プロフェッショナルに学ぶ

スポーツ報道の舞台裏

―2016年ブラジル・リオデジャネイロ夏季オリンピック・パラリンピック大会を題材に
(読売スポーツ社会学講座)

中西純司(本学担当教員)

科目の概要

2016年度の講師・講義テーマ

(隔年開講科目/2016年度開講予定)

授業日 講師 テーマ
9月26日 中西純司 教授 本講義の目的、各講義の概説(相互の関連性)、評価方法など
オリンピック講義Ⅰ:「権利ビジネス」としてのメガ・スポーツイベント-オリンピック・ビジネスとオリンピック・レガシー-
10月3日 読売新聞運動部 平野和彦 記者
リオ・オリンピック取材の舞台裏(1)
「リオ・オリンピック取材の全体的なポイント」
10月10日 読売新聞運動部 平野和彦 記者
リオ・オリンピック取材の舞台裏(2)
「ブラジル・スポーツ省とオリンピック開催」
10月17日 読売新聞写真部 金沢修 記者
リオ・オリンピック取材の舞台裏(3)
「女性アスリートの活躍」
10月24日 報知新聞 田村龍一 記者
リオ・オリンピック取材の舞台裏(4)
「前評判と筋書きのないドラマ性」
10月31日 報知新聞 伊井亮一 記者
リオ・オリンピック取材の舞台裏(5)
「パラリンピック大会の感動場面」
11月7日 読売テレビ 高柳康 ディレクター
リオ・オリンピック取材の舞台裏(6)
「オリンピック放送の醍醐味」
11月14日 読売新聞スポーツ事業部
古賀創一 氏
報道機関におけるスポーツ事業部の役割
「市民スポーツイベント『大阪マラソン』へのかかわり方」
11月21日 特別ゲスト講師(調整中)
オリンピック選手が考える「スポーツ・インテグリティ」
11月28日 特別ゲスト講師(調整中)
パラリンピックを盛り上げよう“Road to Rio”
12月5日 特別ゲスト講師(調整中)
「オリンピズム」とオリンピック・パラリンピックの将来像
12月12日 松島剛史 准教授
オリンピック講義Ⅱ:ラグビーとグローバリゼーション-7人制ラグビー競技の歴史と国際的発展を考える-
12月19日 権学俊 教授 オリンピック講義Ⅲ:スポーツとナショナリズム-オリンピックはナショナリズムを超えることができるか?-
12月26日 特別ゲスト講師(調整中)
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の将来展望
1月16日 中西純司 教授 講義全体のまとめ:「平和の祭典」としてのオリンピックの再考,最終レポート課題の説明

授業の特徴

本講義においては,マスメディアの領域で活躍している記者,トッププレーヤーおよび指導者,そして学部の専任教員とのコラボレーションを通じて,主にスポーツの分野で生起している社会問題を解決していくための視座の涵養を目的とします。具体的には,読売新聞,読売テレビと連携し,2016年度はリオデジャネイロ夏季オリンピック・パラリンピック大会を題材に,競技やゲームに内在する事柄(技術,戦術など)に加えて,メディア資本ならびに国際オリンピック委員会(IOC)との関係,オリンピック・パラリンピックの開催がブラジルにもたらす社会・経済的インパクトやオリンピック・レガシー(遺産)の検討・評価,開催地ブラジルをはじめとした南アメリカにおけるスポーツ事情,現代におけるスポーツ価値などを授業の対象とします。




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