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スポーツ栄養学:スポーツ現場における「スポ健卒管理栄養士」の活躍


 2021年6月24日木曜日の「スポーツ栄養学」の授業にて、本学部卒業生(2期生)で、現在、陸上競技女子100mハードル寺田明日香選手等、トップアスリートへ栄養サポートを行っている、管理栄養士の廣松千愛さんをゲストスピーカーとしてお迎えし「アスリートをサポートする管理栄養士になって〜過去・現在・未来〜」をテーマに講義をしていただきました。

 はじめに、ゼミの活動を通じて管理栄養士を知ったこと、また、スポ健の学びの中からスポーツ選手への栄養サポートの重要性を感じ、卒業後、他大学への編入を決めたこと等、ご自身の管理栄養士の資格を取得するまでのお話しと、スポーツの現場に限らず、様々な場面で活躍している管理栄養士の仕事についてご紹介していただきました。
 次に、廣松さんの管理栄養士としての活動について紹介していただきました。廣松さんはこれまで、プロ野球チーム、サッカーJ1のユースチームをはじめ、様々なアスリート、スポーツチームに対し栄養サポートを実施し、現在も、上記、寺田選手をはじめとする様々なトップアスリートの栄養サポートを行っています。各選手に対する、ウェイトコントロール、食事調査、個人面談、栄養指導などのサポートの実際についてお話をうかがいました。また、選手にとって、本番であり、故に色々な意味で「非日常」となる、試合前・中・後の栄養サポートについて、具体的な状況を掲げ、詳しく説明いただきました。
 最後に、これからの話として、スポーツ現場の管理栄養士に求められることを踏まえ、今後は、アスリートをサポートする管理栄養士が活躍する場を広めていきたいとの思いを語られました。受講者からは「廣松さんの仕事に対する姿勢は、栄養サポートのみならず、全ての仕事に共通することだと感じた」「スポ健の学びと強みを、自身の栄養サポートに最大限活かしている姿がカッコイイです」「スポーツ健康科学はこんな形でも表現されるということに感動した」等の感想が寄せられました。廣松千愛先輩、貴重なお話、本当にありがとうございました!

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