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キャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナーⅡ」:ホテル・ホスピタリティ産業の仕事


去る201966日のキャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナーⅡ」において、本学部卒業生でもあるPUKANALAホテルマネージメント株式会社の片桐陽氏をお招きし、「ホテル・ホスピタリティ産業の仕事」というテーマでご講演いただきました。

片桐氏は、まず、卒業生らしく、後輩たちに語りかけるように、「一番前に座ると学生生活が変わります」というスライドを提示し、自分自身が充実した時間を送ることができたのは、全ての授業、参加するイベントやセミナーで必ず一番前の座席に座り、物事に向き合う姿勢を変える、それが自分を変える第一歩だったことを話されました。講義は、主にホテル旅館事業、事業再生、経営コンサルティング、キャリアといった4つのトピックから構成され、ホテル旅館事業に関しては、不動産の価値をどのように高めるのかという投資家の視点と収益性を高めるためのホテルのコンセプトや管理会計といったオペレーターからの視点が重要だと話されました。また事業再生や経営コンサルティングの是非を決めるのは、理論と実践をいかに摺り合わせることができるかが鍵を握ると話され、最後に、自らのキャリアについて話され、とりわけ、自分の幸せは、自分が決めるという自覚を持ち、できない自分と向き合いながら、様々な人と出逢い、経験や巡らせた思考を言語化することが重要であることを学生に伝えようとされました。

授業後は、片桐氏に加えて、片桐氏の同級生が集い、「世界でいちばん参考にならないキャリア論」というエクストラワークショップが開催されました。本学部の卒業生でデジタルマーケティングに携わる足立氏、アスレティックトレーナーとして宇宙飛行士やレーシングドライバーを支えようとしている平岡氏と林氏、そして経済学部を卒業後、築地で修行を積み、現在は、南フランスでシェフを務めている小川氏がワークショップに参戦してくれました。授業外にもかかわらず、50名近くの学生が集まり、足を運んだ学生は、先輩から様々な刺激をもらい、「やる気スイッチ」を押されたようでした。

(ニュース)20190626-1