卒業生の声

Voice of Alumni -卒業生の声


山本 紗矢佳 さん(2008年3月卒業/産業社会学科情報メディア学系 国際社会プログラム)

株式会社髙島屋
販売第2部(婦人服)主任

学んだ分だけ視野も、考え方も、広くなっていく
文化、メディア、社会などから現代社会を多角的に捉える視点を養った

社会とつながりを感じながら学び、視野を広げたいと考えていた私にとって、産業社会学部は、文化、エンタテインメント、メディアなど現代社会の多様な側面を学べるところが魅力でした。さらにグローバルな視野も広げたいと思い、国際インスティテュートを選択しました。

産業社会学部の学びのおもしろいところは、「文化」や「メディア」、「社会」といった一見別々の分野の科目が密接に関連しているところです。「文化」に関わる授業で学んだ知識が、「メディア」について考えるのに役立つなど、学んだ分だけ視点が増え、ものごとを多角的に捉えられるようになりました。

また以前からファッションに興味を持ち、将来はファッションに携わる仕事に就きたいと考えていたことから、アパレル販売のアルバイトをしつつ、ファッションビジネスの本場アメリカ・ニューヨークへの短期留学も経験しました。留学を通じてファッションビジネスという一面を見るだけでなく、ファッションを文化として、メディアとして、あるいは価値観の表現の一つとして捉えることができたのは、授業で多様な視点を身につけたからこそだと思います。正課での学びを結びつけることで、ファッションに対する見方は格段に広がりました。

国際インスティテュートは現在募集を停止しています。現在は、産業社会学部独自の国際的学びのための履修モデル(グローバル・フォーカス)を展開しています。

ファッションの魅力や価値を伝え、多くの人の人生を豊かにしたい

留学したニューヨークで胸を打たれたのは、ファッションが日本に比べてずっと重要なビジネスとして認識されており、携わっている人の意識も地位も高いこと、何より人々の生活に自然に溶け込んでいることでした。それを目の当たりにしたことで、「ファッション好きの人のため」だけではなく、「より多くの人にファッションの魅力や価値を伝え、人生を豊かにしたい」と考えるようになりました。ファッションに限らず、多様なモノを扱える、また歴史と伝統を礎に新しいものや影響力のあるものを生み出せるなど多くの可能性を感じて、株式会社髙島屋を就職先に選びました。「いつも、人から」と経営理念に掲げているように、すべてのひとを大切にする姿勢にも共感しました。

就職活動は、何をしたいのか、何ができるのかと自問自答する機会です。自分と向き合うことには苦しさもあるけれど、それ以上に思いがけない自分を発見する楽しさがありました。興味のある企業を訪ねて先輩に話を聞いたり、インターンシップに参加して、さまざまな人の働き方や考え方に触れたことは、就職にとどまらず、これからの人生にとって価値あるものだったと思います。また自分の考えをとことん深めることや人と相対してコミュニケーションを取る姿勢が身についたことは、仕事にも生きています。

学んだことが、新しい価値を提示し、文化を創る仕事のベースに

現在は、百貨店の婦人服部門の一つで販売と売場運営を担っています。担当する売場には30近くのブランドが名を連ね、200名ものショップスタッフが働いています。お客様に対して最上のおもてなし力と販売力を発揮できるよう、サポート体制やオペレーション体制の構築、サービス力の向上、品ぞろえの充実など、売場づくりに力を注いでいます。

また、イベントスペースの展開計画・運営も担当しています。上司と一緒にリサーチして新しいブランドを発掘したり、当店でしか扱えない独自性のある商品を開発したり、イベントや期間限定ショップなどを企画・実施することを通じて、お客様に「新しい発見」を提供することが、喜びです。

より良いモノやサービスを提供することで新しい価値観を提示する。その積み重ねがいつか文化を創ることにつながっていく。そう考えると大きなやりがいを感じます。そのためには、現代社会を捉える多角的な視点や、文化・情報に対する知識が不可欠です。産業社会学部で学んだそうした知識は今もベースとして役立っています。

国際インスティテュートの講義やニューヨーク留学で学んだ、文化や考えを尊重し合い、共存・共生する大切さを実感として理解する機会もありました。当社は海外にも店舗を展開しています。シンガポールの店舗で2週間研修を受けた時のこと。多様な宗教や人種・言語を尊重し合い、共存する現場を目の当たりにし、その難しさと可能性を感じました。
産業社会学部には、多様な考えや人に触れ、新しい価値を創造する方法などを多様に学べる環境があります。ぜひ産業社会学部で、自分らしく学びを深めてください。

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