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2013/12/21 シンポジウム「理系女子的 学び方、働き方、暮らし方」が開催されました

12月21日(土)、立命館大学朱雀キャンパスにおいて、シンポジウム「理系女子(リケジョ)的 学び方、働き方、暮らし方」が開催されました。
 冒頭の川口学長の挨拶では、これからの日本を牽引していくのは理系女子の力であり、立命館学園としても理系女子の育成を進めていきたい旨が語られました。
 続いて基調講演を行ったのは、パナソニック株式会社先端技術研究所グループマネジャーで工学博士の山田由佳氏。二酸化炭素をエネルギーに変えるという人工光合成の研究に携わっておられる山田氏からは、「できる」を「できた」に変える理系研究の感動が語られました。
 続いてのパネルディスカッションでは、4万人以上のデータをもとに機能性下着の開発に取り組む、株式会社ワコール人間科学研究所の坂里祭氏、ルーブル美術館の作品開発のためのマルチメディアコンテンツ開発に取り組む、大日本株式会社C&I事業部の亀井啓子氏、
電気自動車のバッテリー開発に取り組む、日産自動車株式会社EV技術開発本部の河田鮎華氏ら、本学OGが登場。
 コーディネーターは伊坂忠夫スポーツ健康科学部教授が務め、会場に集まった、女子中学・高校生・大学生、父母をはじめとする参加者を巧みに巻き込みながら、先輩理系女子の学生時代の学びや意識、現在の研究の魅力に迫りました。
参加者からは、「参加してよかった」と、「理系男子にも聞かせたい」いう声が多数寄せられ、研究を通して人類の未来に貢献する理系研究の醍醐味や、そこで活躍する理系女子の魅力ある姿が実感を持って伝わったようです。参加した若い女子生徒・学生たちがこの日のシンポジウムで得た感動が、彼女らの人生に、そして日本と人類の未来に生きてくることを期待します。

スポーツ健康科学部ブログ↓
http://www.ritsumei.jp/blog/spas/2013/12/post-1321.html


挨拶をする川口清史総長



パナソニック先端技術研究所
グループマネージャー 工学博士
山田由佳氏



コーディネーターのスポーツ健康科学部伊坂忠夫教授




(写真左から)山田由佳氏
株式会社ワコール 人間科学研究所開発二課 坂里祭氏
大日本印刷株式会社 C&I事業部SI本部 亀井啓子氏
日産自動車株式会社 EV技術開発本部 河田鮎華氏