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2021/4/27 本研究科博士課程後期課程2回生福山弘さんの研究が「バイオメカニクス研究」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生 福山弘さんが、本校スポーツ健康科学部 伊坂忠夫先生、栗原俊之先生、福谷充輝先生、佐藤隆彦先生と共同で取り組まれた研究が、「バイオメカニクス研究」に原著論文として掲載されました。

狭い支持基底面で踊るクラシックバレエダンサーにとって、姿勢制御能力は、パフォーマンスを評価するうえで重要な要素です。今回の研究では、1)姿勢制御能力と姿勢制御中の前足部の接地面積とが関連するか、2)足趾外転筋力が、接地面積と姿勢制御能力に貢献するかという仮説を検証しました。本研究では、片脚のドゥミ・ポアントにおける前足部の接地面積の広いジュニア期の女性クラシックバレエダンサーは、姿勢制御時間が長く、小趾外転筋力の強さは、前足部の接地面積の広さに貢献する可能性が示唆されました。

 

福山弘,栗原俊之,福谷充輝,佐藤隆彦,伊坂忠夫.(2021)ジュニア期の女性クラシックバレエダンサーのドゥミ・ポアントにおける姿勢制御能力と足趾筋力との関係.バイオメカニクス研究.25巻, p.1-7

Journal website:

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbse/25/0/25_2021_001/_article/-char/ja

(ニュース)20210430-1