産業社会学会 東日本大震災 連続フォーラム第1弾

Posted on 2012.02.07

2月1日(水)産業社会学会主催による東日本大震災連続
フォーラム第1弾が以学館5号教室にて開催されました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から1年が経とうと
しています。この震災は、東日本に甚大な被害をもたらした
だけでなく、日本社会全体にとってもその根幹をなす
社会的諸構造に根本から見直しを迫る未曾有の大災害でした。
私たちはこの1年を通して震災にどうアプローチしてきたのか
、また何を学びうるのか。このフォーラムは、この間に
産社の学生、院生、教員が3.11に関連して行ってきた活動や
研究、そしてその「気づき」を共有し、3.11以後の日本社会
および私たちのあり方について「産社」らしいかたちで考え
あうことを目的としています。

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フォーラムでは、まず「企画研究」2クラスによる
東日本大震災に関連した諸活動や調査研究に関しての報告が
行われました。
2クラスは、違った視点で「震災」を捉え、私たちが震災から
学ぶべきことや、私たちにできることが様々な角度から明らか
になったように思います。

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また、教員や院生による被災地調査の研究報告、ボランティア
活動報告等も行われ、被災地復興に少しでも貢献したい、
被災地支援のあり方を考え、被災状況下で地域コミュニティは
いかに力を発揮しうるのか、思考の糸口を得ようという強い
思いが伝わりました。

震災が見せた「日本社会」の姿をひとりひとりが重く受け止め
、復興支援に何か少しでも関わることができれば・・・
と思います。
このフォーラムは、4月にも第2弾を開催予定です。


※企画研究とは・・・
1年間、小集団で特定のテーマについて取り組む授業で、
テーマはそれぞれの教員の専門分野によって異なります。
授業の進め方も文献購読や諸調査、フィールドワークや
制作作業など、クラスによってさまざまです。
1つのクラスに複数の回生が集まり、回生を跨いで相互に
学び合うことができます。

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