卒業生の声

Voice of Alumni -卒業生の声


藤本 美紗子 さん(2009年3月卒業/産業社会学科情報メディア学系)

伊藤忠商事株式会社
水産部

座学にとどまらない経験が財産に
多様な学びを得た学生時代

学問に対する選択肢が幅広く設けられていることや、学部の持つ自由な雰囲気への憧れが、私が産業社会学部を志望した主な理由です。学生生活において、学業はもちろん、さまざまな課外活動に挑戦したいと考えていた私にとって、まさに思い描いた通りの学部でした。
履修科目の中でも特に興味深かったのは、「メディア・リテラシー論」です。私たちの暮らしはさまざまなメディアに囲まれています。この科目を通じて、各メディアから発信されるメッセージやプロパガンダをどのように捉え、読み解くかを学んだことは、今日、生活する上でも大きな指針となっています。

産業社会学部には、教室で講義を受けるだけでなく、自ら体験することで学びを深める機会もたくさんあります。2回生の夏には、学部のプログラムで、企業で職場体験を得るインターンシップに参加し、営業職について勉強しました。実際に仕事をしている社員の方々からたくさんのことを教えていただいた2週間は、自分自身はどう働きたいか、将来何がしたいのかを真剣に考える良い機会になったと思います。どんなことでも相談できる社会人の先輩が身近にできたこと、またお手本にできる素敵な方々と出会えたことが、何よりもの収穫でした。

また、大学に入って興味を持ったのが、スペイン語です。副専攻でスペイン語の講義を週に2~3コマ受講するだけでは飽き足らず、3回生の終りから大学を休学し、1年間の南米遊学も経験しました。海外で1から生活をつくり上げる喜び、大変さ…たくさんのことを学びました。

副専攻とは、外国語教育で形成された学力を、一定のまとまりを持った科目群によって構成される「コース」で、継続的に学修するための制度です。

日本に軸を置きながら海外で活躍できる人になりたい

スペイン語を学び、チリに遊学している間に、漠然と「日本に軸を置きながら海外で活躍できる人になりたい」と感じるようになりました。南米遊学から帰国後、就職活動において私が関心を持ったのは、海外で活躍できそうな商社や海運会社でした。数ある企業の中でも伊藤忠商事株式会社は、女性を積極的に登用していると知り、「伊藤忠商事でならいろいろなことに挑戦できそう」と期待が膨らみました。

就職活動中、戸惑ったのは、「情報量が多すぎる」ことです。学生に向けて発信される膨大な情報の中から、自分にとって本当に必要で、有意義な情報を見つけ出すのはとても大変でしたが、大切な作業だったと感じています。インターネットをはじめ、さまざまなメディアに情報があふれている現代だからこそ、情報に流されず、必要なものを選択していく力を養うことが大切だと痛感しました。

社会人になってからも役立っている、学生時代に学んだこと

伊藤忠商事では水産部に配属され、ツナ缶などの原料となるカツオやマグロのトレードに携わってきました。
社会人になっても、学ぶことは尽きません。自ら課題を見つけ、自主的に学ぶ姿勢を学生時代に身につけたからこそ、仕事でも成長し続けられるのだと思います。また仕事では、時には社内や海外の顧客を相手にはっきり意見を言うことも求められます。そんな時、産業社会学部の講義などで議論を交わす経験を積んだことも、役立っていると感じます。結婚、出産を経て、現在は育児休暇中ですが、また職場に復帰し、これからも働き続けるつもりです。

大学時代にさまざまな経験を積み、感性を磨き、知識にとどまらない多様な学びを得ることが、社会に出てから財産になります。自由に、前向きに学び、明るい未来を創る基盤を産業社会学部で築いてください。

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