在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

スポーツに関する最新知見を社会に還元する学生トレーナー団体を立ち上げ

今朝丸 純也 さん / 3回生

小学生の頃からソフトボールや野球をしておりスポーツ全般が好きな私は、スポーツについて根幹から学び直したいと考え、立命館大学スポーツ健康科学部に入学しました。
人の動きのメカニズムに興味があったので、スポーツサイエンス分野を中心に「スポーツバイオメカニクス論」や「スポーツサイバネティクス論」などの授業で、人間がスポーツを行う際のメカニズムやその計測方法などを学んでいます。生理学の観点から人体組織の仕組みを学ぶ「スポーツ生理学」、生理学やトレーニング科学などの知見をもとに自分でエクササイズを考える「エクササイズプログラミング論」など、さまざまな視点から人の身体とスポーツについて学べます。ゼミナールでの研究テーマとして興味を持っているのは、趣味であるゴルフの練習法に関する課題の解決です。身体の構造や運動を力学的に研究し、ゴルフを楽しむ人の上達に有効な情報を提供できればと考えています。
スポーツ健康科学部での学びによって、好きな野球を見る時も、バイオメカニクス的な視点から選手の動きを観察したり、スポーツマネジメントの観点からスポンサー企業の関わりについて考察したりするようになりました。スポーツを「する」側ではもてなかった大きな視野と新たな視点を得られたと感じています。 学んだことを広く還元することで社会に貢献しようと、学部の友人たちと学生トレーナー団体「TOR」を立ち上げました。最新の知見を身近なテーマに落とし込んでわかりやすく紹介し、エビデンスに基づくトレーニング法を発信するなどの活動を行っています。前例のない団体なので、ゼロから活動を推進する主体性や思考力のスキルアップにも役立っています。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2021年12月時点の内容です。
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