論文
ベルリン:歴史修復装置としての都市空間 東 自由里
リム ボン
ジェイ・クラパーキ
『恩』の構造―契約における非契約的要素の問題― 佐藤 嘉一
放送における聴覚障害者の情報環境
―独立メディア「目で聴くテレビ」を中心に―
加藤 一志
津田 正夫
民俗芸能の保存と後継者育成問題
―京都市内における『六斎念仏』の保存活動を事例に―
相原 進
台湾におけるポストコロニアル研究の現状と課題の一考察
―陳芳明によるポストコロニアル研究の展開―
張 原銘
地方自治体における温暖化対策の現状と課題
―近畿地方の市町村に対するアンケート調査に基づいて―
平岡 俊一
初期マルクスにおける市民社会論の出発点
―「真の民主制」論をめぐって―
藤田 悟
研究ノート
グラムシにおける「ホモ・ファーベル」問題に関する覚書 松田 博
中国のことばと文化・社会(二) 文 楚雄
現代日本社会論の試み(上)―社会学による構成― 飯田 哲也
調査報告
支援費制度施行状況及び利用結果に関する調査報告 趙 没名
資料紹介
米国連邦取引委員会による環境表示規制 竹濱 朝美
覚書
日本の戦後史・断想(下)―『昭和天皇』『敗北を抱きしめて』
『歴史としての戦後日本』を読了して―
松葉 正文
学位論文要旨および審査要旨
桝本 妙子「『健康』をめぐる社会学的研究−保健師の『地区活動』の発展を求めて」
黒川 章子「イギリス赤十字社・ボランタリー救護部隊の研究−イギリスにおけるボランタリズムの伝統と女性の戦時ボランタリー活動」
藤田 博文「ミシェル・フーコーの権力論−『戦術』と『戦略』概念を中心に」
観行 智信「『文化装置』としてのスポーツ・イベント−1950年代までの国民体育大会に関して」
西田 心平「寄せ場の臨床社会学的研究―『釜ヶ崎』における野宿者の日常的実践」
千守 隆夫「希望と限界,そしてポピュリズム―C.ラッシュにおけるラディカリズム再生の戦略」