ドキュメンタリー観賞会 ~スポーツ社会専攻~

Posted on 2011.07.11

スポーツ社会専攻の基礎演習4クラスは、6月23日(木)
サブゼミの時間を活用し、前回5月に行なった立命館大学
国際平和ミュージアム共同見学会に続く合同企画である
「ドキュメンタリー観賞会」を以学館1号ホールで実施しました。

 

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今回、観賞会で取り上げられた作品は「市民の20世紀」
(BBC,WGBH共同制作、NHKビデオ高まるスポーツ熱~SPORTING FEVER~)
という作品です。この作品は、政治・経済・技術など
あらゆるものが大きな変化の時を迎え、一般市民の生活を
一変させた「20世紀」という時代に焦点を当て、当時の歴史的な
出来事を実際にそこに生きてきた目撃者の証言と生々しい映像で
追いながら、普通の人々が果たした役割の一つ一つに焦点を当てて
激動の20世紀を総括する、力強く感動的なドキュメンタリー作品です。
また、20世紀という歴史を形成する主体であった一般民衆にも
スポットが当てられた内容でありました。

 

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観賞の前には市井先生よりドキュメンタリーの内容や時代背景、
当時のスポーツ情勢についての説明がなされ、生徒たちは普段の
生活ではなかなか見ることのできない50分程のドキュメンタリーを
食い入るように観賞していました。

 

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ドキュメンタリー観賞会を終えてスポーツ社会専攻1回生の
池田達哉さんは、「ビデオを通じて20世紀においてスポーツが
発展していく様子を見てきたが、スポーツは当初援助のないただの
遊びのような存在といっても過言ではないと感じた。
しかし、戦争をきっかけにスポーツの存在感が強くなっていったと
いうことに驚きを感じたのと同時に、そのようにスポーツが変化
していくことには莫大なお金と考え方の変化が必要だったことが分かった。
現在のスポーツが人々に勇気を与えるものとなった過程には様々な困難や
苦難を乗り越えてきた歴史があったということを改めて実感できた。」
と感想を語ったように、今回の観賞会は今後の学習の面においても
学生たちに大きな影響を与えたといえます。
スポーツ社会専攻では後期にも、スポーツを軸に据えたキャリア形成に
関する講演会やアフリカの身体表現文化に関する講演や体験会を企画
しています。

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