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2017.03.22
2017年3月18日(土)RICOH Future House(神奈川県)において、第29回リコー杯アマチュア将棋団体日本選手権(以下、リコー杯)が行われました。
この大会は、社会人の日本一チームと学生の日本一チームが対戦し、アマチュア将棋の団体日本一を決めるもので、アメリカンフットボールの「ライスボウル」にあたります。立命館大学将棋研究会は、12月に行われた学生王座戦で優勝し、学生代表として2年ぶりのリコー杯出場を決めました。
リコー杯は、選手7名が一斉に対局し、計7局の勝ち数で勝負が決まります。1局の重さが重く、緊張感のある大会です。会場では、プロ棋士によるライブ解説会もあり、多くの将棋ファンが見守る中での対局となりました。
大会は、大将の長森優作さん(産業社会学部2回生)がまず一勝を挙げ、チームを勢い付けます。序盤、優勢に見えた立命館大学将棋研究会ですが、再三にわたる攻めをうまくかわされ、膠着状態に。その後、双方が持ち時間いっぱいに使った接戦となりましたが、最後は2-5でリコーの勝利となりました。
主将を務めた阿部俊貴さん(理工学部3回生)は、「強敵でしたが、勝つチャンスはありました。ただ、『終盤力』で差が出た一局が多かったと思います。自分たちの弱点がよくわかった大会になったので、メンバーが変わっても、しっかり引き継いで克服したい。一年間一緒に戦ってくれたメンバー、サポーター、支えてくれたみなさんに感謝したい」と語りました。
第27回大会では5-2で社会人代表を倒し日本一となった立命館大学将棋研究会ですが、悔しくも今回は逆の結果に。今大会の反省点を生かし、新チームでの雪辱を誓いました。