スポーツ社会専攻キャリアイメージ形成企画講演会「スポーツと働く人たちに聞く 第1回 プロスポーツチーム運営の現場から」

Posted on 2015.02.23

スポーツ社会専攻では、学生のみなさんに、入学後できるだけ早い
段階で卒業後の進路について考え、4年間の学びを設計してもらう
ために、例年、1回生を対象にキャリアイメージの形成に役立つ企
画を開催しています。
今年度の第1回となる企画として、2014年10月30日(木)以学館2号
ホールにてスポーツ社会専攻キャリアイメージ形成企画講演会を実
施しました。講演会は、2015-2016シーズンよりプロバスケットボ
ールリーグであるbjリーグへの参加が決定したばかりの「アストラ
イズ長崎」を運営する、長崎スポーツタウンマネジメント株式会社
から、代表取締役の桃原祥文氏、広報マネージャーの両角聖人氏を
お招きして行われました。両角氏は、2010年度産業社会学部スポー
ツ社会専攻の卒業生です。

まず、講演会の冒頭では、初公開となるチーム紹介の映像なども交
えながら、チームの紹介が行われました。これに続き、桃原氏より、
ご自身が球団運営に関わる以前にスポーツを通じたまちづくりに関
する取組について、本学産業社会学部との連携内容も含めてご紹介
頂くとともに、アストライズ長崎のプロジェクトも、プロスポーツ
チームとして、ただ勝つことではなく、このチームを通じたまちづ
くりを目的としており、その実現のためには、チームとともに地域
の課題解決に取り組む大学生の力が大きいことのお話があり、学生
のみなさんへの期待が語られました。

続いて、両角氏からは、卒業後商社に勤める中で、自らの働く意味
や生きる意味について見つめなおし、現在の仕事へと転職する経緯
やその中で考えたこと、感じたことをお話しされました。その中で、
人との出会いが自分にとっての転機を作ったことから、参加した学
生のみなさんに対して、人との出会いを大切にすること、そして夢
を持ち、挑戦することの大切さを語って頂きました。

プロスポーツチームの立ち上げ段階で、そのチームのプロジェクト
についてお聞きする機会は非常に貴重で、しかもそれに自分たちの
先輩が関わっているということで、参加した学生のみなさんは興味
深く聞き入っているようで、講演終了後も多くの質問が学生から寄
せられ、時間内には答えきれないほどでした。


文責:スポーツ社会専攻 漆原良 准教授

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