane R, Tanaka D, Miyake Y, Kanazawa N, Isaka T. (2017). Applicability of ultrasonography for evaluating trunk muscles size in athletes; a study focused on baseball batters. J Phys Ther Sci, 29: 1534–1538.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28931982