卒業生の声

Voice of Alumni -卒業生の声


藤田 遼 さん(2011年3月卒業/現代社会学科スポーツ社会専攻)

株式会社日立ソリューションズ
営業統括本部銀行営業本部

多面的な視点、多様な考え方を養えるのが、おもしろい
物事を多面的に見つめる視点や考え方を養ったスポーツ社会専攻

高校時代は野球部のマネージャーをしていました。大学でもスポーツに携わりたいとの思いから、最初はスポーツ理学を勉強できる理学系学部への進学を考えていました。しかし、立命館大学産業社会学部に「スポーツを文化として捉える」という新しい観点でスポーツを学ぶスポーツ社会専攻が開設されると知り、志望が一変しました。

スポーツ社会専攻の学びのおもしろいところは、同じ「スポーツ」というテーマでも、学問領域やアプローチ方法によって見方や考え方が多種多様にあることです。さまざまな科目を通して、物事を多面的に見つめる視点や考え方を養うことができました。
また授業では、社会の具体的な問題に対する一般的な考え方や解釈法を学ぶだけでなく、「どうやって解決するか」を考えることが求められます。そうして授業で得た知識と自ら培った思考のプロセスを総動員し、まとめるのが卒業論文です。4年間の学びを通じて、ただ情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考え、解決策を導き出そうとする姿勢を身につけたことは、社会に出た今も糧になっています。

就職活動を通じて自分を見つめ直す時間が成長につながった

3回生の後半には、学業と並行して就職活動が本格化します。私はどんな仕事であれ、経験してみたいと素直に思っていたので、業界を絞らず、さまざまな会社にアプローチしました。大切にしていたのは、「ここで働きたい」と思える企業以外は受けないこと、そして素直な自分を見せ、内定をいただいた企業には適性があると信じることの二つでした。採用試験では、落とされることもたくさんあります。でも自分を偽らずに出して採用されないのであれば、その企業とは合わなかったと納得できるので、自信を喪失せずにすみました。

辛かったのは、むしろ素直な自分を見つめ直す自己分析でした。思い出したくもない恥ずかしい経験や自分の至らないところと向き合ううちに、自分のことが嫌いになってしまうこともありました。けれど大切なのは、そこから逃げず、自分を客観的に見つめられるようになることです。自分自身の長所と短所を知り、相手にきちんと伝えられるようになる中で、精神的にも一回り成長することができました。

議論を通して思考を鍛える経験が今の仕事に生きている

現在は、金融機関向けに「アカウント営業」を担当しています。スムーズにプロジェクトを進め、お客様と当社の両方が満足を得られるようお客様と当社の間に立って調整するのが私の役割です。
学生時代の学びや経験の中で今、役に立っていることはたくさんありますが、特に力になっているのは、自分の考えをはっきり述べるトレーニングを積んだことです。産業社会学部では、発表したり、議論したりする機会がたくさんあります。授業だけでなく、学生団体の活動などの課外活動でも、いろいろな話題について仲間たちと真剣に語り合ったものでした。自分一人の考えは、時に間違っていたり、矛盾していることもあります。けれど恐れずに口に出して話し、さまざまな考えを持った人と語り合う中で、未熟だった考えが次第に磨かれていきます。だからこそ一人より、組織の方がきっと良いものができる。そう実感したことが今、組織の中で仕事をする上でも役立っています。

受験生の皆さんには、産業社会学部でよく学び、よく遊んでほしい。その中できっと自分自身を成長させることができるはずです。

  • Prev
  • Index
  • Next


産業社会学部のおすすめコンテンツ