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2017/11/22 京都女子大学名誉教授 中井 誠一先生に熱中症の歴史についてご講演いただきました。


 熱中症の定義、及び最近の傾向について講義していただきました。最近は上昇傾向にあるが、黒球乾湿球温度計が35度以上のときに熱中症警報を出す根拠についてお話いただきました。

 熱中症の場所は、産業職場、公園スポーツ施設で多く、2020年東京オリンピックの熱中症対策が懸念されることや、熱中症の歴史について、三浦の労働衛生史を中心に炭鉱での熱中症の発生の事実と水分補給の情報が戦前から言われていたことが判明したこと、熱中症発生の際には補水対策が必要であるとご講演いただきました。


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